猫っ毛は髪型が決まらない！

とにかく湿気や風に弱い猫っ毛。ふわふわの毛質は外国人みたいで可愛い！とよく言われますが、猫っ毛の本人からしたら、髪型がなかなか決まらず悩ましいですよね。

実は私も昔から柔らかすぎる髪質が悩みで、雨が降った日なんかはペタンコの髪の毛が恥ずかしくて外出するのも嫌なくらいです。

今回は、そんな柔らかい毛質の猫っ毛さんにおすすめしたい、猫っ毛の私が実践しているストレートアイロンを使ったヘアアレンジについてです。

なぜ“ストレートアイロン”がいいの？

コテで髪の毛を巻いても、しっかりスタイリング剤を付けているにもかかわらず、あっという間にスタイリングが崩れてしまうのが猫っ毛の難点ですよね。セットをしてから外出をするまでの短時間で、巻髪がストレートヘアに戻っている…なんてことも猫っ毛あるあるです。

そんな悩み多き猫っ毛さんにおすすめしたいのが、ストレートアイロンです。

ストレートアイロンはコテと違い、髪の毛を挟んで上下からプレスしてクセ付けをするので、コテを使ったスタイリングよりも持続力があり、簡単にヘアアレンジができます。

せっかくのヘアアレンジがすぐに崩れてしまう…と悩んでいる場合は、ストレートアイロンを使うと良いでしょう！

ストレートアイロンを使ったボリュームの出し方

猫っ毛の私が、髪の毛にボリュームを出したいときに実際にやっている方法をご紹介します。

猫っ毛さんの一番の悩みは、やはりトップにボリュームが出にくいことではないでしょうか？トップにボリュームが欲しいときは、ストレートアイロンを髪の根元にあててふんわりとカールを作ります。

この時、必ず髪の毛を持ち上げるようにして行うようにしてください。こうすることで、トップがつぶれてしまうことなくボリュームを出すことができます。

この工程を2～3回繰り返すと、ストレートアイロンにプレスされた髪の毛に、ふわっとボリュームができます。湿気が気になる季節でしたら、少し強めにストレートアイロンをかけてみても良いでしょう。

毛先にボリュームを出したい場合は、頭の上の方で髪の毛をストレートアイロンで挟み、滑らすように毛先までもってきて、毛先だけワンカールさせます。コテで巻いているわけではないので、全体にカールはつきませんが、毛先のみくるんとした仕上りになり、上品な印象になりますよ。

またボリュームを出すときに注意したいのが、アイロンの温度。熱すぎると髪の毛が痛んでしまうように思われがちですが、低い温度で長時間髪にアイロンを当てている方が髪は傷みます。枝毛や切れ毛、髪のパサつきの原因にもなるので、気を付けたいですよね。

ストレートアイロンを使う際は、180度の温度に設定して、髪の毛にアイロンをあてすぎないように注意しながらアレンジをしましょう。

ヘアアレンジのベースづくりに

ヘアアレンジをする際、ストレートアイロンを使って髪のベースづくりをすると、 普段よりもさらに可愛く仕上げることができます。

また、サラサラと流れていきやすい猫っ毛さんは、ストレートアイロンを使ってある程度クセをつけておくと、髪をまとめる時にやりやすくなります。

先ほどご紹介した毛先ワンカールの状態でポニーテールを作ると、華やかな仕上がりになりますし、ワンカールではなくトップから波状にウェーブを作っていくと、ボリュームを維持したまま髪がまとめやすくなります。

お団子を作るときは、波状ウェーブがおすすめです！ボリューミーな大きいお団子を作ることができますよ。

スタイリング剤にもこだわって

ストレートアイロンを使ってしっかりクセをつけても、やはり時間とともにダレてきてしまいますよね。この時に、仕上げにスプレーを使って髪を固めると、持続力がアップするように思われていますが、実はスプレーの重みによって、余計にカールが取れてしまうこともあります。

そのため猫っ毛さんは、スプレータイプのスタイリング剤を使うよりも、柔らかいミルクタイプのスタイリング剤を使った方がカールを継続できます。

猫っ毛特有のふわっとしたニュアンスも、固めてしまうと失われますが、無理に固めないミルクタイプのスタイリング剤なら維持することができますよ。

猫っ毛だからと諦めないで！

今まで、猫っ毛だから…髪の毛にカールがつきにくいから…と猫っ毛を理由に、同じヘアしかできず、様々なヘアアレンジを諦めていませんでしたか？

ストレートアイロンを使えば、コテを使ったヘアアレンジよりもカールが持続するので、今まで諦めていたヘアアレンジにも挑戦しやすいです。

春はやりたかったヘアアレンジをして、お出かけをしてみてはいかがでしょうか？