間違った使い方してない?「日焼け止め」を”効果的”に使う大事な5つのポイント

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間違った使い方してない?「日焼け止め」を”効果的”に使う大事な5つのポイント

これからの時期、一番気をつけたいのが紫外線。今回は、日焼け止めを効果的に使う、5つのポイントを紹介したいと思います!

意外と種類が多く、様々な商品がある「日焼け止め」

Delicate face care in the summer

紫外線がは一年中降り注いでいます。日焼けがお肌に良くないのはみなさんご存知だと思いますが、なかなかしっかりケアしきれずついつい日焼けをしてしまうことも。実は、日焼け止めといっても、様々な成分が使われていたり、ミルクやジェル、スプレータイプなど様々な種類が発売されていて、何を使ったらいいのかわからず、なんとなく使って効果が薄くなってしまっていることも!

今日は、そんなややこしいけど、しっかり使い分けたい日焼け止めの種類とポイントを紹介していきましょう!

ポイント1.効果的な日焼け止めの付け方

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ジェルタイプ、ミルクタイプなど、ざまざまな日焼け止めがありますが、基本的に付け方は同じです。顔に付ける場合は、リキッドファンデーションと同じと考えましょう!

顔の中心のポイント(おでこ、鼻先、両ほほ、顎)につけ、伸ばさずにやさしく叩くようにつけていくのがポイントです。そう、意外と知られていませんが、伸ばしながら日焼け止めをつけていませんか!?リキッドファンデーションと一緒で伸ばしながら付けると、日焼け止めを拭き取るような効果があり、しっかり付けることができません。やさしく叩きながらつけましょう。

顔だけでなく、体もできるだけ叩きながら付けるようにすると効果がアップしますよ!そして、もちろんこまめに付けるようにしましょう!朝に塗っただけでは一日持ちません。日焼け止めの効果の強さによっても違いますが、2、3時間を目安に付けなおすと良い商品が多いです。

ポイント2.主なUVカット剤の特徴

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裏の成分まで見る人はなかなかいないかもしれませんが、知って起きたい知識がこれ!実は、日焼け止めに入っている成分(UVカット剤)には種類があるんです。大きく分けると2種類あり、「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」です。

紫外線散乱剤

紫外線を肌の表面で散乱させ跳ね返すことによって紫外線からお肌を守ってくれます。そして、このタイプはお肌への負担が少ないというのもいいですね!しかし、白浮きしやすいというデメリットも。

紫外線吸収剤

紫外線をお肌の表面で取り込み、エネルギーに変換して放出することで紫外線からお肌を守ります。散乱剤に比べるとお肌へのダメージがありますが、白くなりにくいのが特徴です。

ここで、日焼け止めはお肌にダメージがあるの!?という疑問が浮かんできた方も多いかもしれませんが、日焼け止めは確かにお肌への負担がありますが、日焼け止めを塗らない方がダメージを与えてしまうので、お肌を守るためにも日焼け止めは適切に使いたいものです。

ポイント3.意外と知られていない?「肌への負担」

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日焼け止めは種類によって、お肌への負担が強いか弱いかがおおよそわかります。しかし、弱ければいいってものでもなく、お肌の状態やお出かけする場所と時間にもよるので、適切なものを使うといいと思います。ただ、肌への負担は、知っておきたい知識なので紹介しましょう!

負担が少ない順番に並べると、
パウダータイプ>クリームタイプ>ミルクタイプ>リキッドタイプ>ジェルタイプ
です。

敏感肌で日焼け止めが苦手!なんて方は参考にしてみてください。

ポイント4.タイプ別の特徴

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では、日焼け止めの主な種類と特徴を紹介していきましょう!

パウダータイプ

パウダータイプはさらっとしてベタつくことがなく、さらにお肌への負担が少なく、使いやすいのが特徴です、さらにお化粧した後に足しやすいのもいいですね!ただ落ちやすいのでこまめに塗りましょう。

クリームタイプ

一番メジャーなのがこのタイプです。保湿力が高く、落ちにくいのが特徴です。しかし、伸びが悪かったり、白浮きしやすいことも。そして、油分が多いために肌荒れやニキビの原因になることも。落ちにくいので、石けんやクレンジング剤が必要なこともあります。

ミルクタイプ

さらっとしていて使いやすく、お肌への負担も少なめです。敏感肌の方にもおすすめです。体にも使いやすいので人気があります。

ジェルタイプ

塗布後のお肌がベタつかず、さらっとしていて使い心地がいいのが特徴です。日焼け止め独特のベタつきが苦手な方にはオススメです。しかし、刺激が強い成分を配合していることが多いので、敏感肌の方は特に注意しましょう。

スプレータイプ

スプレータイプはスプレーするだけなので、簡単に使えて、手の届きにくいところにも濡れ、さらに髪の毛にスプレーして髪の毛の紫外線防止ができるのがいいところです。しかし、ムラができやすいというデメリットもあるので、しっかりUVケアしたい場合は髪の毛だけに使うなど、部分的に使うことをオススメします。

ポイント5.日焼け止めの使用期限

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化粧水やシャンプーや日焼け止めは使用期限が書かれていないことがほとんどです。これは決まりがあり、未開封で3年もつという条件で作られています。なので、未開封でしたら2年半前に買ったものを使い切るくらいが期限かもしれません。

それ以上過ぎてしまうと、防腐剤が機能しなくなってしまい、お肌のトラブルになりこともあるので新しいものを使うようにしましょう。ちなみに、開封後は1年以内に使い、それを過ぎてしまったら新しいものを使うことをオススメします。

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いかがでしたか!?塗り方や日焼け止めのお肌への負担の強さなど、あまり気にしていなかったことも多いと思います。特徴をしっかり理解して、自分にあった日焼け止めを使い、いつまでも綺麗なお肌でいましょう!

間違った使い方してない?「日焼け止め」を”効果的”に使う大事な5つのポイント

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五嶋 基和

五嶋 基和美容師・オリジナル商品販売

サロンワークをしつつ、オリジナルブランドのシャンプーなどを開発し、販売しています。自身でコーディンングして、ネットショップも運営している起業家美容師。