「肌が荒れて、人に会いたくない~!」なんて日、ありませんか?
そんな時の私たちの味方は、ずばり!ファンデーション。
日々、異なる質感のファンデーションが多くのブランドから続々と登場しています。
選ぶ楽しみもあるけれど、自分に合うものが分からないというのも本音です。
そんな時こそ、
“ファンデーションの基礎知識”を持っておくと、
『好きなものを選ぶ』から、徐々に『自分に合うものを選ぶ』感覚が養えます。
具体例と一緒にQ&A方式で見ていきましょう。
Q、ニキビ跡を隠したいです。
A、そんな時には…カバー力のあるクリームタイプを選びましょう。
“ニキビ跡を隠したい”時の基準は【カバー力】
一般的なファンデーションは、「クリーム」・「リキッド」・「パウダー」と大きく3種類に分けられます。
このうち最もカバー力が高いのが「クリームファンデーション」
保湿効果も高いので乾燥しやすい方にもおすすめです。今回のように、ちょっとした部分だけカバーしたい時には、部分用クリームコンシーラーを使うと便利です。
Q、化粧崩れしやすくて困っています。
A、そんな時には…密着力の高い、リキッドタイプを選びましょう。
“化粧崩れ”の時の基準は【密着力】
「リキッドファンデーション」は水分を多く含むので、肌なじみが良く、密着力が高いのが特徴。
「リキッドを使っているが化粧崩れしやすい」という方は、塗ったあとに手やスポンジで軽くたたきながら、ファンデーションの上すべりがない肌になっているかチェックしてみましょう。
Q、ニキビを早く治したい、けれど、隠したいです。
A、そんな時には…薄付きのパウダータイプを選びましょう。
“トラブル真っ只中”の時の基準は【スキンケアとのバランス力】
こういった時には肌摩擦を減らす方法がおすすめです。パウダーファンデーションをブラシでつけ、かつ、メイク後のクレンジングも、クリームやミルクタイプといった肌摩擦の少ないものを使うと、総合的な肌への刺激を減らせます。
なお、これはあくまでファンデーションの選び方ですので、根本的な肌改善も同時に行なう場合には、専門家と相談の上で取り組んでみてください。
このように、それぞれの特徴を知っておくと、その時々に応じて的確なファンデーション選びができるようになります。迷ったときには参考にしてみてくださいね。
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プロのメイクアップアーティストを育成する[フロムハンド]メイクアップアカデミーにて美容を学ぶ。CM、舞台などのヘアメイクに携わった後、リバイタライズサロンSionKyotoの立ち上げに参加、10代~80代と幅広い層の美の悩みをメイクやトリートメントを通して解決する。主な執筆は、現場経験にもとづく、魅力を引き出すメイクやトータルケアでの美容習慣作りなど。