【プロ直伝】冬の乾燥は”砂漠並み”?!乾燥は”下地前の一工夫”で防ぐ!
朝、メイクはしたものの、どうも肌がパリパリしている。今日はスキンケアに保湿クリームも加えたから大丈夫、と思っていたのに…どうやらそれでは補えないほど空気が乾燥しているみたい。数時間経つと肌はパリパリ…なのに、保湿クリームの影響でメイクは崩れ模様。どうしたらいいの!?とお悩みの方におすすめのアイテムです。
- 2018-01-28
- 上田美穂
冬、太平洋側の湿度は”砂漠並み”になる!?
のどが痛い、髪がパサパサ、唇がパリパリ…
症状が出て改めて分かる「乾燥」。気象庁のデータによると、2018年1月25日現在の東京の平均湿度は39%・最小湿度は24%、さらに低いところだと、埼玉県熊谷市で平均34%・最小18%、千葉で平均27%・最小18%という発表があります。(その他お住いの県が気になる方はこちらから)
意外なことに、砂漠の平均湿度は20%~25%ほどとのことですので、日によっては日本にいながら砂漠に近い湿度で過ごしているようです。数字で見ると、この時期に風邪やインフルエンザが流行するのも納得です。
かかせない…乾燥対策
美容の面でも、乾燥はなるべく避けたいもの。朝のメイク前のスキンケアにも力が入ります。とはいえ、保湿クリームを朝塗ると、どうも化粧崩れがおこりやすい、ということも。そんな時におすすめなのがこちら。
アンブリオリス モイスチャークリーム
もう知っている、使っているという方も多い、長年愛されているアイテムです。
さまざまな肌質の方に使いやすい
パリの皮膚科専門医が発明
仕事柄、さまざまな肌質の方にメイクを行うのですが、一番気を遣うのがスキンケア選び。効能は良くても肌に合わないなどで支障が出ないよう刺激の少ないものを探しているときに、先輩メイクさんに教えていただいたのがこのクリームとの出会いでした。
1950年にフランス・パリの皮膚科専門病院に勤める医師がつくったのがはじまりだそうで、以来65年以上世界各国で愛される商品なのだとか。実際に使ってみると肌に優しいだけでなく、保湿の面でも優れていて、化粧水のあと、下地の前にしっかりと塗りこむことで化粧もちも、潤いの持続時間もかなり変わるので助けられています。
意外に手ごろな価格&肌質に合わせて選べる
種類は全3種
左から順に「乾燥肌~超乾燥肌用」「エイジングケア・乾燥肌用」「普通肌~乾燥肌用」。特にトラブルの少ない方は「普通肌~乾燥肌用」で十分かと思います。
下地の代わりとしても使えますが、日焼け止めは入っていないので、この後に日焼け止めを入れて、ファンデーションという流れがおすすめ。また、価格もサイズによっては1,500円~あるので試しやすいのも嬉しいところ。店頭販売の場所も多数ありますので、気になった方はこちらも参考にしてみてください。
乾燥の厳しい季節。日中も心地良く過ごす一工夫として良かったらお試しください。
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プロのメイクアップアーティストを育成する[フロムハンド]メイクアップアカデミーにて美容を学ぶ。CM、舞台などのヘアメイクに携わった後、リバイタライズサロンSionKyotoの立ち上げに参加、10代~80代と幅広い層の美の悩みをメイクやトリートメントを通して解決する。主な執筆は、現場経験にもとづく、魅力を引き出すメイクやトータルケアでの美容習慣作りなど。