コスプレイヤー発祥!!「口紅onアイシャドウ」がブームの予感!!
口紅の上にアイシャドウを重ねたり、口紅代わりにアイシャドウを塗ったりするメイクがいま、モデルを中心に流行っています。そしてそのメイクテクを彼女たちがSNSで発信していることで、なんだかブームの予感なんです。実はこのメイク、コスプレイヤーさん発祥って知っていましたか?そのメリットは?危険じゃないの?
- 2017-09-22
- byBirth編集部
コスプレイヤーが唇にアイシャドウを塗ったワケ
今でこそ、ブラックやブルーなど、奇抜でダークなカラーのルージュがたくさんのブランドから発売されていますが、ほんの少し前まで、口紅と言えば、レッド・ピンク・オレンジ・・・などの、血色感のあるカラーのみでしたよね。
だけど、コスプレイヤーさんが、2次元のキャラクターになりきるためには、むしろ、唇の血色感を消したかったのです。そこで、よりキャラに近い、ダークな唇を再現するために生み出したのが、「アイシャドウで代用する」こと!
リップバームで唇を整えたら、ブラック・フルー・グリーン・シルバー・・・など、自分の目指す色のアイシャドウを重ねます。すると、理想の唇のできあがり。
では、ルージュのカラーバリエーションが豊富になった今、もうこのテクニックは必要ないはずなのに、なんでブームの予感なの?それは、“口紅onアイシャドウ”のメリットを知ればわかるはず。
“口紅onアイシャドウ”のメリット
お粉を重ねる=色持ちアップ
なんと言っても最強のメリットは、“色モチがアッする”ことです。リキッドファンデーションにフェースパウダーを、アイライナーにアイシャドウを重ねるとそれぞれメイクのモチがアップするように、油分にお粉を重ねると、崩れにくくなるのです。
それと同じ原理で、油分である口紅の上に、粉であるアイシャドウを重ねると、仕上がりや発色のモチがグンとアップします。
”マットな質感”と”輝き”が共存可能
アイシャドウを重ねると、どんな質感のルージュも、トレンドのマットにチェンジすることが可能。そしてこのメリットは、ただ質感が変わるだけではありません。
通常、“マットに仕上がるルージュ”を使った場合、均一なマットリップになりますよね。ですが、パール感のあるアイシャドウを重ねた場合はどうでしょう。そう!マットな質感にパールの輝きが加わるのです。すると、ルージュ単品では出せない、複雑な魅力と奥行きが生まれます。
グロスのツヤとは違う輝きって、なんだか新鮮で神秘的!
立体感をプラスできる
インスタグラムを賑わせている“口紅onアイシャドウ”メイクは、こちらの使い方が多いです。いつも通りのリップメイクをしたら、唇の中央のみに、ゴールドやシルバーなどのアイシャドウを重ねてあげて。すると、なんとも言えない美しい立体感が唇にプラスされます。
これまでの常識では、「唇をぷっくり見せるためには、リップグロスをたっぷり塗る」と考えられていましたが、この方法を使えば、マットリップでもグラマラスな唇に見せることができるのです。
ノーテクニックで、海外セレブのような唇が手に入ると大人気。
リップライナーとしても使える
リップライナーは、口紅より油分が少ないのが特長のコスメ。これを用いることで、口紅の輪郭を整えるほか、色モチを高めたり、口紅が流れるのを防いだりすることができます。だけど、口紅と比較するとカラーバリエーションがあまりなく、なかなか好みのカラーに出会えずにはいませんか?
そんなあなたにおすすめなのが、アイシャドウを使うこと。リップブラシにアイシャドウを取り、あとはリップライナーと同じ要領で使うだけ。もともとアイシャドウはカラーが豊富なコスメな上に、色同士を混ぜ合わせることもできるので、いつだって求めている色に出会えます。
唇にアイシャドウをのせて危険じゃないの?
ミネラルタイプを使うとより安心!
メリットがたくさんあるのがわかり、自分も挑戦したいと考えた人が次に悩むのは、「アイシャドウを唇にのせて危険ではないのか」ということではないでしょうか。
アイシャドウは、“万が一目に入ってしまっても安全なもの”でできているため、唇に塗っても大きな問題はないと考えられています。ですが、やはり誤って体内に入ってしまった場合、100%安全であるとは言いきれません。ですから、このメイクをしたときは、「飲食をなるべくしない」、「唇を舐めない」等、注意を払いましょう。
また、ミネラル成分でできているコスメを選ぶのもおすすめです。
” 重ねるアイシャドウの色”しだいで、”リップメイクが変化”する!
“口紅onアイシャドウ”を取り入れると、自前の使いなれた口紅が、まるでフレッシュなコスメであるかのごとく姿を変えます。同じ口紅でも、重ねる色味しだいで表情を変えるので、あなたのお気に入りの組み合わせを探してみては?
これからの時代は口紅の上に、グロスではないアイシャドウを重ねるようになるかもしれません。
※筆者の個人的見解です。
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