“赤のルージュ”は、大人の女性が取り入れるにはちょっと派手？

→取り入れ方次第では素敵に決まる

真っ赤なルージュはすごく素敵。女優さんでも、石原さとみさんや二階堂ふみさんなんかが良く取り入れていらっしゃいます。だけど、大人の素敵な女性代表とも言える、石田ゆり子さんや篠原涼子さん、吉瀬美智子さんなどはピンクベージュなどの落ち着いた口元が多いですよね。

ということは、ママや大人女性には不向きなメイクなの？ちょっぴり派手すぎる？バブルを引きずっているみたいになったらどうしよう！と、取り入れることを挑戦する前から諦めていませんか？

メイクの幅を、自分で狭くしてしまうのはもったいない！大人の女性が、「濃密リップ」を取り入れるために気をつけるべきことを教えます。

大人女性の！「濃密リップ」似合わせテクニック

①”リップライン”をきちんと取る

大人になるにつれ、唇の輪郭があいまいになってきます。あいまいなままでは美しい唇とは言えません。濃密リップとは唇が主役となるメイクです。したがって、ハイライトやリップライナー、クレヨン型の口紅などを使用して、唇の輪郭を美しく整えてあげる必要があります。

CHICCA(キッカ) メスメリック リップラインスティック

2,800円(税抜)


出典:@cosmeより

リップラインを取りながら、唇全体に色を染めてくれるリップラインスティックです。色ムラになりにくく保湿も叶えてくれ、これ1本でリップメイクが完成します。06 レッドチリ・07 レッドワイン・08 サニーブリックの3色は、鮮やかな発色ながらも唇が透けるような透明感で、誰もが似合う濃密カラーにきっと仕立ててくれるはず。

②”マットな質感”で落ち着きを持つ

ツヤのある唇もすごく素敵ですが、落ち着くを求めるならばマットな発色がおすすめです。近年では、マットなリップメイクがトレンドになったこともあり、唇の潤いを保ちながらもマットな発色を楽しむことができるルージュがさまざまなブランドから発売されているのでぜひお試しを。

トム フォード ビューティ リップ カラー

6,000円(税抜)


出典:@cosmeより

セミマットな発色と潤いが長持ちするルージュと言えばこれ。ヌードな発色もありますが、ここは1つ濃密カラーを選んでみて。良いお値段を出して購入したら、絶対にお蔵入りになることなく使用をし、新たな自分に出会えるはず。

③”縦ジワ”NG！保湿だけは怠らない

大人の唇悩みと言えば、輪郭があいまいになることの次に上がるのが「唇の縦ジワ」・・・。これがあるだけで、実年齢よりも老けて見えてしまうし、なにより口紅の発色が美しくは見えません。

ティントルージュは縦ジワに色が入り込み、逆に目立たせてしまうことがあるので注意が必要です。日頃からしっかりと保湿をしてあげることを忘れずに。

④”ダークトーン”なら落ち着きが出る

「濃密リップ」「赤リップ」と言ってもトーンは幅広い種類があるのです。日本人は、ややオレンジがかった朱赤が良く似合うと言われていますが、それだと発色が強く過ぎると感じる方もいることでしょう。

そんな時は、ワインやプラムなど、落ち着いた色味を選んであげて。トレンドの黒グロスを重ねるのもおすすめです。

⑤上から”ベージュの口紅”を重ねれば発色がやわらぐ

お気に入りの質感の口紅をやわらげたいときは、いつものベージュの口紅を上から重ねあげて。たったそれだけで、さりげなく唇に馴染むので、格段に取り入れやすくなりますよ。ツヤや潤いをプラスしたいときは、ベージュのグロスを重ねても良いでしょう。

ほんのり色味が落ち着くことで、なれないメイクに戸惑うあなたの心も落ち着くはず。

派手に見せない！唇だけ浮かせないためにはトータルのバランスも重要

ドレッシーなワンピースに巻き髪でピンヒール、そこに濃密ルージュを合わせたら、確かにちょっと華美かも・・・。かと言って、Tシャツにデニムのようなラフなファッションに１つに束ねたぼさっとしたヘアスタイルで、リップメイク以外がほぼすっぴん、という状態では唇だけ浮いてしまうのはあきらかです。

大人の女性が濃密リップをシックに取り入れるためには、程よく力の抜けたコーディネートと、唇を主役にした引き算メイクを施すことが大切です。

メイクを始めたばかりのあの頃のトキメキを思い出し、濃密リップにぴったりのトータルコーディネートを模索するのも、きっと楽しいはず。メイクを通して、心も｢女」を取り戻すきっかけにしてください。