美容オイルは素敵なスキンケアライフの味方です

オイルって響きからなんだかベタベタしそう、肌荒れがひどくなっちゃいそう、と不安になってチャレンジができない、という方も多いのではないでしょうか。

確かにアイテム選びや使い方を間違ってしまうといい効果が得られない、という側面はありますが、それは他の美容アイテムも同じ。美容オイルを正しく使えば保湿効果を高め、お肌の乾燥予防や、ハリや弾力を与える、肌悩みの改善など、様々な美容効果が期待できるのです。ではもう少し詳しく効果の理由を見ていきましょう。

美容オイルは肌の表面をおおうだけではありません

お肌の保水に大切なポイントの一つに、角質層にある細胞間脂質がバランスいい状態で機能しているか、ということがあげられます。油分はこの細胞間脂質と相性が良いため、質がよい美容オイルはこの乱れを整え、維持するお手伝いをしてくれるのです。
潤いを得た細胞がきれいに並ぶことで、外的刺激からお肌を守るバリア機能が正常に働き、肌トラブルの回避や、ハリや潤い力アップにつながります。

元々オイリーなので美容オイルを取り入れなくても問題ない、と考えてしまう脂性肌の方もいらっしゃいますが、お肌のオイリーと美容オイルで得られる効果は別物です。
むしろお肌がオイリーなのは乾燥からくる反動の可能性が高いので、美容オイルを取り入れて乾燥を改善することで、正常な状態に近づく効果も期待できます。

スキンケアに取り入れる美容オイルのお勧めポイント

慣れないうちは、純度100％のものを使うのが安心です。
不純物が含まれている場合は、その不純物が与えるマイナスの影響を気にしながら使用することになります。質が悪いものはシミや色素沈着につながることも…

なお純度100％ではなく「100％○○オイル」と表記されている商品もありますが、これはオイル分の由来が「○○」である、ということであって、オイルの純度が100％、ということではありません。意図的に紛らわしい表現にしている商品もありますので、自分で判断できない場合はお店の方に相談してチェックしましょう。

また美容オイルは様々なオイルの商品が出回っていますが、大きく分けると天然由来のものと、鉱物性由来のものが存在します。天然由来のオイルの方が人の皮脂に近く、肌なじみがよいとされています。

アルガンオイル、マカダミアナッツオイルなど、自分に合ったオイルを選ぶのも美容オイルの楽しみ方の一つです。最近は低温圧搾、いわゆるコールドプレスをウリにしている商品もありますので、チェックしてみて下さい。

美容オイルの使い方

化粧水前にブースターとして

洗顔後、化粧水を付ける前に数滴手に取り、手の平で少し温めてからお肌になじませます。洗顔で荒れた角質をオイルで整えることで、水分をより吸収しやすくなり化粧水の浸透がよくなります。

スキンケアの最後に

普段のスキンケアをすべて行った後に1、2滴美容オイルを伸ばすことで、お肌にバリアをはってケアした成分の蒸発を防いでくれます。

他のスキンケア商品と一緒に

単独で使うことに抵抗がある、という人は、他のスキンケアアイテムと一緒に使ってみることから始めてはいかがでしょう。いつものスキンケアアイテムに美容オイルを1、2滴混ぜて手のひらでなじませてから使用してみて下さい。

クレンジング剤として

一歩進んだ使い方として、クレンジングに使用する方法もあります。

通常のクレンジングオイルには合成界面活性剤が配合されているものが多く、純度の高いオリーブオイルなどを使用する方が肌への負担が抑えられます。軽くマッサージを行うとお肌の血行もよくなり、スキンケアも兼ねることもできます。
ただ肌質やお肌の状態によっては美容オイルの成分が合わないこともありますので、きちんとクレンジングできているか、の確認も含めて、少し上級者向けの使い方です。まずは自分に合った美容オイルを探すことから始めましょう。

いかがでしたか？
自分に合った美容オイルを見つけられれば、様々な活用、美容効果が期待できます。1本あるだけでとても重宝しますよ。ぜひ普段のスキンケアに取り入れてみて下さいね。

※筆者の個人的見解です。効果・効能を保証するものではありません。