負担を少なく”若々しい肌”に!「ピーリング化粧品」はこう使う!
エイジングケアアイテムとして期待大の、ピーリング化粧品。スキンケアに取り入れているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?しかし、肌への負担が大きいのも事実。なるべく負担が少ない方法で、ホームピーリングを行いましょう!
- 2018-01-14
- 西田彩花
これが若々しさの秘密!ピーリング化粧品の仕組み
ピーリングとは、「皮を剥く」という意味です。なんとなく危ないというイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、それは恐らくピーリングが日本に普及し始めた頃のイメージが残っているからでしょう。その頃は、サロンでトラブルが起きたとよく取り上げられていたのです。しかし今では、クリニックでガイドラインに沿ったピーリング治療が行われています。クリニックでピーリングをしたい場合も安心です。
最近では、お家でセルフケアができるピーリング剤も多く発売されています。家庭用ピーリングの主な成分は、AHA(フルーツ酸)やグリコール酸、乳酸、サリチル酸などです。このようなピーリングは、どうしてエイジングケアとして使用されているのでしょうか?
その理由は、肌のターンオーバーを再生するところにあります。加齢や不規則な生活によって、肌のターンオーバーは低下してしまいます。すると、古い角質がたまってしまうのです。ピーリング剤は、厚く硬くなってしまった古い角質を取り除き、ターンオーバーを正常に整えてくれるのです。そうすると、肌の再生が促され、若々しい肌になるというわけです。肌のくすみが取れたりスキンケア化粧品の浸透が良くなったりという嬉しい効果も期待できます。
なるべく刺激を避けるには?ピーリング化粧品の選び方
ピーリング化粧品は、クリニックで用いるものに比べて刺激が弱いとはいえ、肌の負担になってしまいます。キレイになるためのスキンケアなのに、肌荒れをしてしまうのは避けたいですよね。そこで、なるべく刺激が弱いピーリング化粧品を選ぶコツをご紹介します。
そのコツは、どのようなタイプであるかをきちんと見ることです。角質を取り除くというイメージから、ポロポロとカスが落ちるタイプを想像してしまいがち。しかし、肌への摩擦が負担になってしまうこともあるのです。拭き取り化粧水タイプやスクラブ入りのものも要注意。
オススメなのは、クリームタイプやミルクタイプ、ジェルタイプです。AHAなどの酸は、肌に乗せることで古い角質を解かしてくれます。擦らなくても良いので、負担が少ないといえるでしょう。
正しく使って美しく!お家ケアで若々しさを!
ピーリング化粧品は、正しく使用して刺激を少なくしましょう。クリームタイプのような洗い流すものの使い方をレクチャーしますね。商品によって若干異なってくるので、説明書きはきちんと読むようにしましょう。
通常通り洗顔をした後、適量のピーリング剤を手に取ります。顔全体に塗り数分待ちましょう。肌が弱い方は説明書よりも短い時間で試した方がベター。シミやシワが気になる場合は、その箇所を優しくマッサージしてみても良いでしょう。決して強く擦らないようにしてください。時間を置いたら、ぬるま湯できちんと洗い流して。使用後はしっかりと保湿をすることが大切です。
早くくすみを取りたいからといって、頻度を高くするのはNG。説明書通りの頻度にしましょう。大体のものは、週1、2回程度のスペシャルケアだと考えて。
効果バツグン!?ピーリングをするタイミング
説明書通り、定期的にピーリングを行っても良いですが、それでも刺激が気になるという方はピンポイントのタイミングで使用してみましょう。そのタイミングとは、ズバリ”ニキビ”です。
まずは、ニキビ予防として使うこと。生理前はニキビができやすいという方が多いでしょう。これは、ホルモンバランスによるものです。そこで、生理前にニキビ予防として使ってみてはいかがでしょうか?ニキビができやすい時期にピーリング化粧品を使うと、余分な角質を取り除くことで毛穴が詰まりにくくなるのです。
また、もともとニキビができてしまっていた場合、生理前になると悪化しやすくなりがちです。こうしたニキビがニキビ跡として残るのも、ピーリングで予防します。
次に、気を付けていたのにニキビ跡ができてしまったとき。赤いニキビ跡のときはビタミンC誘導体が配合された化粧品を使うと効果的。このビタミンC誘導体ですが、ピーリングを行った後で美顔器でイオン導入すると、さらなる効果が期待できるのです。赤いニキビ跡が気になる場合はぜひピーリングとセットで試してみて。
また、赤いニキビ跡は紫外線によってシミになってしまうことがあります。こういったシミも、ピーリングとビタミンC誘導体で対処してみましょう。ただし、比較的根気がいるスキンケアなので、早く改善させたい場合はクリニックでピーリング治療をする方がオススメです。ちなみに、クレーターになってしまったときは、セルフケアでは限界があります。クリニックに行って相談してみましょう。
ピーリングで若々しく!肌への負担は最小限に
ピーリングが若々しい肌を促す仕組みから、化粧品の選び方・使い方までご紹介してきました。肌への負担は極力抑えて、ピーリング化粧品を上手に使いたいですよね。
お家ケアでもキレイになれるコツはたくさんあります。あなたもピーリング化粧品で、キレイを手に入れませんか?
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美容薬学検定1級、コスメコンシェルジュ(日本化粧品検定1級)、メイクアップアドバイザー検定資格保有。マスコミ系企業に就職中、美容資格をいくつか取得し、美容ライターとして活動を始める。キレイになりたい!と願うあなたに響くような情報をお届けできればと思います。