ほとんどの基礎化粧品がシンプルな用途でわかりやすいのに対して、「オールインワン」と呼ばれる化粧品は何が出来るのか少しわかりづらい、という方もいらっしゃいます。
時短に強い味方「オールインワン化粧品」の基本ポイントを押さえていきましょう。

オールインワン化粧品とは

通常基礎化粧品は「化粧水」「美容液」「乳液」「クリーム」というように、それぞれの役割に特化したアイテムを順番に使用することを想定しています。
この化粧水からクリームまでの役割を、一つのアイテムで機能するように凝縮したのが「オールインワン化粧品」です。

スキンケアがシンプルに行える魅力から愛用する方も多く、現在では基礎化粧品の一角を担うカテゴリーに成長しました。
ジェルタイプのものが主流ですが、液状タイプなどのアイテムも販売されています。

オールインワンのメリット

オールインワン化粧品の最大のメリットは、やはり「手間がかからないこと」です。
1つの基礎化粧品ですべて済んでしまいますから、化粧水をつけて、美容液をつけて…という複数の手順から解放されます。

また「ああ、美容液が足りなくなったから買いにいかなきゃ……」「しまった！クリームがもうない！明日も残業なのに、どうしよう」という悩みがなくなるのもメリットです。
オールインワン化粧品の魅力は、単純に「毎日の手入れをラクにすること」だけでなく、「買い物の時間を短縮すること」にもあるのです。

オールインワンのデメリット

メリットが十分のオールインワン化粧品ですが、弱点もあります。
化粧水からクリームの役割をワンステップで行いますから、深刻な肌トラブルや肌質向けに専門性を高めたアイテムと比べると、どうしても物足りなさを感じる方もいらっしゃるのです。

オールインワン化粧品の中でも敏感肌用など専門性を高めたアイテムも増えてきていますし、化粧水＋オールインワン、美容液＋オールインワン、と組み合わせで使用することもできます。
自分の肌と相談しながら、オールインワンを上手に活用してみて下さい。