早め早めの「鼻老け」予防対策

AGING CARE

早め早めの「鼻老け」予防対策

顔の中心にある鼻。鼻も老ける、ということをご存じですか?
もしかして私老けたかな?と感じるのは個人差がありますが、だいたいアラフォーを過ぎると少なからず何かを感じる方は増えてくるでしょう。だからこそ、byBirth世代からの早め早めのケアや知識で、その後に差がつきますよ。

鼻も老けるということ

鼻も老ける
出典:byBirth

今年も花粉症の方には厳しい春だったのではないでしょうか。鼻水は止まらず、鼻の奥がムズムズする、誰も見ていないならば遠慮なくティッシュを押し込めたい気分。PC作業中に鼻水が垂れるのを防ぐために、リモートワークの時はティッシュで栓をしたり、ついには無意識に指を…といった具合に、年々酷くなる鼻事情。

しかし、ここにきて鼻の老化問題が気になり出した筆者は、必死に鼻をつまむ毎日。

鼻は加齢によって肥大化していく傾向にあるそうです。人によってどう感じるかは別として、45歳ぐらいを境に鼻の形が丸く感じる、小鼻が広がる、鼻の存在感が気になるなど…。

加齢と共に鼻が変化する理由

鼻が変化する理由
出典:byBirth

骨格の変化

骨の萎縮により軟骨や皮膚がたるむとされています。顔の骨格は、目元と鼻まわりに骨がなく空洞になっていて、骨密度が低下すると、その空洞が外側に向けて大きく広がっていくとされています。

広がった空洞に合わせて、その周りにある鼻の皮膚や軟骨も横に引っ張られてしまい、肥大化するように鼻の形が変化してしまうというわけです。

肌のたるみ

肌の形成に必要なコラーゲンやエラスチンは、年齢によって減少していきます。また、表情筋と呼ばれる顔の筋肉も徐々に衰えてしまうため、年を重ねると鼻まわりはもちろん、口元や頬など顔全体がたるんできてしまいます。

たるみやほうれい線が現れることにより、鼻の大きさや存在自体が気になったり、老けた印象を与えてしまいます。

鼻の老化を防ぐ習慣

鼻の老化を防ぐ習慣
出典:byBirth

加齢や骨格レベルの話となると、正直なところお手上げな感じもしますが、これ以上鼻の老化を進行させないためにも、できるだけ老化防止習慣を身につけることがおすすめです。

将来鼻の形が大きく変わるのを防ぐためにも、鼻に指を入れる、ティッシュを詰める、鼻が詰まった状態を放っておくなど、負担をかけるような行為には注意したいところ。

スキンケアに関しても、これまでの内側から外側へという基本の動作から、もうひと手間をかけて最後は鼻筋へ戻すという動作。これを、追加させましょう。筆者は仕上げに、キュッと鼻筋を指圧します。鼻づまりにも効くと聞いた迎香・鼻通・晴明というツボです。

迎香(げいこう)

小鼻の両脇の犬歯の上のくぼみ

晴明(せいめい)

目頭と鼻の付け根の間

鼻通(びつう)

迎香の上で、鼻全体のちょうど真ん中あたりのくぼみ

指の腹を使い、強めに押します。なかなか気持ちいいですよ。

メイクや美容整形も視野に

メイクや美容整形も視野に
出典:byBirth

どう気をつけても、なってしまったものは仕方がない。そういう時は、潔くメイクの力を借りることをおすすめします。メイク道具を用意するだけで手軽にできる改善法なので、ノンストレスです。

鼻筋をすっきり見せる方法

  1. 鼻筋に沿ってノーズシャドウをなるべく細く入れる
  2. 鼻先と小鼻部分には、ノーズシャドウを「レ」の字を書くように尖らせるように入れる
  3. 1と2で入れたノーズシャドウをブラシなどでぼかし、なじませる
  4. 両目の間にある鼻根といわれる部分と鼻先の2か所にハイライトを丸くいれる

ハイライトは全体に入れるのではなく、鼻根と鼻先だけにいれることがポイントです。陰影ができ、奥行きのある鼻に仕上がるでしょう。

鼻の下を短く見せる方法

人中を短く見せるメイク方法です。人中とは、唇から鼻の下までの溝。そこが間延びすると老けた印象を与えます。

  1. ブラシにシェーディング用のフェイスパウダーをとり、鼻のすぐ下になじませます。鼻下に影をつけることで、離れ気味だった鼻と口の距離を縮めることが可能に。ただし、シェーディングの色が暗すぎたり、うまくぼかせていないと不自然な仕上がりになりかねません。
  2. リップライナーで、実際の唇より1mm程オーバーさせるように上唇の輪郭をとります。
  3. ハイライトを上唇の山部分にのせたら完成。

ここまで、鼻老け予防の対策や、手軽に改善できるメイクのやり方などを紹介してきましたが、将来根本から改善したいと願った場合は、美容整形を視野に入れるのもよいでしょう。

美容整形は、メリットデメリットもありますが、今はメスを使わないでできる施術も多数あるので、自分に合った方法を選ぶのもよいでしょう。

なにごとも早め早めの対策がおすすめなので、まずは習慣づけてみてはいかがでしょう。

早め早めの「鼻老け」予防対策

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Macelova

Macelova

ヨーロッパはチェコの片田舎で、三姉妹の母親業の傍らネイルアーティスト、ライターとして活動中。美容専門学校ネイル講師、プライベートネイルスクール&サロン主宰を経て、夫の故郷チェコへ移住。

https://www.instagram.com/macelova_nailartist/