食べ物で肌は変わる!“美肌”にプラスになる「冬のインナービューティー」4つ
美肌を目指すなら、冬は“温活”と“乾燥対策”が必須条件。外からのケアもいろいろあるけど、インナービューティーも気にしていますか? 肌もカラダも食べた物から作られます。美肌を目指すなら、冬はこんなことがおススメですよ。
- 2017-11-26
- 坂本雅代
1.いつでも白湯!
朝起きぬけの白湯、寝る前のコップ1杯の白湯は、実践している人も多いのではないでしょうか。
改めておさらいすると、白湯は“さゆ”のこと。簡単にいうと、温めたお湯を50~60度まで冷ましたものですが、内臓機能UP、便秘解消、血行促進、ダイエット効果、美肌力UPなど、健康や美容にプラスになる効果が期待できるとされています。
この白湯、朝晩だけではなく、日中の飲み物も白湯にすると◎。乾燥する季節は、内側からの潤いも必要ですが、シンプルに水、それもぬるま湯でとることは肌への潤いにプラスになります。
台湾で有名な美人三姉妹をご存知ですか? 奇跡の美貌を誇るその美容法のひとつに、“1日中ぬるま湯を飲む”というものもあるんだとか。
実はこの三姉妹、全員アラフォー! 肌の水分量が保たれると、いつまでも老けない肌でいられそうですね。
2.冷やす食材と温める食材を知っておく
いくら外から体を温めて温活しても、体を冷やすものばかり選んでいたら、内側から冷えてしまいます。
温かいもの、冷たいものの選択だけでなく、食材そのものにも体を温める温性のものと寒冷性のものがあります。体を温めたい冬は、温性のものを選びましょう。
生で食べられる野菜や南国で育つものには寒冷性のものが多く、体を冷やしがち。温性の食べ物は、土の中で育つもの、冬が旬のもの、北国で育つものが多いので、選ぶ時の目安にしてくださいね。
でも、寒冷性のものを食べたい!という時は、工夫をすれば大丈夫。体を冷やすトマトなどは、温めて食べたり、温性のものと合わせて中和するのがオススメです。トマト缶を使った煮込み料理にしたり、スパイスなどをプラスするといいですよ。
3.肌の水分量UPが期待できるもの
化粧水をたっぷりつけるのもいいけれど、食べ物でも肌の水分量UPが期待できるものがあります。
化粧品にも含まれる、肌の水分量を保持する効果があるセラミドは、食べ物にも含まれるものがあります。中でもイチオシはこんにゃく芋。
低カロリーでボリュームもあり、ダイエットにも美肌にも嬉しい食材です。こんにゃくステーキや、おでん、煮物にプラスしたり、お肌の乾燥が気になる時は、こんにゃく料理を作ってみてはいかがでしょう。
4.肌のバリアをつくる良い油も摂るべき
潤い肌をつくるためには、水分だけでなく油分も必要です。ダイエット中だから、とストイックに油を抜き過ぎると、肌つやが失われてしまうことがよくあります。
油には、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2種類があり、飽和脂肪酸は、バターやラードなどの動物性脂質で、常温で固まる性質があります。
不飽和脂肪酸にはまぐろ、いわしなどの魚に含まれる油や、オリーブオイル、ごま油などがあり、常温で固まりにくく、体内で液体という性質があります。血液サラサラ効果や、悪玉コレステロールを減らすなど、良い油としても有名ですね。
摂りたい油は不飽和脂肪酸。魚やナッツなどで、肌に良い油分を適度にプラスして、潤いを閉じ込めましょう。
美味しく食べてキレイに、冬のインナービューティーの参考にしてくださいね。