なんだかフラフラ…女性を悩ます「貧血」の原因と対処法
生理前後になると、急にめまいがしたり、身体がかったるかったり…。疲れがたまってきても「貧血」になる人は多いのでは?貧血=鉄分不足ともいわれていますが、ただ鉄分の摂取量を増やせばいいというわけでもないかも…。今回は、貧血の原因と対処法についてご紹介いたします。
- 2016-11-09
- byBirth編集部
どんな症状?
実際に貧血になった場合、どんな症状が起こるのでしょう?
貧血になると、血液中のヘモグロビンが減り、その結果として、めまいやふらつき、動悸、息切れといった症状があらわれるようになります。
全身が冷たくなるのを感じ、軽い吐き気を催すなどした際は足を高くしていると、そのうち楽になりますよ!しかし、外で貧血が起きるとなかなか大変ですよね…。
貧血の原因って?
貧血の主な原因は鉄分不足といわれていますが、鉄分が減っているから貧血になっているというよりも、血中のヘモグロビンが減り、足りなくなってしまうから貧血を起こすといったほうが、どうやら正しいようです。
ヘモグロビンが減ることによって、全身が「酸欠状態」になります。
そのうち動悸や息切れ、めまいといった症状で体感するようになり、貧血を起こしていると私たちは気づくのです。
貧血の原因は他にも…
貧血というと、どうしても「鉄分不足」と思いこんでしまいますが、女性の場合は生理中にも貧血を起こしやすいといわれています。なぜなら、生理中は出血している状態のため、鉄分も外へと排出されてしまうから。
生理の時だけではなく、出産時にも同じことがいえるということもあって「貧血」は男性よりも女性のほうがなりやすい病気と考えられています。
貧血になってしまったときは…?
貧血は、どのタイミングで起きるかまったく予測ができません。
さっきまで元気に過ごせていても、何らかの拍子になる可能性は十分にあります。
もし自宅の場合は、無理をせず、すぐに横になりましょう。
貧血がひどい場合は強い吐き気を催している可能性もありますから、万が一、嘔吐してしまっても、気管を詰まらせないように顔を横向きにするといいでしょう。
鉄分不足の状態のため、寒気を感じる場合もあります。
誰かと一緒に住んでいるなら、毛布や布団を被せてもらって身体を温めることも大切。
問題なのは、外出中に貧血が起きてしまった時。
自宅のように横になれるとも限りません。
たとえば電車に乗っているときに貧血が起きたら、一度、降りてホームのベンチで休みましょう。電車の中は“密閉空間”で、もしも何かあったらと考えるだけでも慌ててしまいます。
身体だけではなく精神的にも楽になれる場所を探して、貧血の状態が落ち着くまでは、じっとしていましょう。
貧血は、予測ができないからこそ、ちょっと大変。
薬を飲むだけではなく、日常ケアも必要になってきます。疲れたときは早めに身体を休ませたり、鉄分を多く含んでいる野菜を多めにとったりと、生活習慣そのものも見直しましょう!
※筆者の個人的見解です。効果・効能を保証するものではありません。
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