これで朝が”超時短”!「寝癖」がすぐに直せちゃう5つのポイント!
朝の大問題の、ネグセ。ただでさえ忙しい朝には最大の厄介者です。
そんな朝の忙しい時間を大切にするために、寝癖をできるだけ防止して、早く直しちゃうポイントを紹介しちゃいます!!
- 2016-11-29
- 五嶋 基和
ポイント1 そもそも、寝癖ってなんでできちゃうの?メカニズムを教えて!
寝癖は、就寝時に頭の重力により枕などに長時間髪の毛が押さえつけられて、髪の結合に強い力がかかってできてしまいます。
ちなみに、髪の毛は3つの結合からできています。そのうちの1つの結合の“水素結合”が寝癖に関係しています。寝癖は就寝時に長時間押さえつけられて水素結合が曲がってしまった状態を言います。なので、水素結合をもう一度崩して再結合すれば、原理的に寝癖は直るんです!
ポイント2 寝癖に関係している、水素結合って、なんなの!??
水素結合とは、髪の毛の横の結合で、ヘアアイロンで髪の毛にカールを付けるときに関係していたりします。すごーく簡単に説明すると、髪の毛が濡れると崩れて、乾くときにつながる結合です。つまり、乾いてしまえばなかなか崩すのは難しい結合なのです。なので、乾いた状態だと、就寝時みたいに長時間同じところに力を加えないと、なかなか髪の毛は曲がりません。
水素結合とは、濡れて乾くときに形状記憶する結合なんですね。
寝癖直しは理論的に、水素結合をもう一度崩して、再結合させる。というのが一般的です。
つまり、一度濡らして、髪の毛を乾かすことです。これが一番いい方法です。もう一つは、根元には難しいんですけど、毛先の場合は180度のアイロンを通すと直ることもあります。これは、髪の毛の内部の水分が乾いて蒸発する水分を利用して水素結合を再結合させています。簡単で時短ですが、髪の毛のダメージの原因になってしまいます。寝癖は、ドライヤーでブローしても、なかなか直るものではありません。意外と厄介者なのです。
ポイント3 結局、濡らすしか方法はないの?アイテムとか無いの?
寝癖直しに関していうと、濡らすのが一番。その次にダメージがあるけど、ヘアアイロンです。なので、寝癖直しアイテムはヘアアイロンが一番です。寝癖の度合いや、朝の時間対して、アイロン、蒸しタオル、ミスト、シャワーというふうに使い分けるのもいいですね。
寝癖を直すのは大変。しかし、寝癖を防止することはかなり出来るんです!寝癖は直すより、防止することが大切なんです!
ポイント4 寝癖の防止ってどうやるの?
寝癖防止は簡単です。先ほどの水素結合をしっかり結合することです。つまり、髪の毛をしっかり乾かすことです。ドライヤーを完璧にするって少し面倒だとは思いますが朝のことを考えると、ドライヤーで髪の毛を完全にドライすることは効率がいいんです。しかも、完全ドライはダメージ防止になるんです!
さらにここからが大切なポイント!!髪の毛を完全ドライしてからすぐに寝ないことです。髪の毛を完全に乾かした!と思っても、水分が少し髪の毛に残ってしまっています。完全ドライして1時間は寝ないことをオススメします。その後さらに軽くドライヤーをかけると、かなり寝癖はできにくくなります!少し大変かもしれませんが、寝癖に悩んでる人は是非やってみてください。
ポイント5 寝癖ができやすい髪型がある!!
同じ髪質でも、髪型によって寝癖のできやすさは違います。
基本的に、髪の毛は短いほど寝癖ができやすいです。
もう一つは、レイヤー(段差)のある髪の毛ほど寝癖はできやすいです。
なので、長くてレイヤー(段差)の無いスタイルは、寝癖ができにくいんです!
しかし、もしできてしまったら、直すのが簡単なのは濡らしてすぐ乾く短いスタイルなのです。なかなか難しいですね。
寝癖のメカニズムがわかりましたね!完全に乾かしたり、髪の毛伸ばしたり、逆に短くしたり!しっかり理解して、時間も大切にしつつ、ヘアスタイルも楽しんじゃいましょう!
※筆者の個人的見解です。効果・効能を保証するものではありません。