「くすみ」は種類別に”お手入れ方法”が違う!?正しいケアで若々しく!

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「くすみ」は種類別に”お手入れ方法”が違う!?正しいケアで若々しく!

肌にくすみがあると、なんだか一気に老けて見える気がしませんか?気になってくると、憂鬱さも増してくるものです。ところで、くすみにはいくつかの種類があることをご存知ですか?それぞれ原因が違うので、お手入れ方法も異なってくるのです。あなたのくすみのタイプを識別して、正しいケアをしてあげましょう。

なんだか最近お疲れ顔…それ、「くすみ」が原因かも!?

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鏡を見るたびに、なんだかお疲れ顔の自分が写っていませんか?疲れた表情だと、一気に老けてしまうもの。そんなときって、とても憂鬱になってしまいますよね。でも、ちょっと待って。もう一度鏡を見てみてください。そのお疲れ顔の原因、もしかしたら「くすみ」かもしれません。

くすみは目の周りや頬だけでなく、顔全体に現れることもあります。肌の赤みが減少して黄みが増している状態、肌ツヤや透明感が消えている状態、皮膚表面にできた凹凸によって影ができ、暗く見えてしまう状態などをくすみといいます。鏡を見て、くすみかな?と思ったら、今すぐケアを始めましょう。くすみが解消すると、きっと気分も良くなるはずです。

しかし、くすみにはいくつかの種類があります。それぞれ原因が違うので、お手入れ方法も異なってきます。くすみができてしまったからといって、闇雲にスキンケアするのはNG。自分のくすみのタイプを見極めて、正しいケアをしてあげましょう。若々しさを取り戻せるはずですよ。

まずはどのタイプの「くすみ」なのかをセルフチェック!

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くすみの種類を簡単にチェックする方法があります。まずは鏡を見ながら、自分のタイプを見極めてくださいね。

ひじやひざ、かかとなどにできるような感じで、灰色がかっている方。こちらはAタイプです。肌のキメが乱れていてツヤや透明感がないと感じる方はBタイプ。青黒く、血色が悪い方はCタイプです。Dタイプは、茶色っぽいくすみ方をしている方。最後は、肌に色ムラがあり、黄みがかっているEタイプです。

どのタイプか識別できましたか?それでは、タイプごとに原因とお手入れ方法をご紹介します。

「くすみ」タイプ別お手入れ方法

Aタイプ:灰色がかったくすみ

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こちらは「角質肥厚型」。原因は、ターンオーバーの乱れです。対策は、ターンオーバーを正常に整えること。AHA(アルファヒドロキシ酸)、リンゴ酸といった成分が配合されたピーリング剤、パパイン、プロアテーゼなどの酵素を使ってみましょう。スクラブ洗顔やピールオフパック、ふきとり化粧水も試してみて。

ただし、刺激が強いため毎日の使用は避け、スペシャルケアとして使うこと。また、使用後はしっかりと保湿をしてください。極度な乾燥肌の方やアレルギーがある方は、自己判断で使用せず、皮膚科に相談した方が良いでしょう。

Bタイプ:肌のキメが乱れていてツヤや透明感がない

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加齢や乾燥でキメが乱れて肌表面に凹凸ができてしまっている「乾燥型」です。凹凸に光が乱反射することで、肌がくすんで見えるのです。乾燥が原因なので、保湿に力を入れることが大切。セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、アミノ酸といった保湿成分が配合されている化粧品を使ってみて。

普段使っている化粧品に保湿美容液やパックなどを取り入れてみても良いでしょう。

Cタイプ:青黒く、血色が悪い

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ズバリ、「血行不良型」です。加齢や疲労、睡眠不足が原因となります。血行が悪くなり、肌がくすんでしまうのです。血行を良くするために、マッサージやホットタオルを試してみましょう。バスタイムもシャワーにせず、しっかりとお湯に浸かってくださいね。

美容成分としては、カプサイシンやビタミンE誘導体、炭酸などが効果的です。こういった成分が配合されている化粧品でケアしましょう。

Dタイプ:茶色っぽいくすみ

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「糖化型」で、原因はちょっと複雑です。肌の中でタンパク質と糖が結びつくと、褐色の「AGEs」というものを作り出します。これが、くすみの原因となるのです。ビタミンB1/B6、ビタミンC誘導体、クエン酸、αリポ酸が配合されている化粧品を使ってみましょう。

また、生活習慣にも注意を。抗酸化作用のあるカモミールやドクダミを摂取し、血糖値を急増させない食事に変えてくださいね。

Eタイプ:肌に色ムラがあり、黄みがかっている

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紫外線や肌に摩擦が起こることでくすんでしまう「メラニン型」です。紫外線や摩擦はメラニン色素を作る原因となりますが、このメラニンが排出されないと色素沈着を起こしてしまうのです。この場合、ビタミンC誘導体などの美白有効成分が配合されている化粧品を使いましょう。

Aタイプと同様のケアで、ターンオーバーを促すのも◎。メラニンを滞らせないようにするのです。また、さらに悪化させてしまわないために、紫外線対策をしっかりと行うようにしてください。冬も紫外線は降り注いでいますので、UVカット化粧品は必須ですよ。

もう悩まない!くすんだお疲れ顔とはオサラバ!

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このように、くすみのタイプは複雑です。肌がくすんでいるからといって闇雲にスキンケアをしていても、アプローチを間違えれば効果が出ないなんてこともあり得ます。自分のくすみの原因を知り、その原因を解消することが大切なのです。

くすんでお疲れ顔の自分を鏡で見ると、ため息をついてしまいますよね。でも、対策方法がきちんと分かっていれば大丈夫。今日から正しいスキンケアを始めて、若々しい自分を取り戻しましょう。すぐに効果が出ないからといって諦めないことも肝心。続けることで徐々にキレイになる、という方が多いのです。焦らず、正しく、くすみにアプローチしてみてくださいね。

「くすみ」は種類別に”お手入れ方法”が違う!?正しいケアで若々しく!

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西田彩花

西田彩花美容ライター

美容薬学検定1級、コスメコンシェルジュ(日本化粧品検定1級)、メイクアップアドバイザー検定資格保有。マスコミ系企業に就職中、美容資格をいくつか取得し、美容ライターとして活動を始める。キレイになりたい!と願うあなたに響くような情報をお届けできればと思います。

http://blog.livedoor.jp/ayk_nsd