ツヤ肌を維持するための「フェイスパウダー」の選び方・使い方
フェイスパウダーを乗せると、せっかくのツヤが消えてしまう…。だけどパウダーを使わないと、日中崩れてきちゃう!
そんな葛藤が続いている方必見。ツヤ肌を維持させるためのフェイスパウダーの選び方、使い方を解説します。
- 2022-03-24
- SAKI
せっかくのツヤ、消したくない!
ツヤ肌を維持するためのフェイスパウダーの選び方
固くプレストされた薄づきのパウダーがおすすめ
筆者がおすすめしたいフェイスパウダーの種類は「プレストタイプ」。
粉末になっているルースタイプや、粉末が固められたプレストタイプがありますが、余分な粉が肌に付着しづらいのはプレストタイプ。また、粉含みのいい柔らかなプレストパウダーより、あえて固くプレストされたタイプの方が薄づきなので、必要最低限のパウダーを馴染ませることができます。
まずは薄く全体に馴染ませ、暖かい時期には崩れやすいTゾーンなど重ねづけすればOK。リキッドファンデーションやクッションファンデーションで丁寧に仕上げたツヤ肌を残しつつ、崩れにくさをアップさせることができます。
好みの仕上がりに合わせて「ラメ」か「パール」入りを選ぶ
思いきりツヤ肌を楽しみたい!という方は、フェイスパウダーにもラメやパールが入ったものを選ぶと良いでしょう。ラメとパールの違いは、その粒の大きさや輝き方です。
ラメは比較すると大粒でキラキラと華やかに輝くので、よりツヤ感を高めたい方におすすめ。ひとつ注意したいのは、ラメはシワの中に入り込みやすく、特に目まわりの小じわや毛穴の凹凸が気になる方は、崩れた時にラメが落ちた部分が目立ちます。
しっかり崩れ対策をするか、粒の大きさが繊細なパールタイプを選ぶと良いでしょう。まろやかで繊細なツヤ肌に仕上がりますよ。
ツヤ肌を維持するためのフェイスパウダーの使い方
大きくてコシのあるブラシでふわっと馴染ませる
今やプレストパウダーも、パフではなくブラシで馴染ませる方も多いと思います。ブラシに適量をとり、力を入れずにふわっとかぶせるように肌全体に馴染ませていくと、磨き上げたようなツヤ肌に仕上がります。
ムラなく均一に馴染ませるなら、大きくボリュームのあるブラシを選びましょう。また、毛1本1本コシがある、柔らかすぎない毛質のブラシであれば、固めのプレストパウダーも馴染ませやすいです。
ブラシの形も、横にボリュームがあるものではなく、縦に丸みがあるタイプであれば、目まわりや鼻まわりなどの細かい部分にも馴染ませやすいですよ。
必要な部分だけに馴染ませる、もしくは重ね付け
夏崩れやすい時期、やはりツヤ肌がどうこう言っている場合ではない!パウダーをしっかり重ねて崩れを阻止せねば!という方も増えてきます。そんな時に覚えておいて欲しいのが、パウダーは全体に馴染ませる必要はなく、必要な部分だけに馴染ませれば良いということです。
マスクをしている時や、暑さ、日中の生活の中で崩れやすいのは「Tゾーン」「おでこ」「目の下」「眉」です。Tゾーンは汗や皮脂で崩れやすく、マスクも当たる部分なので崩れやすいです。
おでこは前髪の下で蒸れて崩れることもあるので、ここにはしっかり馴染ませましょう。眉に関しては、ここがベタベタしているとアイブロウペンシルやパウダーのつき、持ちが悪くなるのでしっかりフェイスパウダーは馴染ませておくべきです。
夕方になると、目の下にアイライナーやマスカラが落ちてパンダ目になる…という方も多いです。そんな方は、アイライナーやマスカラを見直すのではなく、目の下にちゃんとフェイスパウダーが馴染んでいるか?を見直しましょう。目の下がベタベタしていると、アイライナーやマスカラが移りやすくなるので、ここもパウダーは必須です。
これら必要な部分のみにフェイスパウダーを馴染ませておけば、日中の崩れも気にならなくなりますし、しっかりツヤ感を残せます。どうしてもベタつきが気になる方は全体に1度薄くふわっとパウダーをかぶせ、先ほどの必要な部分だけ重ね付けするのも良いでしょう。
美容ライター愛用!ツヤ肌を維持するコスメ3選
NARS ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N
※赤のパッケージは限定(中は定番)、黒パッケージが定番品です。
筆者も何度もリピートしているプレストパウダーです。しっかりプレストされたサラサラなパウダーが特徴。必要な量だけ肌に乗るので、下に馴染ませたファンデーションのツヤを綺麗に残すことができます。
また、ほんのり輝きを感じるパウダーですが毛穴落ちしづらく、持ちもいい印象です。重ねても厚ぼったくなることなく、自然な仕上がりが持続。オールシーズン使える万能プレストパウダーです。
ディオール ディオールスキン フォーエヴァー クッション パウダー
こちらは粉末タイプのフェイスパウダー。パッケージのデザインも素敵ですよね!質感はふわっとソフトマット。パフで馴染ませるとマット寄りな肌になりますが、ブラシで少量ずつ馴染ませていくとソフトなツヤ肌に仕上がります。
クッションタイプになっているので、パウダーがドバッと出てくることなく量の調節がしやすいです。粉飛びも気にならないので、使いやすさもポイント。ラメが入ったカラーもあるので、好みに合わせて選んでみてくださいね。
アディクション パーフェクトラウンドブラシ
筆者がフェイスパウダーを馴染ませる際に使用しているブラシです。プレストパウダーも、ルースパウダーもこちらを使用しています。
大きくボリュームのあるブラシですが、先端が細くなっているので小鼻や目の下キワにも馴染ませやすいのが特徴です。
筆者のブラシは長く使用しているので横にボリュームが出てきていますが、とても肌あたりがよくブラシも柔らかすぎずコシがあるので、ムラなく均一にフェイスパウダーを馴染ませることができます。
軽さのあるツヤ仕上げでヘルシー肌を手に入れる!
筆者のお気に入りは「プレストパウダーをブラシ付け」。気分で粉末のフェイスパウダーを使うこともありますが、ヘルシーなツヤ肌はこの組み合わせが一番作りやすいと感じています。
ぜひこの記事を参考に、フェイスパウダーを使ったヘルシーなツヤ肌づくりで春夏のメイクを楽しんでくださいね!
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百貨店にて美容部員の仕事をする傍ら、美容専門学校にてメイク講師の仕事を兼任中。コスメコンシェルジュインストラクターの資格を取得し、その知識を活かして美容ライター・ブロガーとしても活動。コスメの先生として、日々たくさんの化粧品アイテムを研究中!