プロが教える!「冬映えパステルメイク」【資生堂「PLAYLIST」】
早いもので、もう春を感じるパステルカラーのコスメが多数店頭に並んでいます。だけど、連日低い気温が続き、冬コーデをせざるを得ない今は、なんとなくパステルメイクを取り入れるのに抵抗が生まれるもの。それってなんで?冬でもパステルメイクを取り入れる方法は?資生堂のヘアメイクアップアーティスト・新城輝昌さんに教えて頂きました。
- 2018-02-01
- byBirth編集部
「ダークカラーの重たいファッション」に「軽やかなパステルメイク」は難しい?!
さらに冬は”血色感が失われやすい季節”だからメイクで色をのせたい!
冬のファッションは、ブラックやディープブラウンなどのダークなカラーが増え、さらに、生地感が重たくなるもの。すると当然、メイクにもボリュームを出したくなり、パステルトーンなど、軽いメイクの気分でなくなります。
さらに、寒いと血色感が失われ赤みが減るから、顔色が悪くなったりくまやくすみが目立ったりしますよね。その結果、軽いメイクではカバーができずに、しっかりと色を出したメイクがしたくなるもの。
だけど、寒い今から春らしくてカワイイ色みを使いたい!!加えてファッションともマッチさせ、顔色も良くしたい!こんなときは、プロのテクニックを活用して。
資生堂のアーティストはこうしてる!
「リップ」と「フェイスカラー」で、”体温を感じる血色”と”パステル”をマッチングさせる
血色感のない肌に、リップとフェイスカラーをポイントにし、体温を加えるのがプロの技。そしてそこにパステルをマッチングさせれば、重たいファッションにもハマる、「冬映えパステルメイク」の完成です。
チークは、いつものと同じではなく、自然にほんのり内からにじみ出るように。
そしてリップは、血色感のないパステルトーンを使用する前に、一工夫を加えましょう。
気になる方法は?
ウインター”パステル”リップ
ベースに”血色カラー”を引き、”パステル”を重ねる
パステルオンリー | ヘルシーヌード |
パステルカラー単体では、肌なじみが悪く感じてしまうため、ヘルシーヌードな赤みを感じるリップを1枚引いてから、パステルを重ねます。
すると一気になじみが良くなるから不思議!
今回は、「インスタントリップコンプリート RDm02」をベースに使います。そして上から、好みのパステルを加えてみて。ベースカラーをどれだけ濃く入れるかで、血色のコントロールが可能です。
プロは、撮影現場にて「色を重ねる」テクニックを良くするそう。
「PLAYLIST」使用コスメ:インスタントリップコンプリート
RDm02(ベースカラー)
+
VIl36 /PKl21 /PKl26 /ORl25
モードパステル(RDm02+VIl36) | クリアパステル(RDm02+PKl21) |
ラブリーパステル(RDm02+PKl26) | ハンサムパステル(RDm02+ORl25) |
いかがでしょうか。パステルトーンのリップカラーがさりげない血色を帯びることで、肌と同化してしまうことなく、絶妙な発色に変化しているのがわかるはず。
ウインターパステルフェイスカラー
寒くて顔の血色が失われる季節は、フェイスカラーがポイントに。肌が高潮したような温かみをチークで加えましょう。
頬骨に沿い、やや内側から外側に向け、広めに入れて。いつものメイクより範囲を広く、発色を薄くするのがプロのテクニック。
肌になじむような血色感が生まれると、顔が明るく見えます。
「PLAYLIST」使用コスメ:スキンエンハンシングフェースカラー
PKp11 /PKb05 /PDs04 /RDd12
「スキンエンハンシングフェースカラー」の中でも自然な血色に近いのはこの4つのカラー。自分の肌の色に合わせて選ぶと、ナチュラルに見えます。
肌のトーンが明るい人は向かって左。そして徐々に暗くなるにつれ、右を選んで。
「冬映えパステルメイク」完成
LOVELY WINTER PASTEL
青み系ラブリーパステルも、ヘルシーヌードカラーと組み合わせることで、冬も無敵のパステルカラーに変身。ほんのりピンク系チークが、より子犬のようなかわいさを演出。
使用アイテム
・インスタントリップコンプリート グロッシー RDm02
・インスタントリップコンプリート グロッシー VIl36
・スキンエンハンシング フェースカラー PKp11
HANDSOME WINTER PASTEL
ハンサムオレンジパステルが程よい抜け感となりながら、ほんのり赤系チークが、モノトーンの洋服とベストマッチ。目もとは温かみのある自然な色にアイライナーでインパクトを。
使用アイテム
・インスタントリップコンプリート グロッシー RDm02
・インスタントリップコンプリート マット ORl25
・スキンエンハンシングフェースカラー RDs04
※2作とも担当アーティストは黒木 久美子さん
あなたの好みはどんなパステル?
甘いor辛い「冬映えパステルメイク」を楽しんで
これまで「パステルメイク」って、甘さに寄ったメイクしかできないと思っていた方も、上記のビジュアルを見れば、なりたいイメージに自由に振ることが可能とわかるはず。
自分の肌になじむチークカラーで頬を自然に上気させたら、赤みリップと重ねた好みのパステルリップで自分の理想の仕上がりに。
以上をおさえれば、冬ファッションともマッチする、パステルメイクのできあがりです。
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