毎月の生理は人によって不定愁訴もさまざまですが、自律神経やホルモンバランスが崩れているときは、いつもより生理痛が重かったり、体調を崩したりすることもしばしば。
気候がきまぐれな秋は寒暖差が大きく、自律神経が振り回されがちです。
こんな時は、いつもよりちょっとだけ自分の体に気を配って体調を整えたいところ。思っている以上にデリケートな期間である生理中に食べるものも、少しだけ見直してみませんか?
■生理中に食べたいもの
・貧血対策食材
毎月生理がある女性は慢性的に貧血気味。爪や瞼の粘膜が白っぽい人は特に造血食材を積極的に摂りたいところ。
レバー、小松菜、ほうれん草、ひじき、プルーンなどに多く含まれています。
・大豆製品
イソフラボンを含む大豆は、女性ホルモンを整える働きがあります。ホルモンバランスが大きく変動している生理中は是非食べたい食材です。
豆腐、豆乳、味噌など、積極的に取り入れるようにしましょう。
・血行を良くするもの&体を温めるもの
生理痛は血流が悪いことも原因に。血行を良くし、体を温めるものを摂ることで生理痛も楽になります。
ビタミンEを多く含むドライフルーツやナッツ類、DHAを含む青魚が血流改善に役立ちます。
体を温める食材は根菜類など。これから寒くなる季節は、生野菜より温野菜、葉物より土の中で育つ野菜を選ぶと体が温まります。
■生理中に避けたいもの
・カフェイン
刺激のあるカフェインは、PMSでイライラしがちな人はさらに神経が興奮する状態に。生理中はノンカフェインのものを選びましょう。
コーヒーを控えるほか、眠気覚ましの栄養ドリンクも大量に含まれているので避けた方が◎
・チョコレート
女の子が大好きなチョコレート。疲れた時やイライラした時にちょっと欲しくなる人もいると思いますが、生理中は避けない食品。カフェインが多く含まれるだけでなく、白砂糖は体を冷やす原因に。また、「チラミン」という物質も子宮を収縮させる作用があるので生理痛が悪化する原因にもなります。
甘いものが欲しくなったら、今の季節は焼き芋などにすると体も冷やさずお薦めです。
・体を冷やすもの
体が冷えると血流が悪くなり、生理痛が悪化する原因に。生野菜や果物も摂り過ぎは要注意。アイスも生理中は我慢しましょう。
・インスタント食品
体に必要な栄養素がほとんど摂れず、栄養の吸収を妨げてしまうことも。生理中は避けましょう。
いかがでしたか? こうして見ると、生理中はバランスの良い食事をすることが良さそうですね。生理のたびに体調不良や目の下のクマを作っていては残念です。長いつきあいになる生理。体調管理をするコツの参考にしてくださいね。
※筆者の個人的見解です。効果・効能を保証するものではありません。