いつでも、どんな状況でも。自分に適した「正しい選択」をする”鍵”を持つには?
どんな時でも、自分が進む方向をしっかりと決め、様々な物事への選択の軸を持つようにするにはどうすればいいのでしょうか?その鍵は、「自分自身」と「自分の周りをとりまく環境」を知っておくこと。そして、これらを知るためにとても役に立つ、とてもシンプルな質問があります。その質問とは?
- 2017-06-03
- Maki.C
自分の「方位磁石」を持つには?
大切な事を決める時にとても難しく感じることがあります。特に、大人になると決める事が多く、さらに一つ一つの選択が重要になり、人生を決めるようなシーンも増えてくるからです。それに、質問も少しずつ自分にとって難しい物になってきます。
- 「今、私は何をしているんだろう。」
- 「私は一体どんな人なんだろう。」
- 「この先、私はどこに進みたいんだろう。」
これらの質問に答えることはとても難しいですが、少し自分の中で整理をして、一つ一つの行動に意識を持つことで、正しい方向に向かって進む選択をできるようになっていき、間違えにくくなります。
たくさんの選択肢があったり、いろいろな可能性について考えている時など、いったい何を選んでいいのか分からず、すべてを投げやりにしてしまったり、やけくそで選択した経験をしたことはありませんか?期限が迫っていたり、誰かにプレッシャーをかけられてる時など、ストレスを感じる中で選択をすることはとても難しい事です。
選択が上手な人は、人生の地図がなくてもどこに進むべきなのかわかっている人だと言えるのです。頭の中や心の中に方位磁針があれば、その針が示す方向に進んでいき疑いを持たずに信じて進むことができます。この方位磁針は「自分が持つ目標・自分への認識」をしっかりと知っておくことで持つことができます。
では、この進む方向をしっかりと決め、正しい選択をするにはどんなことをすればいいのでしょうか?その秘密は、「自分自身と自分の周りをとりまく環境を知っておくこと。」なのです。
とてもシンプルですが、自分自身でこれらの質問に答えれるように常に自問しておくことが、役に立ちます。
その質問は、
- 「私はどんな人なの?」
- 「今、私はどんな状態なの?」
- 「何に向かって私は進んでいるの?」
- 「誰と進んでいるの?」
これらの根本的な質問にすぐに答えれるように頭の中を整理しておくことで、自分が失ってはいけないものを明確に認識できるようになります。
「馬に聞いてください。」
少しここで小話があります。昔、馬に乗ってがむしゃらに走っていた騎士がいました。ある人が効きました。「そんなに急いでどこに向かっているのですか?」その答えに騎士はこう答えました。「僕は分かりません。馬に聞いてください。」
そうなのです。必死に前に進み、がむしゃらになっているのにどこに向かっているかは本人が分かていな時があるのです。実は。私たちもその状態に陥っていることが良くあります。ストレスを抱え、時間に追われて毎日必死に進んでいるのに、どこに進んでいるのか分からない状態。
それで、時々立ち止まって「私は何で、こんなに必死でしてるんだろう?私って本当は何がしたんだろう?本当に私はこれがしたくてしているんだろうか?このままで、いったいどこにたどり着くんだろうか?」と質問し、答えが見つからず、また明日へと突き進みます。
これらの質問を忙しさの中でもみ消してしまうことは、正しい選択をする可能性まで失わせてしまうのです。
難しい時は「可能性」が開く時
難しい選択肢が現れた時、人は悩みます。この時、私たちは一時的に立ち止まることとなります。こうすることで、新しい扉をノックして、扉を開けようと、手をかけているのです。このように難しく感じる瞬間こそ、新しい扉を開く可能性がある時だと思い直さないといけません。新しい扉を開く時、中に何が待っているか分からず、開けずに逃げたことはありませんか?
自分の事を知らずして、この扉を開くという選択をすることはできません。でも、その扉を開かないがために、同じ道をくるくると回って、また同じ悩みに遭遇したこともたくさんあるはずです。
もちろん、毎日を過ごしている中で、この選択肢に絡まる人間関係、シチュエーション、年齢、長所や短所は、それぞれ少しずつ変わってくるでしょう。でも、この難しい問題に直面した時こそ、自分を改善するきっかけとなり、自分を知るきっかけとなります。
壁を前にした時2つの事ができます。
- 立ち止まる。
- とにかく登ってみて、高いところから周りを見てみる
視界を広げることはいつもあなたにとってプラスになることを忘れてはいけません!
あなたに足りない「かけら」とは?
電車であなたの知らない街に向かっているとします。あなたは、電車の中で座席に座り、本を読んで、快適に過ごしています。他の人はスマホを見ていたり、車窓から景色を見て静かに過ごしています。
そこに、急に騒がしい子供たちが乗ってきました。わめき、騒ぐ。一気に電車の中の雰囲気が変わりました。それなのに、その子たちのお父さんは、注意をする様子も見せません。みんなイライラしてきて、たまりかねた人がいいました「こんなに騒がしい子供たちに、注意しないなんてどうかしている。」
お父さんの答えは、「あなたは正しいです。でも子供たちは、今お母さんが亡くなたばかりの病院から出たところなんです。私も子供もこれからどうしていいか分からないのです。」
いかがですか?一気に騒いでいた事が、少し理解できるように(100歩譲ってでも)なりました。同じ事をしていても、理由がしっかりあれば人を納得することができます。
周りの人がそれをしたらいけないなんて言うこともあるかもしれませんが、自分の中でしっかり理由があり、行っている行動は、自分と周りの人を納得させることができるのです。
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通訳・翻訳家。ヨーロッパで発信されている流行やトレンドを一早くキャッチするために日々情報収集しています。ヨーロッパ発の健康法やライフスタイルで心から健康に美しくなれる方法を毎日を忙しく過ごしながら、おしゃれ・恋愛・仕事に励む女性にお届けしています。