“ツヤツヤの髪”で健康的な印象を

アメリカの心理学者、アルバート・メラビアンが提唱した“メラビアンの法則”をご存知ですか？　「第一印象は3秒で決まる」というもので、印象を決める3つの要素のうち、表情や顔、姿勢、服装などの見た目が55％を占めるといわれています。

初対面の人と挨拶するとき、目に入りやすいのが顔周り。特に、肌や髪は印象を大きく左右しそうですよね。

新年度に備えて美容院に行く人も多いと思いますが、傷んだ毛先を整えるだけでも清潔感がぐっとあがります。また、髪のツヤはその人の生活が表れるもの。きちんとした食生活やお手入れがかいまみえて、健康的な良い印象を持たれること間違いなしです。

光りが反射するツヤ髪を目指して、ケアをしておきましょう。

服装は“清潔感”を第一に

春はシャツを着ることも増える季節。久しぶりに着るシャツは襟元や手首に黄ばみがないかチェックして、畳んでおいたシャツはアイロンがけをしてシワをとっておきましょう。ちょっとしたシミやシワが目に入るだけで、だらしない不潔な印象を与えてしまいます。

名刺交換時に目に入りやすい靴も磨いておくと◎。服装は清潔感を重視して、第一印象をあげましょう。

“姿勢”を良くしてダイエットにも

見た目の条件に含まれる“姿勢”は、美人の条件でもあります。背筋が伸びていると凛として見えるだけでなく、呼吸が深くなるので顔色も良く見えます。

反対に、猫背は貧相に見えて、なんだか幸薄そうな印象をもたれることに。立ち姿、座り姿も、気を抜くと姿勢が崩れてしまいがちですが、こまめに気を遣って姿勢を正すようにするとダイエットにも効果的です。

背筋を伸ばしてキープすると、腹筋と背筋が使われているのを感じられると思います。良い姿勢は筋肉に程よい緊張感を与え、メリハリボディにも◎です。

“声”を気にしてみる

メラビアンの法則の2つ目の要素は“聴覚”。声のトーンや大きさ、スピードなど、耳からの情報は第一印象の38％を占め、意外と大きい部分です。

声が小さく聞き取りづらい、早口で何を言っているかよくわからない、言葉遣いが汚い、敬語が使えないなどは、マイナス要素になりそうですよね。

まずは、相手が聞きとりやすいように話すことを心がけてみると、心地よい話し方ができそうです。

会話中に相手の名前を使う

第一印象の3つ目の要素は“言語”。会話が第一印象の7％を占めます。見た目や声に比べると比率は低いですが、「また会いたい」と思わせるには重要な要素といえそうです。

好印象を持たれる秘策としておススメしたいのが、会話中に相手の名前を使うこと。

人は、他人に認められたいと思う欲求があり、会話中に使うことで相手の承認欲求を満たし、好感度があがるのです。

仕事上での会話中はもちろん、プライベートでも使えるテクニックです。

聞き上手になる

会話上手は聞き上手。相手の情報を引き出すつもりで会話することで、話す相手は心地よくなります。

自分のことを話すとみんな気持ち良くなり、「話しやすい人だな」「また話を聞いてもらいたいな」と思ってもらえます。

話しやすい人はまた会いたくなる人。ついつい自分のことを話しがちな人、人の話の腰を折ってしまう人は気をつけて。

いかがでしたか？　老若男女問わず、「また会いたい」と思われる女性になれたら、友達も増え、人脈づくりにも役立ちそうですよ。出会いの多い春に向けて、第一印象をUPさせる参考にしてくださいね。