血豆?内出血?と間違えやすい「メラノーマ」に要注意!あなたは大丈夫?!
一見ホクロのように見える事から気がつくのが遅くなる事もある皮膚ガンの一種「メラノーマ」。できてしまう原因や、検査方法についてご紹介します。
- 2016-07-28
- 鯨岡未来
爪にも起こる恐ろしい「メラノーマ」
【メラノーマ】というものを聞いたことはありますか?一見ホクロのように見える事から気がつくのが遅くなる事もある皮膚ガンの一種…
このメラノーマ、なんと爪にも起こるのです。爪の場合、内出血に似ている事から血豆と間違えて放置されている場合が多く、気づいた頃にはかなり進行しているなんて事も…日本国内ではメラノーマの発症は年間1500人から2000人程度と言われています。
黒いスジのような線ができる
爪に黒い線のような物ができる事が多く、足の親指にできる事が多いとされています。内出血でもこの様な症状が起きる場合も多いですが、メラノーマとの違いはそのスジの変化です。内出血場合はそのスジが広がったりする事はなく、だんだんと薄くなって治癒して行くのですが、メラノーマの場合はがん組織が増殖するので黒い部分が広がり、最終的には爪全体が黒くなります。
メラノーマ爪の検査方法
ダーモスコピー検査という方法で、皮膚にできた腫瘍を拡大して観察するもの。色や形で悪性か良性かという大まかな事がわかるので、痛い事もなく手軽に受けられる検査です。多くの皮膚科で対応しているので、もし気になる事があれば早めに受診する事が大切です。もし悪性と判断された場合も早期発見で切除手術を行えるので、転移する前に病院へ行きましょう。
ネイルをしていると気づきにくい
常にネイルをしている方は自爪がどのような状態になっているか気が付きにくいですよね。毎回ネイルサロンでオフ→オンと任せている方も、新しくネイルを塗る前に両手足の爪の状態をチェックしてみるようにして下さい。
例え、非常に悪性なガンであっても、早期に発見し、早期に治療を受けていただければ治すことができるので、心配になったら診療を受けましょう。
※筆者の個人的見解です。効果・効能を保証するものではありません。
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長年のネイリスト経験中、最初は手に関する質問が多い中、お客様への的確なアドバイスの為幅広く美容を研究。オーストラリアでの留学をきっかけに他国の情報にも興味を持ち、旬な美容情報や女性の為になる記事を執筆。