30代のボディメイクは部分痩せがカギ!最新の医療痩身を徹底比較

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30代のボディメイクは部分痩せがカギ!最新の医療痩身を徹底比較

「20代の頃と比べて体重はそこまで変わっていないのに、二の腕やお腹まわりなど、部分的に肉付きがよくなってきた」「20代の頃のようにダイエットをしても、思うように痩せられないどころか、デコルテや頬がやせて老けて見えるようになってしまった!」

このようなお悩みを抱えている30代女性は多いのではないでしょうか。かく言う私もその一人。
気になる部分の脂肪だけを(できれば楽して)減らしたい!と思っているわがままな私が、最近注目しているのは医療痩身です。医療の力を借りれば、今からでも理想のボディラインが手に入るかも!?

今回は、医療痩身を専門に扱っているKUMIKO CLINCの院長 下島久美子先生に、最新の医療痩身事情についてお話を伺いました。

(文:佐々木ひとみ)

30代のボディメイクは部分痩身がカギ

部分痩身
出典:byBirth

30代のボディメイクが難しいのは、減らしたい脂肪もあれば残したい脂肪もあるということ。

KUMIKO CLINICの下島久美子院長によると、

「年齢と共に女性はお腹周りに脂肪がつきやすくなります。これはデータで証明もされています。また、データとしては出ていませんが、実際に当院に来られる患者さまの声を聞いていると、二の腕や内もも、ヒップ周りに脂肪がついてきたという方が多いですね」

とのこと。やはり30代になると、部分的に脂肪がつきやすくなるようです。

ダイエットで部分痩せが可能なのかを下島先生にお伺いすると、

「体重を落とす減量は全体的に痩せることはできますが、部分痩せはできません」

とのお言葉が。

KUMIKO CLINIC 下島久美子院長
撮影:byBirth

また、

「30代に入ってから減量をすると、顔が痩せてしまってしわが目立ったり、顔がコケることで老けて見えてしまったりするリスクもあります。ですので、30代の女性におすすめなのは必要な脂肪は残しながら、余分な脂肪だけを減らすことができる、医療痩身による部分痩せです」

とのこと。

減量と痩身、エステ痩身と医療痩身の違いとは

減量と痩身の違い
出典:byBirth

ここでしっかり押さえておきたいのが、「減量」と「痩身」の違い、また「エステ痩身」と「医療痩身」の違いです。減量と痩身は、実は似て非なるもの。

減量とは、体重を減らすことをいいます。減量をすることで脂肪細胞の大きさを小さくすることはできますが、数を減らすことはできません。再び体重が増えれば脂肪細胞の大きさは元に戻ってしまいます。

「痩身」とは、サイズダウンや部分痩せをすることで、身体を引き締めることをいいます。 痩身には「エステ痩身」と「医療痩身」の2種類がありますが、エステ痩身と医療痩身にも大きな違いがあります。

エステ痩身は、見た目のサイズダウンや引き締めはできますが、脂肪細胞の数を減らすことができないのに対して、医療痩身には、脂肪細胞の数を減らすことができる施術があります。脂肪細胞自体を減らすことで体重が増えても元の体型には戻りにくく、リバウンドしづらい身体をつくれるのが特徴です。

部分痩せができる医療痩身のメリット・デメリット

部分痩せができる医療痩身にもさまざまな施術があり、特長も異なります。それぞれのメリット・デメリットについて下島先生に伺いました。

下島久美子先生
撮影:byBirth

ラジオ波・HIFU

メリット

ラジオ波やHIFUは、脂肪組織をぎゅっと熱で収縮させ、体積を減らすことができるため、見た目を引き締める効果があります。

また、セルライトのケアや皮膚のタイトニング効果もあるので、肌の表面をなめらかにすることができます。肌の凹凸が気になる人におすすめです。

デメリット

2週間おきに4回~8回ほど受けてやっと効果を感じられるので、体感までに少し時間がかかります。

脂肪溶解注射

メリット

脂肪溶解注射は、顔や膝の真上など、脂肪吸引や機器が装着できないようなところにもアプローチすることができるのがメリットです。ほうれい線の上の脂肪など、細かいところに手が届きます。

デメリット

内出血や腫れ、痛みがあること、また効果を感じるまでに回数がかかることがデメリットです。

下島久美子先生
撮影:byBirth

脂肪吸引

メリット

1回の施術でとれる脂肪の量が多いことが最大のメリットです。脂肪細胞を減らすことができるため、脂肪を吸引した部位はリバウンドしにくいこともメリットです。

デメリット

全身麻酔のリスクや出血、術後の腫れや痛みを伴うダウンタイムなど、身体への侵襲が大きいことがデメリットです。また、技術のある先生にお願いしないと脂肪の取りムラができ、表面が凸凹してしまう可能性もあります。施術者によって仕上がりに差が出ることもデメリットのひとつです。

脂肪冷却

メリット

脂肪細胞を破壊して、脂肪細胞の数を減らすことができます。また、神経や血管といった周辺組織へのダメ―ジを最小限に抑えるため、生活に支障がでるようなダウンタイムもありません。

実は歴史の長い施術であるため、安全面のエビデンスが揃っているところも魅力です。

デメリット

脂肪吸引と比べると、1回あたりに減らせる脂肪量が少ないため、BMIが30以上の方は適応ではありません。BMI30以上の方や内臓脂肪によって太っている方は、まずは減量することが大切です。

(医療痩身には国内未承認治療も含みますが、それらを推奨するものではございません。)

結論。理想のボディを目指すなら脂肪冷却がおすすめ

脂肪冷却がおすすめ
出典:byBirth

それぞれの医療痩身のメリット・デメリットを伺いましたが、総合的にみて脂肪冷却が一番魅力的だと感じました。

メスによる傷跡も残らず、全身麻酔の必要もない。内出血やダウンタイムなどの身体への負担も少ないのに、脂肪細胞を減らせるのは脂肪冷却以外ありません。最近ではアプリケータも進化しているらしく、気になる脂肪をしっかり吸引して冷却できるため、体感も早いのだとか。

下島先生が「脂肪冷却は未来への投資」だとおっしゃっていましたが、お話を聞いて本当にその通りだなと思いました。

気になった部位にコツコツ当てていけば、脂肪細胞が着実に減ってくれるので、40代になっても50代になってもすっきりとした美しいボディラインでいられますよね。

未来の自分のためにも、気になる脂肪はいまからしっかり減らしていきたいですね。

脂肪冷却治療のカウンセリングを受けることのできるクリニックはこちらでチェック

アラガン・ビューティー:https://clinics.allerganbeauty.jp/

取材協力クリニック・医師紹介

KUMIKO CLINIC
撮影:byBirth

KUMIKO CLINIC

住所:〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-6-10 スクワール日比谷ビル8(受付)・9F
診療時間:10:00~18:00/休診日:水・日曜・祝日

下島久美子院長

美容皮膚科医。金沢医科大学卒業、大学病院や美容クリニック勤務を経て、2014年に東京・日比谷に「機器を使用した痩身治療」と「ヒアルロン酸、ボトックスの注入治療」を軸とした、KUMIKO CLINICを開院。クリニックのメニューは全て自身で体験をし、効果のある治療だけを提供することにこだわっている。

(文:佐々木ひとみ)

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byBirth編集部

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