誰でも思い浮かぶ基本使い

じんわり血色チーク

こちらの使用方法は比較的メジャーなため、すでに取り入れている方もいるのでは？！スティックタイプのチークの要領で、口紅を直接肌の上に滑らせます。そして、指でポンポンとしながら広げてあげるだけで、簡単に「じんわりとした血色感」を頬にプラスすることができますよ。

上からフェースパウダーを重ねれば、色モチもアップ。ベタつくこともないので安心です。パウダーチークの仕込みとして使用するのも良いでしょう。

それもあったか！！

濡れツヤニュアンスの赤アイシャドウ

まぶたにのせれば、アイシャドウ代わりにだって使えます。濡れツヤニュアンスのアイシャドウと、赤アイシャドウが人気の今！その双方を満たしてくれるのが、他でもない赤リップシャドウです。

直接、まぶたにのせたあと指でなじませれば、こちら単品でクリームアイシャドウ風。そして、通常のアイメイクをしたあと、指に色を取って重ねれば、ほのかに赤みとツヤをまとったヴェールに早代わり。

自分好みの発色を探すべく、色々なアイシャドウに重ねてみるのも面白そうですよね。単品使いの場合でも、重ねる回数で色の濃淡が調節できます。

ヨレない？むしろスマッジ感がベター

滲みアイライナー

チーク・アイシャドウの次はこれ、アイライナーとしての使用です。リップをアイライナーになんて使ったら、ヨレやすいのではないかと思うでしょ？むしろその、ちょっぴりヨレやすいところも、今年らしいスマッジ(滲み)に繋がるので良いのです！

ジェルアイライナーを塗るときに使うブラシや綿棒を使い、スーっと引くだけで、簡単にこのメイクはできちゃいます。上まぶたの目尻に加えると妖艶に。そして、下まぶた全体に引くと、守ってあげたい女の子のようなイメージに仕上がります。もちろん、上下の目のキワに引き、個性的なアイメイクに仕上げるのもgoodです。

こなれ感の最高峰

ウエットな垢抜けアイブロウ

お次はこちら！もちろんアイブロウにだって使えます。赤のニュアンスを眉に加えると、やわらかな印象になるのみでなく、ほど良く垢抜けるのは有名な話ですよね。それに加えて、今年の眉はヘアと同じくちょっぴりウエットが旬なのです。だからこそ、口紅で仕上げても問題なし！

通常通りに眉毛を描いたら、やわらかいブラシに口紅を軽くつけます。そして、それで眉毛をふんわりなぞるだけ。たったそれだけで、眉の色味と質感にこなれ感が生まれます。

マルチに使う！「赤リップ」の選び方

肌に優しい成分が安心

こんなに色んなメイクに使える赤リップ。どんなものを選べば良いのか迷ってしまいますよね。

口紅はあくまで口紅であり、唇に塗るために作られたもの。その為、他のパーツに使用した場合、トラブルが100%起きないとは言いきれません。ゆえに、目元など敏感なパーツに使用することを考えると、なるべく肌に優しいコスメが良いでしょう。

「オーガニック」、「石鹸でオフできる」などと表記のあるモノを選ぶと失敗しにくいです。一方のティント系は、色持ちに優れている分、発色が残りすぎてしまう可能性があるので、敏感肌さんはもちろん、普通肌さんも、無理に挑戦することはおすすめしません。

なお、「口紅」を口紅に塗っても合わないとトラブルが起きてしまうことがあるように、どんなに肌に優しい成分でも、問題が起きてしまうことはあるので、小さな面積で短時間お試しをしてみてから普段使いには取り入れましょう。

もともと2in1処方のタイプも便利

「リップ&チーク」、「アイシャドウ&リップ」など、2in1での使用を推進しているコスメがありますよね？そういったタイプは、肌と唇の双方につけること想定した処方のため、“口紅”として売られているコスメより、さらに安心度は高まります。

こちらも、皮膚の薄いまぶたに使用するときは、短時間のお試し使用からスタートを。特にアイライナーとして使う際は、どんな処方のコスメであっても、目に入らないよう注意をしてくださいね。

赤リップをバッグに忍ばせれば急なお誘いに対応可能

オフィスモードのお堅いメイクをしているときに、急にデートや女子会の誘いが入ったら、「行きたい・行けない」そんなジレンマに襲われるはず。だけど、赤リップを一つバッグに忍ばせておけば、もう迷うことはありません！

疲れた顔に血色感をプラスするのも、真面目な顔を色っぽく変えるのも、これさえあればできちゃいます。

“こなれた女”のお守り代わりに、常備してみてはいかはでしょうか。