濃色リップは落ちると一気にコーデがカジュアルダウン

完成度ガタ落ちだし、顔色も悪くなる…

秋冬に挑戦したい、ムートンブーツコーデやパーカーコーデ。これらのカジュアルなコーディネートには、赤リップを取り入れたレディなメイクで、女らしさを加えてあげると素敵に決まります。

だけど・・・飲食やおしゃべりにより、油断するとすぐに取れてしまうのがリップメイクの難点。

唇の女性らしさが薄まると、一気にファッションのカジュアルさが増してしまうし、唇の色が消えるとメイクのバランスも崩れます。それどころか、血色感が薄れてなんだかコワッ！

ずっとメイクしたての唇がキープされればいいのに・・・。そんな悩めるあなたに教えたい。赤リップの“美発色”をキープするメイクテクと、落ちにくくしてくれるコスメって？

赤リップの“美発色”を長時間キープするメイクテク

口紅→リップバームの順に塗る

通常、メイクをする際は、スキンケアのタイミングでリップバームを塗ります。メイクの最初に塗らなくても、口紅を塗る前には、必ずバームで整えますよね？

ですが、そうすると、リップバームの油分が口紅を弾き、発色がやや薄くなるのです。グロスのようなこっくりとしたリキッドのバームだと、さらにノリが悪くなってしまうことも。

初めの発色が良くないと、当然色持ちは長くは続きません。そこで、あえて口紅を先に塗り、あとからバームを重ねましょう。

※乾燥や荒れが起きるケースもあるので、体や唇の調子が芳しくないときはこの方法は避けて下さい。

「リップライナー」で”フチ”を取る

油分の少ないリップライナーは、リップメイクのモチを高めてくれるメジャーなコスメ。唇の周りを一周囲むと、内側の色が取れてしまっても、フチだけはちゃんと残っているのがわかるはず。

もし、フチだけが残るのを避けたいときは、唇全体にリップライナーを塗るのもおすすめです。唇の内側の、粘膜部分にもしっかり塗ると、内側の色が取れてしまうのを防げます。

「アイシャドウ重ね」で”イマドキ風”に！

近年トレンドの、口紅の上にアイシャドウを重ねて、発色や質感を楽しむメイク法。リキッドファンデーションの上からフェースパウダーを重ねて、ベースメイクのモチを高めるのと同じような効果が期待できます。

口紅と同じ色・似た色のアイシャドウを重ねると自然に馴染み、変化球の色を重ねると可能性が広がります。また、ラメ感のあるアイシャドウでツヤを出すと、アイシャドウで質感がマットになっても、うるっとした表情になれますよ。

“美発色”を長時間キープする便利コスメ

メイクアップフォーエバー リップラインパーフェクター

2,500円(税抜)

@makeupforeverrussiaがシェアした投稿 – 2017 3月 21 6:27午前 PDT

リップライナーとして唇のフチに、リップベースとして唇全体に。用途に合わせて塗るだけで、上から重ねて口紅にウォータープルーフ効果をプラスしてくれる画期的なコスメです。

無色透明だから、淡い口紅や透け感のあるグロスから、濃密カラーの口紅まで、どんなリップメイクとも相性抜群。1本あるだけで、口紅のお直し回数がぐんと減ります。

リンメル マジカルステイ リップコート

1,200円(税抜)

リンメル ロンドン公式さん(@rimmellondon_jp)がシェアした投稿 – 2016 9月 12 3:14午前 PDT

好きな口紅やグロスを塗った上から重ねるだけで、メイクモチをアップさせてくれる唇専用トップコート。

唇をケアしてくれる「ケアプラス」も発売されていますが、色持ちを高めるなら断然こちら！これからの季節はやや乾燥しやすいので、事前に唇のケアをきちんと行なってからの使用がおすすめです。

チューブタイプだから、グロスを塗る感覚で気軽に使用できるのも人気の秘密。

「赤リップ」あってのトータルコーディネート

美発色キープで1日オシャレ

メイクもファッションも、赤リップを塗った状態こそ、理想バランスの完成系なのに！それが取れてしまっては、どちらも一気にセンスダウン。

メイクの方法をちょっぴり工夫してみたり、リップメイクのモチを高めてくれるコスメを使ったりすることで、色持ちを少しでも長い時間キープさせちゃいましょう。

カジュアルコーデの主役とも言える赤リップのキープができれば、一日中パーフェクトなオシャレガールもキープできますよ。主役のリップが崩れているようではまだまだでしょ！