クマの色には体調が現れる!?クマ別の原因&お薦め食材
疲れた印象や老けた印象を与えてしまう目の下のクマ。
メイクで隠せてもすっぴんになったらバレバレだし、コンシーラーを使わずにメイクができたら楽ですよね。
クマには種類によって原因と対策があります。今回はそれぞれのクマに効く、内側から改善する食べ物をご紹介します。
- 2015-02-27
- 坂本雅代
「黒クマ」は血がドロドロ状態
黒っぽいクマができる人は、血液が滞ってドロドロになっている可能性が。あざができやすい、便秘、肩こりなどの症状や、生理中に血の塊が出る人は「黒クマ」ができやすい体質です。
寝不足になると更に血流が悪くなり、クマができやすくなるので、普段から疲れを溜めないように、ストレスや過労に注意が必要です。
食べ物は血をキレイにする豆類や玉ねぎなどがお薦めです。また、疲れると甘い物が欲しくなりますが、とりすぎると甘い物は体を冷やすので量に気をつけて!
「青クマ」は冷えが原因
体の中が冷えている人にできやすいです。水分の代謝が低下していて顔色が悪い状態。
貧血、冷え症、頭痛持ちの人は「青クマ」ができやすいといえます。
全体的にエネルギー不足で、疲労が溜まっている人が多く、食べ物は温かい物を中心に。
体を冷やす生野菜を避け、温める力がある根菜で温野菜にするなどがお薦めです。
「たるみクマ」は水分過多
体の中に余分な水分が多い人にできやすいクマです。体内の過剰な水分は体を冷やす元に。
むくみやすい、アルコールをよく飲む人にできやすく、冷えを改善し、体の外に余分な水分を出すことが必要になります。
食べ物は水の巡りを良くする食材がお薦めです。特にお薦めはハトムギ。
体の外に水を出す力が強く、ご飯に混ぜて炊くほか、手軽なハトムギ茶などもありますので是非活用してみてください。
中医学ではハトムギは「ヨクイニン」と呼ばれる美容効果が高い食材。
香港や台湾、中国では美肌のためにスープやおしるこでよく使われています。
そのほか、茶色のクマにお悩みの方もいると思いますが、「茶クマ」は目を擦ったりしたことによる外部刺激が原因。
色素沈着しないように、シミ対策と同じように肌を作ったり、守ったりする作用があるビタミンA、C、Eなどを摂ることがお薦めですが、それ以前に擦らないようにすることが一番大切です。
目の下は、他の部分に比べてとっても薄い皮膚。その分透けやすく、体の中の血流や冷えなどが見えやすい場所といえます。
過労や睡眠不足がすぐ現れるので、食べ物だけでなく、普段の生活から整えて良いコンディションで過ごしましょう。
※筆者の個人的見解です。効果・効能を保証するものではありません。