イマドキ“チークレス”を血色感の足りないオトナが取り入れるメイクテクニック
2018年も、17年に続いてチークの存在感は薄めが吉。だけど、血色感の足りないオトナ女性にとって、それって顔色が悪く見えてしまい難しいもの。そんな女性は、どうやって取り入れるのが正解?
- 2018-01-03
- byBirth編集部
トレンド:リップメイク主役時代を経てアイメイクにも濃さ復活
チークは引き算が正解!
長きに渡り「リップメイク主役時代」が続きましたが、それが、2017年、アイメイクにも濃さが復活。目もとも唇も、しっかりメイクをするトレンドが訪れましたよね。それに伴い発祥したのが“チークレス”というメイクの方法です。
だって、全てのポイントメイクが強調されたらおかしいでしょ?それに、唇に血色が加わると、ある程度、チークなしでも顔色がよく見えるため、その方法を取る人もいるのです。
だけど日本人のオトナ女性に“チークレス”は難易度高め
なぜならば、年々血色感が失われるから
チークって不思議なもので、天然の血色を帯びている中高生は似合わないのに、それが徐々に似合うようになっていくもの。二十歳くらいのときは、濃いチークも薄いチークも、なんでも似合います。だけど、さらに年を重ねると、それはそれで、濃く入れてしまうと若作りのように見えてしまうのですよね?
だからといって、“チークレス”でOKかというと話は別。だって、天然の血色がないのみでなく、肌の色がくすんで、血の巡りが悪くなってしまうオトナの女性にとって、血色を補うメイクは必要不可欠!!
さらに、われわれ日本人は、欧米人のように骨格が立体的なわけでもないですよね?だから、チークを入れないと、頬になにもなくなり余白が目立ち、顔が、顔が間延びして見えてしまうんです。
でも、それを恐れるあまり、気がついたら「目!頬!唇!」と全てのポイントメイクが主張した、奇妙なメイクをしてしまってはだめ。
オトナになるにつれ、イタイとか若作りとか、NGメイクが増えて困るけど、そんな中でも美しく“チークレス”を取り入れるときは、こうします。
オトナの“チークレス”メイクテクニック
➀「チークはベースメイク」と考える
クリームチークを使いフェースパウダー前に
チークって、アイメイクのように「目」、リップメイクのように「唇」と、メイクをする対象が明確に存在しているわけでがなく、「頬」という抽象的かつ広い範囲に、濃さも形も自分で考えて入れるからむずかしいんです。だからいっそ、ポイントメイクではなく、ベースメイクとして考えて。
リキッドもしくはクリームタイプのファンデーションの使用後、クリーム(リキッド)チークを使います。そして、上からフェースパウダーを重ねると、チークのモチアップのみでなく、発色を落ち着かせる効果あり。
クリーム(リキッド)タイプのチークは発色が肌になじむため、つけたときよりも発色が弱くなります。そして、時間の経過とともに肌に一体化し、まるでベースメイクの一部のように見えるのです。
これなら、“チークの色味調節”ができない方でも、普通にメイクするだけで、勝手に引き算ができるので簡単でしょ?
②コントゥアリングで立体感を補う
凹凸が生まれれば間延びしない
チークを入れないと、頬の辺りに余白ができてしまうから、顔が間延びをしてしまいますよね?それを解消するべく役に立つのが、「コントゥアリング」です。
ハイライトを頬骨に、そしてローライトをその下に入れてあげれば、立体的でメリハリのある顔のできあがり。すると、チークを入れなくても、すっきりとした表情に仕上がります。
もし、チークを加えたい場合は、ブラウン味のあるタイプを、シェーディングの要領で入れて。
③血色カラーのハイライトに頼る
ほんのり血色と高さでクリア
チークを使わず、頬骨のあたりにハイライトを入れてあげるだけでも十分な効果が期待できます。このとき、ほんのり血色感のある色味のハイライトカラーを使うのがさらにおすすめ。
ほんのりピンク色をしたハイライトや、パール入りの薄いピンク系のパウダーなどを用いて、通常のチークの要領で頬骨のあたりにのせてあげると、ナチュラルな血色感が生まれます。
この方法は、アイメイクとリップメイクをしっかりしたい方に、特におすすめです。
素の血色感がなくても大丈夫!
「頬に血色をしっかり加える」のではなくその他の方法でリカバリー
「チークがないとメイクが完成しない」と思っている人は、「チークレス」イコール「チークを全く入れない」という意味ではないということを、まずは覚えて。要するに、チークの引き算さえできていればそれで良いのです。
オトナの女は、頬の色を主張させてはだめ!引きところは引いて、主張するところは主張する。メイクの美しさと生き方の美しさは共通しているのですから。
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