これから楽しいイベントが満載な夏がやってきますね。そんな夏はきっと楽しい思い出と同時に残ってしまうものがあります。それは、たくさんの日差しを浴びたことで老けを感じること。鏡を見て、「夏を迎える前より老けたな…」なんて悲しい想いはしたくないですよね。

今回の記事では、事前に知識を得ることで「夏老け肌」にならないために何が出来るのか対策方法を中心にお話していきたいと思います。

日差しを浴びると、どうして老けて見えるようになるの？

日差しに含まれる種類は3種類存在する！

日差しを浴びると、同時に紫外線も浴びることになります。紫外線は、UV-AとUV-B、UV-Cという3種類に分けることが出来ます。UV-Cは地上に届かない波長になりますので、ここではUV-AとUV-Bについてお話したいと思います。

この図をみると、UV-AとUV-Bで肌に対しての行き届く深さの違いにお気づきになるかと思います。それぞれ波長の長さが異なります。

一般的に肌に紫外線が到達したことで赤くさせたり、肌の色の変化を感じさせるのはUV-Bです。UV-Bはエネルギーが強い波長になりますので、浴び続けるとシミの原因になってしまうことがあります。

一方UV-Aはどんな波長なのかというと、UV‐Bと比べると急には変化を感じにくい波長です。ただ、UV-AはUV-Bよりも肌の奥深くまで到達する波長なので、長い時間をかけて肌に蓄積をして、忘れたころにシミやしわとして影響を及ぼしてしまうのです。

簡単に表現すると、すぐに肌に影響を及ぼすUV-Bと長い時間をかけて肌に影響を及ぼすUV-A。どちらか一方を防げばいいというわけではなく、どちらからも肌を守るような対策をすることが非常に重要となってきます。

日焼けをすると老けるのは、紫外線による「乾燥」と「肌荒れ」

紫外線を浴び続けると、紫外線が直接的に日焼けをして影響を及ぼすことと合わせて、肌がいつもよりも乾燥してしまったり荒れやすいと感じてしまうことがありませんか？その理由は、紫外線を浴びることで元々肌に備わっていたバリア機能のバランスが崩れてしまうために、乾燥や肌荒れなどの肌トラブルを抱えてしまいやすい環境を作り出してしまっていたからなんです。

紫外線が強くなる時期は、浴びてしまって後悔する前に対策をしっかりしておくことが大切といえるでしょう。

「夏老け肌」にならないために、今からできること！

夏の終わりに老けを感じて、後悔してしまうのはとても悲しいことですよね。そんな思いをしなくて済むように、夏のピークを迎える前に今からできることをお話したいと思います。

日焼け止めは必須！「こまめな塗り直し」と「塗り忘れを防ぐ」

何といっても、紫外線から肌を守るために直接塗る日焼け止めがとても大切になってきます。日焼け止めを塗らずに外に長時間いると、それだけで紫外線を浴びて肌に負担がかかります。

外で過ごすと室内にいるよりも汗をかいたり、水を浴びる機会が多く、日焼け止めが流れてしまいやすいことがあります。外出先まで日焼け止めを持ち歩くことを習慣にして、日焼け止めを一日中肌に留めることが出来るように、こまめな塗り直しがとても重要になってきます。これが出来るか出来ないかで、肌への影響が変わってくるのです。

あと、体の中で日焼け止めをついつい塗り忘れてしまう箇所が出てきます。例えば塗るのに夢中になって、塗っていた手の甲を反対の手を使って塗るのを忘れてしまったり、首元が空いている服や丈の短い服を着ているのにその露出される部分を塗り忘れてしまったり。

あとは、自分の目で直接見ることが出来ない耳の後ろや首の付け根など。そういうところがうっかり日焼けしてしまったら悲しい気持ちになると思いますので、しっかり日焼け止めを塗りたいですよね。

サングラスや日傘など、紫外線から肌を守るグッズの活用をする

日焼け止めが肌にしっかり塗れたら、UV対策が出来るグッズも併用していきたいところですね。頭のてっぺんからつま先まで全面的に覆うことが出来る日傘は、紫外線から肌を守るには最適のグッズです。

それと日焼け止めを直接塗ることが出来ない目。実は目も紫外線の影響を受けやすく、たくさん日差しを浴びることで老化を招いてしまう原因に。そこでそれを食い止めることが出来るのがサングラスというわけです。サングラスを見てみると、紫外線透過率が数字で書かれています。紫外線透過率が低ければ低いほど、紫外線をカットしてくれるサングラスということが分かります。

また同じように目元を守るグッズとしては、つばの広い帽子なども目元に影を与えることが出来るのでおすすめです。

日差しを浴びた後の肌の保湿がとても大切！

スキンケアは毎日心掛けていらっしゃる方も多いと思います。それと並行してボディケアもされていますでしょうか。日差しを浴びてお疲れ状態の体も、顔の保湿と一緒のタイミングで出来るのがベストです。湯上りの状態の肌に、たっぷりのボディクリームなどの保湿剤を塗ってあげましょう。

日差しを浴びた肌にうるおいを与えてあげることにより、水分をたっぷり含んだ健やかな肌に近づくことが出来ます。

紫外線から肌を守って、夏老け知らずの肌に近づきましょう！

夏老け肌にならないために意識するかしないかで、夏の終わりの肌も変わってくると思います。毎日コツコツと意識のある行動をして、イキイキとした肌に近づけたらいいですよね。