【肌タイプ×季節】上手にスキンケアをして年中美肌キープ!
肌タイプは一生変わらないというものではありません。また、季節によっても左右されるもの。自分の肌タイプを正しく理解して、正しくスキンケア。季節に関わらず、年中美肌をキープしましょう。
- 2017-11-27
- 西田彩花
昔思い込んだ肌タイプのままだと思ってない!?そのままだと危険かも?
スキンケア用品を初めて買い、それからいろいろな商品を試して、今のスキンケアに落ち着いているという方もいらっしゃるでしょう。では、今のスキンケア用品にたどり着いたのはいつですか?それを選んだ際に、自分の肌タイプを考慮しませんでしたか?
日中も皮脂が気になるから脂性肌、頬がカサカサしているから乾燥肌と思い込んでいる方も少なくありません。しかし、そもそもそのセルフチェック方法が間違っていることもありますし、一生肌タイプが変わらないということはないのです。
私の肌はこのタイプだ!と、昔に思い込んだまま、それに合わせて化粧品を選んでいたとしたら…。得たい効果を得られていない可能性があるのです。それどころか、美肌から遠ざかってしまっていることも…!
そういったことは避けたいですよね。女性なら誰しも美肌に憧れるものです。そこで、まずは今の肌タイプを改めてチェックしてみませんか?さらに、季節によっても肌の状態は変わってきます。季節ごとのスキンケア方法もご紹介しますので、ぜひ保存版にして、年中美肌を目指しませんか?
まずは正しく“肌タイプ”をチェックしましょう!
まずは、以下の質問に答えていきましょう。
脂性度チェック
・日中肌のテカりが気になる
・化粧崩れの仕方が、消えてしまったり沈んでしまったりというものである
・頬の毛穴が大きくて目立つ
・額や頬に大人ニキビができやすい
乾燥度チェック
・日中肌がつっぱる
・目や口の周りがカサつく
・ベースメイクが粉っぽい仕上がりになる
・肌のキメは細かい
どちらの項目の方が多く当てはまりましたか?脂性度によく当てはまった方は脂性肌、乾燥度によく当てはまった方は乾燥肌の可能性が高いです。同じくらいという方は、混合肌を疑いましょう。当てはまるものが少ない方は普通肌です。
肌タイプの特徴
肌タイプチェックをしたところで、それぞれの特徴を見ていきましょう。より精密に、自分がどの肌タイプかを確かめていくのです。
普通肌
水分・皮脂ともにバランスが整っている状態です。カサつきや大人ニキビといった肌トラブルが少ないのも特徴。触るとしっとりとした感触です。普通肌は、バリア機能が働いています。外的刺激の影響を受けにくく、健康的な状態だといえるでしょう。
脂性肌
水分・皮脂ともに多いタイプです。特に皮脂が過剰分泌されており、ベタつきが気になってしまいます。肌に潤いは感じられますが、毛穴が開いていたり詰まっていたりといったトラブルが起きやすいです。皮脂が原因の大人ニキビもできやすい。思春期~20代前半に多いタイプです。
乾燥肌
こちらは水分も皮脂も少ないタイプ。自ら潤う力が弱く、カサつきが気になります。皮脂腺が小さくなっているため、毛穴が目立ちにくい傾向にあります。肌のキメも細かいのですが、やはり乾燥しやすいです。バリア機能が低下しがちです。加齢とともに乾燥肌になるという方も多いですよ。
混合肌
部位によって脂性肌の特徴と乾燥肌の特徴を持ち合わせているタイプです。Tゾーンはテカりやすいのに対し、Uゾーンはカサついています。水分と油分のバランスが崩れており、バリア機能が低下しがち。また、肌状態をコントロールしにくいのも難点です。20代後半~30代に多いタイプです。
肌タイプごとに、今すぐ正しいスキンケアを!
肌タイプが分かったら、正しいスキンケア方法を知りましょう。肌タイプを間違って認識していたという方は、特に注目ですよ。
普通肌
肌が安定しているので、さまざまな化粧品を試しやすいです。美容機器を使用しても◎。この状態なら、気になる新商品を試してみても良いでしょう。
脂性肌
朝晩、丁寧な洗顔を心がけましょう。ただし、洗浄力が強すぎるものはNG。肌がもともと持っている保水力まで奪われてしまう可能性があるからです。また、引き締め効果のある化粧品も効果的ですよ。
乾燥肌
水分が足りていないと思われがちですが、油分も足りていない状態なので、どちらもバランス良く補うことが大切です。保湿力のある化粧水や乳液、クリームなどを使いましょう。美容液で集中ケアをしても◎。
混合肌
部分ごとにお手入れ方法を変えるのが正解です。Tゾーンは化粧水をたっぷり、乳液は控えめに。Uゾーンは乳液やクリームをたっぷりと塗りましょう。肌状態が安定しない日もあるので、手で感触を確かめながら適切にケアしていきましょう。
肌状態は季節に左右される!時季に合ったスキンケアを!
日本には四季があるので、1年の中でも気温や湿度が変化していきます。これが、肌状態にも影響してしまうのです。1年中同じスキンケアをするのではなく、春夏秋冬で肌タイプをチェックし、きちんとお手入れしてあげましょう。
春は、肌の潤いが増す季節。しかし、花粉や強風によるホコリによって肌が過敏になりやすいです。新生活がストレスになり肌に現れることも。
スキンケアとしては、外気の汚れや老廃物をきちんと取り除くことを重視しましょう。しっかりと洗顔し、その後保湿も入念に。冬に比べて紫外線量が増えてくるので、UV対策にも力を入れて。
夏は暑さで汗の量が増えます。皮脂が流れやすくなり、大人ニキビや化粧崩れで悩まされることも。紫外線ダメージが強く、日焼けやシミなどの肌トラブルが起きやすいです。
まずは、日焼け止めをしっかりと塗ること。毛穴ケアをするとニキビ予防にもなります。紫外線ダメージで水分が奪われることもあるので、保湿も忘れずに。
秋は気温・湿度ともに安定した季節です。ただし、目元や口元のカサつきが気になり始めます。夏の紫外線ダメージを引きずっていることも多々。
対策としては、美白ケアと保湿ケアを行うことです。夏のダメージ肌対策と、季節の変わり目対策をしましょう。
冬はなんといっても乾燥が気になってきます。肌のカサつき、肌荒れが目立つように。乾燥によってシワがきになることも。さらに、頬が赤くなることもあります。
乾燥対策をしていきましょう。シートパックや美容液などを積極的に使って集中ケアをしても◎。また、気温が低下することで血行が悪くなりがち。入浴やマッサージで血液循環を高めましょう。
その時々に合ったケアで美肌を手に入れて!
肌タイプは大きな視点から見ても変わりますし、季節にも影響されます。10代の頃に脂性肌だと感じたからといって、今も同じようなスキンケアをするのはNGなのです。今の自分、そして今の季節を考慮しながら、最良のお手入れを心がけましょう。自分をきちんと知ってお手入れしてあげれば、肌も応えてくれますよ。
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美容薬学検定1級、コスメコンシェルジュ(日本化粧品検定1級)、メイクアップアドバイザー検定資格保有。マスコミ系企業に就職中、美容資格をいくつか取得し、美容ライターとして活動を始める。キレイになりたい!と願うあなたに響くような情報をお届けできればと思います。