春を先取り!「ロコルカラー」で”ビビット”な髪色に!
ロコルカラー。聞いたことありますか!??ロコルカラーとは最近徐々に美容業界で話題になっているカラー剤のことなんです!ビビットな発色が特徴のロコルカラー、詳しく紹介していきたいと思います!!
- 2017-02-08
- 五嶋 基和
「ロコルカラー」って?
ここ数年のカラーブームもあり、最近は色々な種類のヘアカラー剤が誕生しています。透明感とツヤ感のあるイルミナカラー、SNSなどで話題のTHROWカラー、他にもヘアチョーク、マニックパニックやカラーバターなどの発色がいいマニキュア系もあります。そこで、最近徐々に美容師の中で話題のカラー剤があります。
そう、「ロコルカラー」です。「ロコルカラー」とは、ルベルという主に美容室向けにカラー剤やシャンプーなどを販売している会社が作ったカラー剤の名前なんです。「ロコルカラー」は髪が痛まなく、ビビットな発色が特徴のカラー剤です。しっかりブリーチした髪の毛には原色の様な綺麗な色が入り、黒い髪の毛にはほとんど発色しないという特徴があります。発色が強いので、ブリーチした場所にポイントカラーとして使われることが多いですが、茶色い髪の毛に全体塗っても綺麗な色になります。
今までもカラーバターやマニックパニックなどの発色がいいカラー剤はありましたが、「ロコルカラー」は青が綺麗に入りやすかったり、独特の発色の良さで話題になり、インスタグラムにも「ロコルカラー」のハッシュタグがついた投稿がたくさん見かけられるようになりました。
どんな成分のカラー剤なの?
「ロコルカラー」は塩基性のカラー剤です。塩基性って何?という感じですが、簡単にいうと普通のカラー剤(アルカリカラー)とは違い、ヘアマニキュアに近い存在で、髪の毛の表面にあるケラチンタンパク質のマイナス部分とイオン結合し、マイナスとプラスが引き合う力を利用し、髪に色を吸着させます。
もっと簡単に言うと、髪の毛の表面につくカラー剤です!マニキュアみたいに、黒い髪の毛にはあまり発色しないけど、色を抜いた明るい髪の毛にはすごく綺麗な色が入るんです!さらに、通常のカラーだと15〜30分くらい染めて放置する時間がかかりますが、「ロコルカラー」は染める時間が5分でいいんです。
そして、ダメージがありません。通常のカラー剤はアルカリ成分や過酸化水素が入っていて、髪の毛のダメージの原因になっていますが、「ロコルカラー」はアルカリ成分も過酸化水素も入っていないので、色が抜けてもダメージを気にすることなく何回でも染めれます。ダメージがないだけでなく、トリートメント効果もあるので、トリートメントしなくても手触りが良くなります!
もちろん美容院のトリートメントをカラーの際に一緒にした方が髪の毛はサラサラになりますが、「ロコルカラー」の特徴であるビビットな発色が少しだけ弱まってしまうので、髪の毛の状態にもよりますが、ロコルカラーをした時はトリートメントなしでもいいかな!?と思います。
どんな”ビビット”な色が出せるの?
「ロコルカラー」は全部で16色(クリアを除き)出ていますが、そのうちの6色がビビットな色です。赤(ルージュ)、黄色(ハニー)、緑(ターコイズ)、青(インディゴ)、紫(オーキッド)、ピンク(ピーチ)。この6色がメインに使われることが多いです。しっかりブリーチをした髪の毛にはこの6色が原色のように綺麗に入り、驚くようなツヤ感と発色が楽しめます。
この6色以外の色は”ニュアンスライン”と言われていて、発色を少し抑えた商品です。モーブ、アッシュ、グレージュ、ベージュ、ブラウンの5種類が、それぞれペールとライトの2種類ずつの合計10色です。ビビットな発色が人気なので、多くのサロンは発色の良い6色のみ入れているところが多いです。ブリーチをするお客様が多いサロンは全種類ある場合が多いです。
どこで「ロコルカラー」を楽しめるの?注意点は?
徐々に扱いサロンが増えてきていますが、全ての美容院で扱っているわけではありません。美容院によっては、メニューの中に「ロコルカラー」と書いてあるところもあります。メニューに書いてい場合でビビットな「ロコルカラー」を試したい場合は、お店に問い合わせてみましょう。注意点としては、ブリーチをしないと綺麗なビビットな色が出にくいのと、青(インディゴ)のロコルカラーをした後にブリーチをするとピンク色になってしまうので、そこだけ気をつけましょう。
暖かくなると、ヘアスタイルや、ヘアカラーを変えたいもの。もちろん、短く切ったり、パーマをかけるのもいいですが、ちょっと勇気を出してポイントカラーをしてみてはいかがでしょうか?例えば、ポイント的にもみあげ部分ロコルカラーでビビットな色を入れると、普段の仕事の時は上から髪の毛がかぶさって目立たなく、お休みの日に髪の毛を耳にかけるとビビットな色が見えて雰囲気が変えられたりします。
ちょっと先取りして、ロコルカラーでヘアカラーを楽しんじゃいましょう!