いつでもうるツヤ!乾燥知らずの「うるうるリップ」を”一晩で作る”リップケア!
皮膚のターンオーバーが早いので、元々皮膚がめくれやすく敏感な「唇」。
刺激を与えすぎると余計に荒れてしまう原因にもなりかねません。
どんなに荒れていて敏感になっている唇も、一晩で復活させる簡単な方法をご紹介します。
- 2018-01-29
- 細川明里
リップケアの基本はコレ!
春夏は紫外線、秋冬は乾燥と1年中気が抜けないお肌のケア。その中でも、荒れていると意外と目立つのが「唇」です。そんな時でも安心!きちんとケアすれば、一晩で唇の乾燥やたて皺がなくなり、翌日のメイクも楽しくなること間違いなしです。
優しくマッサージ、たっぷり保湿、しっかりカバー
唇の皮膚は顔の中でも特に薄く、皮膚のターンオーバーが早いので、元々皮膚がめくれやすく敏感なところです。刺激を与えすぎると余計に荒れてしまう原因にもなりかねません。そのためリップケアをする時は、力を入れずにとにかく優しく行うことが大切です。
そしてケアをする時にとても重要なことは心も一緒に休ませてあげることです!
・浴室で半身浴をしながら。
・ハーブティーを飲んだ後。
・スチームが出る美顔器を当てながら。
こういった一工夫で翌日の唇の状態は一気に変わります。唇の荒れの原因は、乾燥だけとはいえないのです。日々のストレスや食生活の乱れなども関係していることがあります。心もリラックスさせて、中からも外からも唇をケアしていきましょう。
1.汚れを落として唇をリセット
お肌のメイクを落とすのと同じように、唇の汚れもしっかり落として、皮膚へのストレスがない状態にしてあげます。普段使っているフェイスクレンジングでも、唇専用のリムーバーでも大丈夫です。
コットンにクレンジングかリムーバーを乗せ、唇に優しく当てて汚れをオフしていきます。この時に重要なのは、リムーバーがコットン全体に広がっていることです。唇の皮膚は薄いため、少しでも擦ることが少なく済むようにしてあげましょう。細かい部分は少し残っていても大丈夫です。残りはフェイスクレンジングと一緒にオフしていきましょう。
洗顔は、もちっとするぐらいの泡を作ってくるくると小さな円を描くように洗っていきましょう。
リップスクラブを使って古い角質を取る
最近は使う人が増えてきているリップスクラブですが、テクスチャーが固い物や柔らかい物があります。自分に合ったものを選ぶようにしましょう。リップスクラブに含まれる小さな粒が古い角質を落としてくれるのですが、擦ることで刺激を与えてしまいます。唇がヒリヒリするほど荒れているときは、とろっと柔らかいテクスチャーの物がオススメです。
適量を取って唇に乗せ、小さな円を描くように軽く擦っていきます。拭き取るときは、ティッシュやコットンを使って取っていきましょう。
2.とにかく優しくマッサージ
リップケアでもっとも重要なのがマッサージです。擦りすぎず優しくマッサージすることで唇の血行が良くなり、皮膚の荒れがより改善されやすくなります。マッサージにはスティックのリップクリームではなく、リップ専用美容液やワセリンなどのバームタイプがおすすめです。
唇の上に少し多いかなと思うぐらいたっぷり乗せたら口角から順に、優しく小さな円を描くようにマッサージしていきます。こうすることで、保湿しながら不足していた栄養を補い、血行を良くしていくことができます。
ホットリップパックで血行促進
マッサージした後の唇の上に、唇専用パックかラップを乗せます。その上にホットタオルを押し当て5分程温めます。こうすることで更に血行が良くなり、マッサージしたときにつけた美容液が浸透しやすくなります。
5分後、ホットタオルを取ってパックやラップの上から、指でぽんぽんと軽く叩いて、更に血行を促進させます。
3.リップクリームやリップバームでカバー
もうこの時点では、たっぷり潤ってぷるぷるな唇になっていること間違いなしなのですが、このまま終わるとせっかく入れた潤いが全て逃げてしまうのです!寝ている間にも潤いを逃がさず浸透させるためには、最後に蓋をしてあげなくてはなりません。
先ほどマッサージで使ったリップ専用美容液か、もしくはリップバームをもう一度唇に乗せていきます。この時はマッサージした時よりも少なめで表面に馴染ませる程度で大丈夫です。そして指でぽんぽんと叩き込んでいきましょう。唇に馴染んだら、スティックタイプのリップクリームを塗っていきます。この時に重要なのは、唇にそって伸ばしていくのではなく、たて皺にそって伸ばしていきましょう。
リップケアからストレスフリーな生活へ
一晩で改善できるリップケアの方法をご紹介しましたが、一番重要なのは心と体のストレスを無くすことです。
唇はお肌の中でも生活習慣の乱れが特に出やすい場所なので、寝不足や栄養不足で途端に潤いが無くなってしまいます。
ただ、仕事で生活習慣をすぐに変えられないということもあるかと思います。そんな時は、無理に生活習慣を変えようとせずに、例えば好きな香りのアロマを焚いてバスタイムを楽しんだり、寝る前に少しだけストレッチをしてみたり、リラックスできる状態を作ってあげましょう。そして、心と体に「お疲れ様」と伝えてあげましょう。そうすることで、このリップケアはより効果を発揮します。