スキンケアにも“まんねり”はある

スキンケアアイテムはある意味恋人のようなもの。毎日寄り添い、あなたを癒し、回復させてくれますが、時には合わなくてダメージを与えることもあります。

こんなスキンケア商品ですから、恋人と同様にずっと一緒だとマンネリ化におちいることもあります。もちろん肌に合っているという安心感もありますので、ずっと同じものを使えているということは、それだけでもすごく価値のあることなのです。

ですが、マンネリ化してくると、肌の方も慣れてしまって、はじめの頃のような素晴らしい変化は感じなくなり、香りにも飽きてきて、なんとなく気持ちも上がらなくなってくるもの。そんな時はほんの少しだけ、1品からでもアイテムに変化をもたらしましょう。

いつものラインから少しだけ外れてみる、1点だけ変えてみる、これで一気に肌に活力が戻ってくることもあるものです。

刺激が必要！効果のあるアイテムから変えていこう

肌を変えたいなら、やはり少しは刺激が必要です。となると、美容効果の高いアイテムから変えていきたいもの。それはいったい何でしょうか？

基本的に、美容成分が多く配合されているものの方が、肌への影響も大きいので、こういったものから変えていくとよいでしょう。週一回のパックや美容液、ときにはエステをプラスしてみるなど、ちょっと刺激的な変化をもたらしましょう。

一番変わりやすいのは“美容液”

肌を変えてくれるものとして、一番変化につなげやすいのが美容液です。美容液は毎日肌につけるものであるということに加えて、美容効果をギュッと詰め込んだもので出来ていて、肌が喜ぶ美容成分も豊富に入っています。

選ぶポイントとしては、保湿よりもそれ以外の部分でアピールされている美容液の方がよいでしょう。保湿であれば、化粧水やクリームなどでも可能で、そちらの方がコスパがいいこともあるのです。

美容液に求めるのは、とにかく濃い美容成分。たるみやハリ用、美白用、アンチエイジングと、自分が惹かれるものを使って肌を喜ばせてあげましょう。

オーガニックのものもよいですが、ここぞとばかりに美容成分を詰め込んだデパートコスメはやはりおすすめです。まずは試供品から試すこともできますし、よいものを使っているという気分の良さが、また肌の質を上げてくれることでしょう。

“化粧水＆乳液”地味なアイテムで変化があることも

意外と地味なアイテムが肌に変化をもたらすこともあります。化粧水や乳液は比較的安いこともあり、新しいものに変えるハードルも低いでしょう。ただし、美容成分は少なめですので、劇的な変化はのぞみにくいところ。

そこでおすすめなのが、どちらもなじむまでしっかりと入れ込むこと。そして、今までの倍の量を使ってみるということです。

実際に倍の量を使ってみて、意外にも今までの使用量が少なかったことに気づくこともあるでしょう。特に化粧水は3倍使ってもOK。肌が欲しがるだけ入れ込んで、肌に変化をもたらしましょうね。

日焼け止めは意外な変化をもたらす

日焼け止めは、つけていない人はすぐにつけて欲しく、しかもたまに変えてみることで思った以上に肌に変化をもたらすアイテムです。

日焼け止めは最近は安いものでもよいものはありますが、そういったものはあくまでも体用。顔につけるものは少しお値段のするものをつけて、未来の肌ダメージを防ぎましょう。

日焼け止めを少しいいものに変えていくことで、肌へのダメージを抑えつつ、紫外線防止が出来るようになります。紫外線防止効果のある成分はどうしても肌には負担になりやすく、日焼け止めによって肌荒れが起きることもあるのですが、よい日焼け止めは、むしろ美容液のように働いてくれます。

化粧下地の前につけることで、肌を守り、化粧崩れを防いでくれることもあるのです。ぜひ、日焼け止めを変えることで起きる、いい変化を知ってみてくださいね。

スキンケアの“1点変え”で、肌に変化を

スキンケアにマンネリを感じたら、ぜひ1点変えして肌に変化を感じさせてあげてください。最新美容に触れることも、時には必要ですよ。

※筆者の個人的見解です。効果・効能を保証するものではありません。