奥深い余韻に惚れぼれ。女性にも似合う“ウッディな香り”を展開するフレグランスブランド6選
性別を問わず纏うことができる香りが主流になりつつある今こそ押さえておきたい、「ウッディ系」の香りを手掛けるフレグランスブランドをご紹介します。
- 2023-01-07
- NTM
“ウッディな香り”に魅了される女性たちが増加中!
「シダーウッド」「ベチバー」「オークモス」など、これまで男性的なイメージが根強かった香料たち。堂々としていて包容感があるだけではなく、時にはセンシュアルな雰囲気を漂わせたりと多面的な表情を覗かせることから、現代では女性たちからも熱い視線が注がれています。
また邪気を払って幸福を呼び込む「パロサント」のように、古来より崇められてきた神秘的な香木も大きな人気を集め、御守りのように香りを身につけている方も。
“ウッディ系のフレグランスは男性のもの”というこれまでの固定概念を捨て、樹木や苔から放たれる奥深い香りの側面に酔いしれてみてはいかがでしょうか。
女性にも似合う“ウッディな香り”を展開するフレグランスブランド6選
1. PHLUR(フラー)
ファッションブロガーとして名を馳せているChriselle Lim(クリセル・リム)によって設立された、ロサンゼルス発のフレグランスブランド“PHLUR(フラー)”。
温かく芳醇な「シダーウッド」や「サンダルウッド」に、生き生きとした「レモン」「ジャスミン」「アンバー」などを重ね合わせたスパイシーウッディな香りなどが展開され、他者に安らぎを与えながら掴みどころのない雰囲気を醸し出してくれます。
さらに素肌にも地球環境にも優しい植物発酵アルコール(有機サトウキビ由来)が主成分になっているのも、手に取りたくなるポイント。
2. BYREDO(バイレード)
創設者の私的な記憶や創造世界をもとに生み出された独創的な香りや、使い手の個性を引き出す革新的なメイクアップ製品に定評がある、ストックホルム発のフレグランスブランド“BYREDO(バイレード)”。
甘い芳香を放つ「パロサント」に心身を浄化するハーブを組み合わせた儚げな香りの他、吹き抜けるように爽やかな「シダーウッド」と柔らかな「ローズペタル」や「ムスク」が調和するノスタルジックな香りなど、ジェンダーの垣根を越えて愛される芸術性に富んだ香りが数多く取り揃えられています。
またお部屋のどこに置いても様になるモダンなボトルデザインも、フレグランス愛好家たちを虜にしている理由のひとつ。
3. hince(ヒンス)
ひとりひとりの潜在美を引き出す、韓国発のビューティーブランド“hince(ヒンス)”。
心に静寂をもたらす「パロサント」「サンダルウッド」のセンシュアルな香りや、繊細かつ深淵な「パチョリ」が神秘的な世界観を作り出す香りなど、疲れ果てた現代人の心身をチューニングしてくれるようなフレグランスラインが2022年10月より初登場したことで話題を集めています。
マグネット式のキャップが被せられた、心地よい空間を演出する無駄のないボトルデザインにも惚れぼれ。
4. DEDCOOL(デッドクール)
深刻な水不足問題に向き合いながら地球全体に配慮したサスティナブルな生産方法を徹底している、ロサンゼルス発のクリーンフレグランスブランド“DEDCOOL(デッドクール)”。
気品を纏ったみずみずしい「モス(苔)」に、芳しい「スターアニス(八角)」や「ゼラニウム」のアクセントが加えられた存在感のある香りを展開し、水が一切含まれていないため従来のオードパルファムよりも長く香りを楽しむことができます。
さらにトウモロコシ由来のアルコールや、23種類の整肌成分を含有するなど環境のみならず素肌への配慮も申し分なし。
5. The House of Oud(ザ・ハウス・オブ・ウード)
創設者の飽くなきウード(沈香)への情熱をもとに誕生した、フレグランスブランド“The House of Oud(ザ・ハウス・オブ・ウード)”。
昼夜で全く異なる顔を見せるイタリアの大都市を、深みのある「ベチバー」と柑橘類や香辛料のコンビネーションによって表現した活気溢れる香りなどを手掛けています。
使い手の感性を刺激するユニークな香りの移ろいはさることながら、ひとつひとつ手作業で塗装された芸術作品のようなボトルデザインにも一目惚れしてしまうこと間違いなし。
6. HERETIC PARFUM(ヘレティック・パルファム)
現代アーティストとして活動していたDouglas Little(ダグラス・リトル)によって2015年に設立された、ロサンゼルス発のフレグランスブランド“HERETIC PARFUM(ヘレティック・パルファム)”。
柔らかくミルキーな「サンダルウッド」と甘美な「ココナッツ」や「バニラ」が混じり合う媚薬のように妖艶な香りの他、「ヒノキ」や「サイプレス」がそびえ立つ森林と一体化するような感覚を味わうことができるヒーリング効果の高い香りなどが展開されています。
有機栽培された天然素材を用いて調香することに強いこだわりを持ち、主成分にはサトウキビ由来のアルコールが使われているのも嬉しいポイント。
いかがでしたか?
いくつもの魅力的な“顔”を持ち、ジェンダーレス化が進んでいる現代を象徴するウッディな香りの魅力をさらに掘り下げてみてください。