メイクをしたまま寝ちゃった!?(泣)”肌ダメージを最小限にする”対処法は?

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メイクをしたまま寝ちゃった!?(泣)”肌ダメージを最小限にする”対処法は?

メイクしたまま寝るのがよくないと分かっていても、どうしても眠くて、メイクを落とさずに、寝てしまった経験はありませんか?疲れているときでも、メイクを落としてから寝るに越したことはないのですが、どんなに気をつけていても、思わず失敗してしまうことはあるものです。そこで、メイクをしたまま寝てしまった時の、肌ダメージを最小限にするための、スキンケアをご紹介します。また併せて、お肌に優しいクレンジングの選び方もお伝えします。

メイクを落とし忘れて寝ると、肌はどうなるのか?

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  • メイクの油をアクネ菌が食べて、ニキビの原因になる
  • メイクによる刺激で、防御反応によるシミが作られる
  • メイクがターンオーバーの邪魔をして、古い角質が肌に残る
  • 角質が厚くなり、ニキビなどをはじめとしたお肌のトラブルの原因となる
  • メイクの油が酸化して活性酸素を発生し、肌の老化を促進する
  • メイクが皮脂となじんで、お肌の奥の方へどんどんしみこんでいく
  • 長時間洗顔してないせいで、菌が大繁殖する
  • ターンオーバーが乱れる

このように、メイクを落とし忘れて寝ると、あなたの肌の将来に関わるようなデメリットがたくさんあります。これから結婚などを考えている方は、とくに気をつけたほうが良いです。最近は、女性も遅くまで働いているので、結婚を考えはじめたときには、既にお肌が10歳増しに、ということにもなりかねません。

ターンオーバーというのは、古い角質の細胞を捨てて、新しい細胞を作る事です。そうやって肌の細胞を入れ替えることで、肌をキレイに保つことができているのです。ターンオーバーは、新陳代謝と呼ばれることもあります。細胞は約1ヶ月周期で生まれ変わります。だから、約1ヶ月しっかりお肌を守ってあげれば、汚れた肌でもキレイにすることができます。

メイクを落とし忘れたときにするスキンケア

 1.クレンジングでまんべんなく落とす

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普段よりも意識を集中して、洗い残しがないようにクレンジングして下さい。クレンジング自体も刺激が強いため、本来なら短時間で済ませたいところですが、長時間放置されたメイクに比べれば安全なので、念入りに落とすようにしましょう。

いつもより多めのクレンジングを使って、鏡を見て洗い残しがないか確認するようにしてください。毛穴の奥にしみこんだメイクを落とすためにも、1分間ほど肌になじませたほうが良いでしょう。その後、軽く撫でるようにマッサージしながら洗い流します。

洗顔後は、保湿を忘れずにして下さい。普段よりしっかり洗った分、肌の乾燥も酷くなるので、十分気を使って保湿する必要があります。

2.スッピン。あるいは軽めのメイクで過ごす

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長時間メイクをしていたせいで、肌のターンオーバーが十分ではありません。ですから、ターンオーバーの邪魔をしないためにも、極力メイクは避けるべきです。そして、屋外に出るのなら、保湿と紫外線対策は絶対に必要です。どうしても仕事でメイクが必要なら、軽めにしておくのが安全です。

また、ターンオーバーを促進するためにも、ダメージを受けた肌を休ませるためにも、お肌をいたわってあげてください。ここでしっかり肌を休ませるか休ませないかで、今後の肌の老化具合や、透き通り具合などに大きく関わってきます。

3.肌の回復力を高める食材を食べる

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肌の回復には、栄養が必須です。肌に良い食べ物を食べて、回復の手伝いをしてあげましょう。肌に良い栄養がある食べ物といえば野菜ですが、野菜は生野菜よりも、温野菜として食べるほうが、お肌にとって良いです。

また、血行をよくするために、身体を温めるのも効果的です。なお、肌の回復は寝ているときに特に活発になるため、睡眠も大事です。ダメージを受けた分しっかり回復するためにも、この対策を取り入れてみてください。そうすれば、メイクを落とし忘れたことを帳消しにできて、むしろキレイになってしまうかもしれません。

クレンジング剤の選び方。肌に負担をかけないのはどれ?

