「優しい人」をはき違えていませんか?愛されたいなら学ぶべき“優しい”の定義
「優しい人」になりたい。そう願うことは、素敵なことです。しかし“優しい”をはき違えると、思わぬ悩みが増えるのも事実…。
愛されたいなら、優しいの定義を学びませんか?甘いだけではない、真の優しさを手に入れましょう。
- 2018-05-24
- 奥平 望
優しい人になりたい…
優しい人になるためには、何が必要なのでしょうか?我慢すること?相手に合わせること?それとも、嫌な仕事を引き受けることでしょうか?
好きな男性のタイプに「優しい人」を挙げる女性が多いように、優しい人はどこに行っても愛されます。それは、その人が持つ、甘いだけではない真の優しさに魅かれるためなのです。
優しさの定義をはき違えると、思わぬ悩みが増えることもあります。その悩みは、やがてあなたの心を蝕み、ボロボロにしてしまうことでしょう。愛されたいと願うのなら、まず初めに優しさの定義を学びませんか?
人を見下さない
優しい人は、人を馬鹿にしたり、見下したりすることはありません。自分の中で勝手に優劣をつけて満足しているうちは、優しくなれることはないのです。
「イジっているだけ」といって、相手を見下した発言をしている人を見たことはありませんか?その人は、誰もよい思いをしていないことや、ちっとも楽しくない時間を過ごしていることに気が付いていないのでしょう。それは、他人に優しくないと思われるだけでなく、自身にも優しくしていないのと同じことなのです。
人を馬鹿にしたり、見下したりしているうちは、誰かに愛されるということはありません。だって、自身が誰のことも愛していないのだから。優しい人への第一歩は、相手のよいところを見つけることなのです。
人によって態度を変えない
優しい人は、人によって態度を変えることがありません。誰にも同じように、優しい接し方ができるのです。
例えば、女性には優しいけれど男性には冷たい人、役職のある人には媚を売るけれど後輩にはキツい言葉を投げる人…。冷静に周りを見ると、このように人によって態度を変える人は意外と多く見られるはずです。
もちろん、好きな人にはとびきりの優しさを見せましょう。しかし、それはきっと計算ではなく、あなたの心が自然にそうしているだけのこと。計算高い“優しさのようなモノ”は、優しさとはまったく関係のないものなのです。
相手のよくないところを注意できる
人のよくないところを注意できるのは、真剣に相手のことを考えているからです。優しい人は、ただ甘いだけではないのです。
共感できない話に相槌を打ったり、嫌な思いをしてまで我慢したりするのは、優しさとは言えません。もしそれを優しさだとはき違えているのなら、今すぐ見直す必要があります。
相手のことを思っての注意は、相手を傷つけることはありません。優しいフリは、やめませんか?
人の気持ちに寄り添える
優しい人は、人の気持ちに寄り添うことができます。きっと、あなたの寂しい思いや悲しい気持ちも、半分引き受けてくれるでしょう。
人の気持ちに寄り添うというのは、同情したり、むやみに慰めたりすることではありません。アドバイスしたり、頑張れと声をかけることでもないでしょう。
もし、誰かの気持ちに寄り添うという意味が理解できないなら、あなたの近くにいる犬の姿を見てみて。人の言葉を話さない犬は、誰かが辛い思いをしているとき、ただじっと温かな体と心で寄り添ってくれるのです。
優しいフリをやめて、優しい人になりませんか?
愛されたいなら学ぶべき、優しさの定義をお届けしました。優しさをはき違えていた方は、もう我慢する必要はないのです。
優しいフリや、優しさのようなモノは優しさと似て非なるものです。そのようなものを振りかざしている人は、きっとどこかでボロが出るはずです。失恋後や、あなたが落ち込んでいるときに優しくしてくれる人には要注意!それが優しさかどうか判断できないときは、むやみに近付かないことが賢明でしょう。
優しい人になりたい。そう願うあなたには、きっと何かしらの理由があるはずです。それはもしかしたら、過去に経験した辛い出来事なのかもしれません。私たちは、そんな風に辛い経験を経て、自分に優しくしてあげることを学ぶのかもしれません。そして、それが人にも優しくできるきっかけになるのだとしたら、過去の経験も無駄ではないと思えるのではないでしょうか?
優しいフリをする自分を捨てて、優しい人になりませんか?
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東京にてタレント活動後、4歳から続けるダンスをベースにさまざまなショーに出演。 甘いものと、愛犬くるるをこよなく愛する26歳。過去に10kgのダイエット経験あり。 Twitter:https://mobile.twitter.com/NozomiOkudaira