毎日使うものだから! 日焼け止めの正しい選び方とおすすめ日焼け止め

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毎日使うものだから! 日焼け止めの正しい選び方とおすすめ日焼け止め

これからの季節、日焼け止めは毎日使う相棒のような存在。だからこそ、肌に優しくて、つけていてもストレスフリーな日焼け止めを使いたいですよね。
とはいえ、巷にはたくさんの日焼け止めが発売されていて、質感やそのつけ心地には様々なものがあります。なので、どれを選べばよいのかわからないですよね。
そんなあなたのために、“紫外線マスター”の私が、日焼け止めの正しい選び方とおすすめ日焼け止めをご紹介します。

日焼け止めの正しい選び方

日焼け止めの正しい選び方
出典:Shutterstock

まずは、日焼け止めを選ぶのに欠かせないキーワードについてご紹介します。

SPF(Sun Protection Factor)

日焼け止めを購入する際に、多くの方が見るのがこのSPFではないでしょうか。

1~50までの数値で表されるSPFは、シミの原因や赤くなってヒリヒリする日焼け(サンバーン)を引き起こすUV-Bを防止する数値です。赤くなってヒリヒリするまでの時間をどれだけ引き延ばせるかというイメージです。SPFの数値が高いほど、UV-Bをより防ぐことができます。

日本人なら、何も肌に塗らない状態で、普通肌の方は25分でサンバーンを起こすとされています。そこにSPF30の日焼け止めを塗ったとすると、「25(分)×30(SPF)=750分(12.5時間)」となります。

なので、12.5時間は赤くなるのを防ぐことができますが、日焼け止めは汗や摩擦などで落ちてしまいますのであくまでも目安ということです。

PA(Protection of Grade of UV-A)

もう一つ忘れてはいけないのがPAです。PAはしわやたるみの原因となるUV-Aを防ぐ目安の数値です。+~++++の4段階あるのですが、+の数が多いほどUV-Aを防ぐ力が強いということになります。

日焼け止めを選ぶ際はSPFだけにとらわれがちですが、UV-Aは雲やガラスも通り抜けて家の中まで入ってくるため、UV-Aを防いでくれるPAの数値もしっかりチェックして日焼け止めを選ぶようにしましょう。

日焼け止めの正しい選び方は、シチュエーション別の使い分け!

日焼け止めの正しい選び方はシチュエーション別の使い分け
出典:Shutterstock

とにかくSPF・PAともに数値が高ければ高いほど良いわけではありません。さほど日に当たらないときに、高いSPF・PA値のものを選んでしまうと肌への負担になってしまいますし、逆に肌負担が怖いからと、サンサンと降り注ぐ太陽のもとで低いSPF・PA値の日焼け止めを使ってしまうと、日焼け止めを塗っていても紫外線のダメージを受けてしまいます。

なので、日焼け止めは以下のシチュエーションに合わせて選びましょう。

  • 通勤・通学などの日常「SPF10~30/PA+~++」
  • 長時間の外出「SPF30~40/PA++~++++」
  • 海や登山などのレジャー「SPF50+/PA++++」

というように使い分けるのがおすすめです。

紫外線防御は当たりまえ! プラスαの嬉しい効果がある日焼け止め

ドラックストアへ行けば、数十種類の日焼け止めが売っている昨今。高い紫外線防止効果があって、使い心地が良いのはもはや当たり前。それだけではなく、嬉しいプラスαの何かがある日焼け止めがトレンドです。

今回紹介する2つの日焼け止めももちろん、紫外線防御だけではない日焼け止めです!

「シロエホワイト サンプロテクトUV 30g 2570円(税込み)」

シロエホワイト サンプロテクトUV
撮影:GODMake.

【SPF50+ PA++++】でしっかり紫外線をカットしてくれる日焼け止めです。高い紫外線防御力を誇る製品にありがちな日焼け止めの原料臭が一切なく、白浮きやべたつきも徹底的に排除した毎日使いたくなる使い心地です。

また、毛穴を埋めてくれる美肌ポリマー成分や、光を反射して肌をつややかに魅せてくれる美肌パウダー成分配合で、肌を美しく魅せてくれます。そのため、化粧下地としても使うことができるのです。

これからの季節、日焼け止め・下地・ファンデーション・お粉……などなど重ねれば重ねるほど崩れやすくなるのに、紫外線対策のために日焼け止めを塗ってステップを増やさなくてはいけないというジレンマがありますよね。

そんなジレンマを解消するためには、美肌効果のある日焼け止め兼下地をメイクの一番初めに仕込むこと。これだけで、メイク崩れも防げて紫外線対策もできて一石二鳥! ストレスフリーに過ごすことができます。

テクスチャーはなめらかなクリーム
撮影:GODMake.

テクスチャーはなめらかなクリーム。個人的には、ここ数年トレンドのジェルタイプは、感触が良くするする伸びるため、十分な紫外線防御できる適量を塗れていないのではと思っています。しかし、クリームタイプの日焼け止めは適度な伸びなので、しっかりむらなく塗ることができますよ。

もう一つすごい!と思ったのが、そのサイズ。日焼け止めってなかなか使い切ることができず、次のシーズンに持ち越し、なんてことはありませんか? もったいないから体に使う、ということはおすすめできませんが……。

そういった女性の声を取り入れて、「シロエホワイト サンプロテクトUV」は一般的な日焼け止めのサイズよりも一回り小さいサイズなので、ワンシーズンで使い切れるのです。

「キュレル UVローション 60ml 1620円(税込み)※編集部調べ」

キュレル UVローション
撮影:GODMake.

紫外線対策をしながら、セラミドケアしてくれるこちらの日焼け止めも【SPF50+ PA+++】。「日焼け止めのあの被膜感や肌への負担がいや」、「紫外線に当たると肌が乾燥する」、という方や敏感肌の方におすすめの日焼け止めです。

肌へのおもいやりの秘密は、セラミド。セラミドは肌の潤いに欠かせない重要な成分です。セラミドのおかげで、肌に負担となりうる紫外線などの外部刺激から、肌を守って潤いを保つことができます。

そのほかにも植物由来の消炎剤(有効成分)が配合されているので、万が一日焼けしてしまった後もほてりを防ぐことができるのです。

テクスチャーは乳液タイプ
撮影:GODMake.

テクスチャーは乳液タイプ。べたつきやきしみ、白浮きを感じることなくデイリー使いにもってこいの1本です。

乳液タイプの日焼け止めは、手にとり、手のひら全体を使って、らせん状にしてなじませるとムラなく塗ることができますよ。

毎日使うものだからこそ! 心地よいものを選んで

日焼け止めはこれからの季節、毎日塗るものです
出典:Shutterstock

日焼け止めはこれからの季節、毎日塗るものです。毎日塗るものだからこそ、心地よい使い心地でないとおっくうになってしまいますよね。

なので、毎日日焼け止めを塗る習慣がまだない!という方は、ぜひ自分が使いやすいとおもった日焼け止めを探してみてくださいね。

毎日使うものだから! 日焼け止めの正しい選び方とおすすめ日焼け止め

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剱持百香

剱持百香美容ライター

外見だけでなく内側からも美しくなりたいという想いを抱き、日本化粧品検定をはじめとする美容資格を取得。 コスメ、スキンケアの最新情報や『紫外線マスター』として徹底的なUV対策・美白ケアの重要性を発信中。

https://ameblo.jp/momokakenpi