“頭皮のコリ”に要注意!毎日のケアに頭皮マッサージも取り入れよう
突然ですが、指で頭皮を前後に動かすことができますか? ギクッとなった方もたくさんいるかと思いますが、頭皮が動かない方は頭皮が凝っている可能性が高いです。
たかが頭皮のコリ、されど頭皮のコリ。頭皮のコリは美容や健康に様々な悪影響を与えます。なぜなら、頭皮と顔はわずか1枚の皮膚で繋がっているから。そんな、頭皮のコリが及ぼす影響とセルフケア方法をご紹介します。
- 2018-04-08
- 剱持百香
あなたは大丈夫? 頭皮のコリをセルフチェック!
まずは、頭皮のコリの状態をセルフチェックしてみましょう!
- ボールをつかむようにして両手の指で頭皮を触って、前後上下にスムーズに動かす
- 頭頂部、側頭部など指でつまむ
- こぶしで頭皮をぐりぐり押す
この3つを試してみてください。どれか一つでもできなかったり痛かったりすると、それは頭皮が凝っている可能性が高いです。
頭皮が凝ってしまうとどうなるの?
頭皮のコリは、頭蓋骨を覆っている前頭筋、側頭筋、後頭筋などの筋肉が眼精疲労や同じ姿勢を長時間続けることによって凝り固まってしまい、血行不良になってしまうことが原因です。この頭皮のコリは様々な影響を与えます。
くすみやターンオーバーの乱れ
頭皮と顔の皮膚は1枚で繋がっている、と先ほどお伝えしました。そのため、頭皮のコリによる血行不良は顔にも影響があるのです。
血液は、美肌に欠かせない栄養素や酸素を細胞の隅々まで運び、老廃物や二酸化炭素を回収する役割を持っています。そのため、血行が滞ってしまうと老廃物が溜まってしまい、くすみにつながってしまいます。
それだけでなく、ターンオーバーに必要な栄養も細胞に供給されないため、ターンオーバーが乱れてしまい、様々な肌トラブルへとなってしまいます。
抜け毛・切れ毛・髪のパサつき
頭皮は自然界で言うと、植物を育み守る大地のような存在。その大地が栄養不足だとよい植物は育ちませんよね? それは毛髪にも同じことが言えます。毛髪の土台である頭皮が凝り固まって血行不良の状態だと、健やかな毛髪に欠かせない栄養素や酸素が届かず、抜け毛・切れ毛・髪のパサつきになってしまいます。
頭痛
頭全体を締め付けるようなズキズキする頭痛も、頭皮のコリが原因の一つかもしれません。この頭痛は肩こりなどで血液循環が悪くなって、筋肉の中に溜まった乳酸やピルビン酸などの老廃物が引き起こすのですが、肩こり・首こりだけでなく頭皮のコリでも起こってしまうのです。
このように頭皮のコリは美容にも健康にもよくないことだらけなのです。なので、日々のセルフケアで頭皮のコリを和らげてあげることが大切です。
毎日続けて! シチュエーション別頭皮マッサージ
まずは基本の頭皮マッサージ
- 指の腹全体で頭皮全体を優しくもみほぐします(1分程度)
- こぶしの第二関節で、おでこの生え際から頭頂部に向かってくるくると動かしながらほぐします(3回)
- 同じように、耳の上から頭頂部まで、首の付け根から頭頂部までほぐします(各3回)
- 最後に頭頂部の百会(ひゃくえ)というツボを10秒ほど垂直に押します
基本のマッサージをやるときは、シャンプーをしながらやスペシャルケアとしての頭皮クレンジングをしながらやってみてください。
時間がない時でもお手軽に! ブラシを使った頭皮マッサージ
先ほど紹介した基本の頭皮マッサージをする時間がない! という方におすすめなのがブラッシングをしながらの頭皮マッサージです。
- まずは毛先を軽くブラッシングします
- 頭皮にブラシを当てて、優しく上から下へ頭の丸みに沿うように動かします。徐々に位置をずらしながらマッサージをします
- 首の付け根から頭頂部に向かって髪を持ち上げながら、下から上にブラッシングします
- 最後に頭皮から毛先に向かっていつものようにブラッシングをします
この時使うブラシは、頭皮ケア用のパドルブラシが頭皮を傷つけず適度な刺激を与えられるのでおすすめです。
リフレッシュしたいときに! もっと手軽な頭皮マッサージ
仕事中行き詰った時、頭がどんより重い時にぜひ試していただきたいのがこのマッサージ。やり方もとっても簡単です。こぶしの第二関節で痛気持ちいな、という場所をぐりぐりほぐすだけ。首や肩を軽く動かしてストレッチと合わせるとより頭がすっきり軽くなります。
頭皮ケアはコツコツ続けることが大切
スキンケアやボディーケアは頑張るけれど、意外と頭皮ケアっておろそかにしがちですが、美髪や美肌、健康に欠かせないパーツでもあります。これを機に頭皮ケアを見直してみてはいかが?
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外見だけでなく内側からも美しくなりたいという想いを抱き、日本化粧品検定をはじめとする美容資格を取得。 コスメ、スキンケアの最新情報や『紫外線マスター』として徹底的なUV対策・美白ケアの重要性を発信中。