ドレスに負ける地味顔はだめ、かといって参列者はあくまで”脇役”なことを忘れずに”

結婚式に参列するとき、「ドレスを着て美容院で髪をセットするのに、メイクが普段仕事へ行く時のまま」なんて調子では、顔がドレスとヘアスタイルに負けてしまいます。せっかくオシャレをしても地味な顔ではナンセンス。

かといって、あまりにも派手なメイクはとっても下品。なにより参列者は脇役です。お友達の幸せを祝いに行ったはずなのに、主役よりも注目を浴びてしまうのなんてもってのほか！！自然と注目を浴びてしまうのは仕方ないですが、注目を集めるような装いは控えたほうが無難です。

特に、挙式や披露宴から参加をするときは、ドレスアップした姿と会場に釣り合う華やか、かつ上品なメイクをすることを意識しましょう。

披露宴にピッタリ！「華やか上品メイク」の方法

①ベースメイクは”血色感”を。白浮き顔はナンセンス

日本人は、顔の色を本来より明るくして、色白に見せたがる人が多いです。また、ラベンダー色やブルーの下地を使って、肌に透明感を演出メイクも流行っていますよね。

しかし、写真を撮る機会が多く、ライトアップされている披露宴では白浮き確定。披露宴の様子を映したフォトムービーが二次会で流れたとき、白浮きしている自分を見るのは嫌ですよね？

結婚式に参列するときは、血色感を加えてくれるピンク色の下地がオススメです。幸せな二人にぴったりのピンク色を使えば、顔色がパッと明るくなり、しかも程良い高揚感が生まれるので、幸福感溢れる肌の色に仕上がります。

このあとの項目で詳しくは解説をしますが、お呼ばれシーンではチークを薄くナチュラルにしたいので、ベースメイクの段階で顔色を良くしておいてくださいね。

②主役は”目元”!!ドレスに負けない目力を加えて

どんな薄顔の方でもメイク初心者の方でも、しっかりメイクをしてあげることで華やかな印象に見えるのがアイメイク。ドレッシーなファッションとセットしたヘアスタイルに顔が負けてしまわないうようにしたいときは、普段よりも目の印象を強くしてあげるようにするとバランスがうまく取れます。

このとき、アイラインを濃くするとメイクが一気に濃く見えてしまうので、アイシャドウで華やかに見せるようにしましょう。「ぼかす」ことを意識してあげれば、どんな色を使ってもアイシャドウではアイメイクは濃く見えることはあまりありません。

また、パールを上まぶたの黒目の真上辺りや目頭・下まぶたの目のキワにほんのり入れてあげると、より華やかに見えますよ。

アイメイクをしっかりすれば、集合写真でのっぺらぼうもびっくりな殺風景な顔に写ってしまうこともないので安心です。

③食事をするのを忘れずに。リップカラーは”ナチュラル”で

今回のメイクでは目元を主役にしているので、チークとリップはナチュラルに仕上げるのが鉄則です。ここで、頬にも大胆に発色の良いチークをのせ、さらに濃密カラーのリップを塗ったらそれは、華やかではなくただの派手。上品に仕上げるためには、引き算がもっとも大切です。

さらに、披露宴の様子を思い出してください。着席で、飲食や歓談を楽しみますよね？その際、食器に濃厚なリップカラーが色移りするのは上品とは言えません。また、農い色の口紅が飲食やおしゃべりを楽しんだ結果崩れてムラになってしまうのもはずかしいですよね？

特に、内側の粘膜部分は色が落ちやすいため、唇の輪郭部分だけに濃い色が残った唇はなんともバブリー・・・。これらを踏まえても、口紅の色移りや色落ちが目立ちにくいナチュラルなカラーのリップメイクがベターと言えるでしょう。

マットな質感のものではなく、ツヤのあるものを選ぶとナチュラルカラーのリップでも華やかな印象に見えますよ。

上品な華やかさの友人は花嫁にとっても”自慢の参列者”

あなたのお友達にとって、結婚式は一生に一度のとっても大切な日。そんな日は、祝福の気持ちも込め、会場が華やかになるように自分自身も華やかな装いで参加をしたいもの。あまりに地味な姿では、まるで準備をするのが面倒で用事ついでにそのまま来たかのようで、お祝いの気持ちがないようにすら見えてしまいます。

かといって、品のない派手さや自分が主役と勘違いしたような華美な姿は絶対NG！！そんな様子で参列しては、新郎新婦の親戚や勤務先の方が凍り付いてしまいます。

上品なお呼ばれメイクを施して、「自慢の参列者」となりませんか？大切なお友達の大切な日のために準備するのはきっと楽しいことのはず。ぜひ、今から当日のメイクの練習をしてみてくださいね。