スキンケアをしても夕方にくすみやすい方必見!正しい「くすみ」対策とは?
スキンケアをしているときや、夕方にふと鏡を見たとき「前より、お肌のトーンが暗くなったかも……」と感じたことはありませんか?
ファンデーションで隠しても白浮きしてしまい、お顔全体が暗く見えたら「くすみ肌」が原因かもしれません。くすみ肌は疲れていたり老け顔に見えたりするので、不健康な印象を与えてしまうこともあります。
- 2021-12-09
- 菜月
30代に入り、慌ててくすみに効果的といわれる化粧品を買い揃えた方も多いのではないでしょうか。もちろんくすみ対策効果の高いアイテムを使用することも大切ですが、くすみの原因を理解したうえで対策をすることも必要です。
まずは、くすみ肌の原因についておさらいし、対策方法を考えていきましょう。
くすみ肌の原因とは?
顔色が悪く見えてしまう「肌のくすみ」は、主に3つの原因によるものです。
- 誤ったスキンケアによるくすみ
- 血行不良によるくすみ
- 乾燥によるくすみ
くすみの原因を知ることで、正しいケアをすることができます。こちらのポイントを押さえながら、カンタンに自宅でできるセルフケアをご紹介します。
朝は油分少なめのスキンケアをする
朝と夜は同じスキンケアをしていませんか?乾燥もくすみに繋がるので、朝もスキンケアをして保湿をすることが必要です。しかし、朝から保湿クリームをつけるなど油分の多いスキンケアをしてしまうと、日中に酸化してくすみの原因となってしまいます。
くすみにお悩みの方は、朝のスキンケアは油分ではなく水分で保湿をしましょう。
朝は、洗顔・化粧水・シートマスク・乳液までの水分で保湿ができるような軽めのスキンケアを行い、夜は美容液・クリーム・パックなどを使用し、油分でお肌を整えます。
日中は水分でお肌の潤いを維持できるよう、夜のスキンケアでは栄養と油分の補給をしっかり行い、お肌の土台づくりを意識してみてください。
日中は化粧水で保湿をする
日中は外気やエアコンの影響で乾燥しやすくなります。乾燥が進むと角質が硬くなり、肌の透明感が失われてしまうので、乾燥を感じたらお肌の水分補給を行いましょう。
くすみ対策における保湿のポイントは、不要な皮脂や汗をティッシュオフしてから化粧水で保湿をすることです。あぶらとり紙は、お肌に必要な皮脂を取り除いてしまう可能性があるので、ティッシュでお顔全体を軽く押さえます。
なるべく肌表面に皮脂は残さず、水分で潤いを保つようにしましょう。
夜は頭皮と首のマッサージをする
お顔と頭皮は1枚の皮膚で繋がっているので、頭皮のケアも大切です。シャンプーの時には頭皮が動くかチェックしながらツボ押しを行いましょう。
さらに、血行不良もくすみに繋がります。肩や首の血液が滞ることにより顔色が暗い印象になるので、肩や首のコリをほぐすケアがおすすめ。天柱や風池など肩首のコリに効果的なツボを押したり、ストレッチなどでほぐすことを意識してみてください。
頭皮のツボ
- 天柱(てんちゅう):後頭部にあるうなじの生え際部分。外側のへこんだところにあるツボ。
- 風池(ふうち):耳の下とうなじの生え際部分を結んだ中間地点。へこみがあるところ。
クレンジングは、しっかり落とす
クレンジング剤には多くの油分が含まれているため、落としきれていないと酸化し、くすみだけでなく毛穴の黒ずみや乾燥肌の原因にも繋がります。
毛穴の黒ずみが多いと顔全体が暗く見え、乾燥肌になると肌のハリやツヤがなくなり肌の明るさがなくなってしまうので、どちらもお肌のトーンが下がってしまう可能性があります。
そのため「洗うこと」が大切ですので、洗顔をする際は洗顔料をよく泡立て硬めの泡を作ってから洗顔をしましょう。泡が水っぽくなったり消えてしまったりするようであれば、まだクレンジング剤や汚れが肌表面に残っている可能性があるので、チェックしながら洗顔をしていきます。
また、メイクの残留は色素沈着をおこし、老けて見えてしまうこともあります。クレンジングをした後はメイクが落としきれているか鏡で確認してみてください。
1日小まめに水を飲む
保湿は外側からだけでなく、体の中からも潤いを補うため、水分をとるようにしましょう。水を飲むことで老廃物や毒素が排出され、新しい栄養素が補えるので、肌の新陳代謝が促進されるといわれています。
くすみ対策だけでなく、シミやシワにお悩みの方も1日2リットルの水を飲むようにしましょう。
また、一気に水を飲んでしまうと身体全体に行き渡らず尿として排出されてしまうので、小まめな水分摂取を心がけてみてください。
今日からできるくすみ対策を取り入れよう!
今日紹介したくすみ肌対策は、時間やお金をかけなくてもすぐに試すことができます。
いつもよりスキンケアを増やして対策をする前に、もしかしたら日常の工夫によってくすみ対策に繋がることがあるかもしれません。是非、くすみ対策の正しい知識を取り入れて、できるところからはじめてみてください!