サプリメントの賢い使い方。基本の食事は抜かずに、うまくプラスしよう
忙しい時やもっときれいになりたい時に、サプリメントに頼るのはとっても良いことです。とはいえ、サプリメントを食事と勘違いして、サプリメントに頼り切るのはノー!栄養素や特別な成分をギュッと凝縮した存在であるサプリメントは、食事の代わりになるものでも薬の代わりになるものでもありません。サプリメントと賢く付き合って、うまく生活にプラスしていきましょう。
- 2018-05-14
- はるの
サプリメントはあくまで補助食品
まずはサプリメントの位置づけを明確にしましょう。時折サプリメントを食事や薬のように思っている人もいますが、サプリメントはあくまでも健康補助食品で、食事でも薬でもないことを覚えておいてください。サプリメントを飲んでいることで食事を抜くことは基本的にNGです。
置き換えダイエットに使用されるサプリメントや、ゼリーやシェイクのような食事の中間に位置するものも、決められた期間や決められた量以上に置き換えに使用してはいけません。1日1食置き換え食品を1日2食使用してしまうと、栄養不足やエネルギー不足になりがちです。
また、サプリメントにもゼリータイプのものやグミタイプのものがあります。こういったものはおやつとして食べることが推奨されていることが多く、食事の代わりにはならないので注意しましょう。
サプリメントを飲んでいるから大丈夫はNG
サプリメント飲んでいるときに過信しやすいのは、サプリメントを飲んでいれば栄養が足りていると思い込むことです。サプリメントは改良され、良いものがたくさん出ていますが、まだまだ実際の食事の代わりになるレベルには達していません。また、サプリメントには一部の成分しか含まれていないことが多いため、サプリメントだけでは足りない成分も多々あるのです。
さらに、健康状態が悪い時に病院に行かずに、サプリメントで何とかなると思うのは非常に危険です。サプリメントは日々の健康を維持する手助けにはなりますが、薬の代わりにはなりません。病気には太刀打ちできないので、その点は絶対に間違えてはいけないのです。
基本は食事でバランスを、足りない部分を補おう
基本的には日々の食事バランスをとっていくことが重要です。たんぱく質や野菜などのビタミンを含む食材の摂取を心がけて、旅館の朝ごはんのようなバランスのとれた食事を心がけましょう。
日本の食事は肉食化が進んでいますが、本来日本人の身体には魚の方が合っているとされています。1週間のうち、数回程度は魚を取るようにするなど意識すると、魚から摂れる栄養素をしっかりと補うことができます。
このようにきちんと食事をとった上で、サプリメントで足りない部分を補いましょう。例えば生野菜が苦手な人はビタミンCが不足しやすいので、サプリメントで摂取する。筋肉をつけたいので、プロテインを飲んで筋トレをするなどと、用途に合わせてうまく足りない部分の補てんをしていきましょう。
万能なサプリメントはありません。自分に必要な成分を求めて、しっかりと必要なものを選びとりましょう。
サプリメントは飲んでみての実感が大事
サプリメントは飲んでみての実感が重要です。その理由は人それぞれ体にとって足りていないものが違うから。
おおむね女性は鉄分が不足しがちであるとか、一定の傾向はありますが、自分で飲んでみてよいと思ったものに勝るものはありません。貪欲にあれこれ試してみることも、非常におすすめできるでしょう。飲みやすさなども重要なポイントですので、水なしで飲めるものなど持ち歩きが可能な利便性重視で選ぶのも◎です。
スーパーフードも賢く利用
スーパーフードと呼ばれる、非常に美容や健康に良い成分が豊富に含まれる食材も賢く利用していきましょう。ゴジベリー(クコ)のように、昔ながらの食材が急に注目され始めることもあります。また、身近な食材であるごまのセサミンや、バジルシードやチアシードのようなちょっと馴染みのないものも、積極的に取り入れて賢く利用しましょう。食卓を豊かにしてくれるかもしれませんよ。
きちんと食事をとって、バランスのいい体のためにサプリメントを利用しよう
サプリメントは、頼りすぎずに上手に付き合っていくのが重要です。きちんと食事をとった上で、さらなる健康や美容の為に、賢くサプリメントを利用しましょう。
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食生活アドバイザー。健康=素敵をモットーに続けられるダイエットや美容の小技を発信していきます。30代一児の母。忙しくても続けられる、節約美容が得意です。 美容について雑記ブログ→http://ofrobi.com