クラシカルさが魅力的なレトロメイクのコツ!古臭く見せないためには?
ファッションやカルチャーの世界で今注目度が高いのが、レトロな雰囲気のアイテムやデザイン。昭和レトロや大正ロマンなど、懐かしさと新鮮さを感じられるレトロなモチーフがとても人気です。
どうせファッションにレトロを取り入れるのなら、メイクにもレトロな雰囲気を取り入れてみませんか?
- 2023-02-19
- イガラシ
レトロメイクの魅力とは?
今注目のレトロメイクの魅力
今注目されている、レトロなアイテムやファッション。普段のコーディネートにも取り入れてみることで、いつもと少し違ったスタイルを楽しむことができるのが魅力的です。
中でも人気なのが、60年代~80年代のファッション。そして、映画やドラマの世界でしか見たことがないような大正ロマンの世界が感じられる、いわゆる『ハイカラ』なファッションも根強い人気。
そして、せっかくファッションにレトロなアイテムを取り入れるのなら、メイクもレトロな雰囲気に統一したいもの。レトロなメイクはナチュラルさよりもメリハリを重視するので、いつもとは違う自分に出会えるのも魅力です。
古臭くなってしまいそうなのが悩み……
レトロメイクに挑戦してみたいという方の中には、「でも、古臭くなってしまうような気がする……」とお悩みの方も少なくないはず。確かに、当時のメイクをそのまま再現してしまっては古臭いメイクに見えてしまうかもしれません。
せっかくなら、今風にアップデートしてレトロメイクを取り入れてみましょう。なりたい雰囲気に合わせた、今風のレトロメイクのアイディアをご紹介します!
今っぽくアップデート!タイプ別レトロメイクのコツ
レトロメイクを今っぽくアップデートしながら楽しむためのポイントを、なりたい雰囲気にあわせてご紹介します。
大正ロマン漂うレトロ風メイク
“モダンガール”に代表される大正時代のメイクは、映画に登場する海外のスターへの憧れが主軸になっています。海外文化から影響を受けたメイクには、独特の魅力があり、今見てもとても新鮮。
ベースメイクはマットに仕上げて、お人形のような雰囲気に仕上げましょう。
眉は細め。眉山を丸くして、やわらかなイメージを演出しましょう。アイメイクは、アイラインは目尻に伸ばさず控えめにして、グレーや濃いめのブラウンのアイシャドウではっきりとした陰影をつけます。
リップはおちょぼ口を意識して、唇の真ん中を中心にカラーをのせるようにしましょう。リップのカラーはマットな濃いめのレッドがおすすめ。
60年代銀幕女優風レトロメイク
60年代になると、女性がどんどんとアクティブになっていきます。この頃は海外のスターに限らず、映画スターの女優さんへの憧れを感じられる華やかなメイクが主流に。現在のメイクにも近い雰囲気を感じられる、アイラインをくっきりと引いて目を大きく見せるメイクが流行しました。
目尻をやや跳ね上げたブラックのアイラインに、睫毛はしっかりとビューラーで上げて、セパレート感が出やすいファイバータイプのマスカラをあわせましょう。
本来的には派手めのつけまつ毛を使いますが、今っぽく仕上げるならマスカラだけで抜け感を出すのもおすすめです。
アイシャドウとリップ、チークは透明感のある青みがかったカラーで統一。青みレッドや青みピンクのリップに、血色感のあるチークを同系統の色合いで揃えて、上品な中に快活さを感じさせる仕上がりに。
70年代スーパーモデル風レトロメイク
70年代になると、海外への憧れよりもエキゾチックな雰囲気を重視する傾向に。切れ長の目が印象的な、日本人のスーパーモデルが大活躍するようになります。メイクもその流行にあわせて、切れ長の目を印象づけるようなものが人気を集めるようになりました。
アイラインは目尻を跳ね上げず、やや長めに引いて切れ長感を演出。アイシャドウにはパープルやワインレッドなどを選んで、アジアンテイストに仕上げます。アイホール全体にのせるのではなく、目尻にだけのせることで自然にミステリアスな雰囲気を演出することができます。
眉は自然な雰囲気に整えて。やや細めにすこし整えたら、アイブロウパウダーでふんわり仕上げると今風の垢抜けた印象になります。
リップは思い切って艶のある真っ赤なルージュを、リップライナーでしっかり縁取ってから塗ってみて。
80年代アイドル風レトロメイク
今でも根強い人気の80年代アイドル。伝説と言われるスターが、何人も登場した時代です。
時代が近い分、メイクへの取り入れ方によっては古臭くなってしまいそうな気がするかもしれませんが、80年代アイドルのキュートでポップなメイクは、大人の女性が今チャレンジしても充分素敵に仕上がります。
ベースメイクはツヤ感が重要。パール入りの下地を活用し、ファンデーションもクリームタイプがおすすめです。
眉は太めがポイント。細く整えず、アイブロウペンシルで眉の中央を濃いめに書き足し、輪郭をぼかして自然に仕上げます。
アイメイクには青みピンクや紫など、かわいらしい色味をチョイス。ピンク系のブラウンアイシャドウを薄くアイホール全体にのせたら、目のキワにピンクや紫のアイシャドウでラインを引くように強調します。
この時、紫のアイシャドウをチョイスする場合、青みがかったものよりもピンク寄りのカラーを選ぶと、より今風の垢抜けた仕上がりになります。
最後はリップにスモーキーな色合いのローズピンクのルージュを塗って完成!
レトロメイクをアップデートしてひと味違う旬顔に
ノスタルジックでかわいらしいレトロメイク。ファッションにあわせて取り入れて、ひと味違う旬のメイクを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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