クレンジング剤とは

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クレンジング剤とは、メイクを浮かせる油分と、それを水に流す「界面活性剤」というものを配合したものです。界面活性剤は、メイクの油を水に溶かすために絶対必要なものですが、一方で、刺激が強いため、界面活性剤の濃度が高いものをたくさん使うと、肌がダメージを受け、肌に必要な皮脂まで落とし過ぎることもあります。

けれど、化粧を落とすためには使わざるを得ないですから、しっかりとクレンジングができ、それでいて、刺激が少ない物を選びたいところです。

クレンジングの種類と選び方

クリームタイプや、乳化ジェルタイプ

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クリームタイプや、乳化ジェルタイプのクレンジング剤は、お肌に優しい製品です。クレンジングは、界面活性剤による効果が強いほど、刺激も強くなってしまいます。でも、クリームタイプや、乳化ジェルタイプのクレンジング剤は、刺激が適度で、それでいてしっかりとした洗浄力があります。

乳化ジェルタイプは、透明ではなく乳化していて白いものなので、間違えないようにしてください。

リキッドタイプ

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リキッドタイプのクレンジング剤は、洗浄力がとても強いですが、一方で、界面活性剤がものすごく多く、使うと肌が痛みます。もしかしたら、「汗をかいた時には、ちょうどいいんじゃない?」と思うかもしれませんが、それは洗顔料の役目です。洗顔料で十分落ちるため、わざわざ肌への負担が大きいクレンジングで、皮脂などを洗い落とす必要はありません。

洗浄力が強いから好都合と思って、安易にリキットタイプのクレンジングを選んでしまいがちですが、そのぶん負担がとても大きいので注意して下さい。

拭き取るタイプ

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拭き取るタイプのクレンジング剤は、肌への負担がかかりやすいです。「拭く」ということでの摩擦によって、肌に小さな傷がつきます。その小さな傷で、肌のバリア機能が失われて乾燥肌になったり、摩擦で赤ら顔になったりするので、要注意です。拭くタイプだけは、どんな場合でも使わないほうが無難です。

ミルクタイプ

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ミルクタイプのクレンジング剤は、肌に優しいイメージがあって人気ですが、水気が多いために、メイク料との馴染みがよくありません。馴染みがよくないので、メイクを落とすためにこすらなければならず、結果的に、摩擦で肌を傷めてしまう場合もあるようです。

かなりの薄化粧のときには、ミルクタイプでもいいですが、ファンデーションを塗ったときなどは、洗浄力が確実に足りないでしょう。

泡タイプ

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泡タイプのクレンジング剤は、お手軽ですし、泡ということで柔らかいイメージがあると思います。ですが、泡は水を含んでいるため、本来ならメイク料との馴染みが悪くなるはずなのです。それなのに、メイクがしっかり落ちるということは、それだけ多くの界面活性剤を使っているということになります。ですから、肌を守るためにも避けたほうが無難です。

肌に優しいクレンジングを選ぶときのポイント

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  •  十分な洗浄力がある
  • 皮脂や保湿成分を落としすぎない

刺激が強くなく、肌に余計な負担がかからないクレンジング剤が基本です。また、クレンジングにはクリームタイプや、リキットタイプなど様々な種類がありますが、どちらも、先に説明したような難点があるので、避けるべきです。

低刺激で、メイクがしっかり落ちるおススメのクレンジング剤は、

  • クリームタイプ
  • ジェルタイプ

この2種類です。

クレンジング剤は、数あるスキンケアアイテムのなかでも、特に肌を傷めやすいものです。だから、メイクを落とさないで寝てしまった時には、肌に優しいクレンジング剤を選んであげると良いでしょう。

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いかがでしたか?もし、メイクを落とし忘れて寝てしまったら、肌回復のために、肌を休ませることが大事ですし、クレンジング剤も、厳選しましょう!

※筆者の個人的見解です。効果・効能を保証するものではありません。

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松澤ますみ

松澤ますみ美容ライター

WEB・DTPデザイナーから、ライターに転身した変わり種。得意分野はアンチエージング。お肌が10歳若くなるケアの方法などを、皆さまにお届け致します。