冬の乾燥ジワは改善の余地あり!エステティシャンおすすめ「乾燥ジワ」予防スキンケア2選
ちゃんとスキンケアしているのになんだか乾燥する、頬やおでこの皮がめくれて肌が粉っぽい、メイクのノリや仕上がりがいまいち、細かな線のシワが増えている気がするなどと感じることはないでしょうか。
今回は冬に感じる乾燥から肌を守り、肌トラブルや乾燥ジワを招かない肌を作りたい人に、エステティシャンおすすめスキンケアをご紹介します。
- 2021-11-14
- 寒川あゆみ
乾燥はあらゆる肌トラブルの元!そのシワは乾燥、たるみどちらが原因?
水分と皮脂量のバランスによって肌調子が左右されますが、特に冬のあいだは乾燥した冷たい空気にさらされることで、肌の水分が奪われやすくなり、乾燥を感じたり、血行が悪くなり肌がくすんだように見えます。
肌が乾燥すると、指先のささくれのように角質が不安定になり、水分が逃げ、紫外線や摩擦などの刺激を受けやすい状態になります。また、肌代謝が乱れてニキビや吹き出物ができやすくなることも。
そうした肌不調の他にも、乾燥状態によって肌がシワっぽく見えるため、日々の保湿ケアが大切です。
年齢とともに気になる肌悩みといえば「シワ」や「たるみ」が多いですが、「シワ」にも2種類あります。
皮膚が薄く乾燥しやすい目元、マスクによる肌荒れが起きやすい口元に、細く短い線が入っている場合は「乾燥によるシワ」です。
笑った時の目尻や、目の下、ほうれい線など、深く長いシワがくっきりと入っている場合は「たるみによるシワ」です。
乾燥によるシワの場合は、保湿ケアを高めるとスキンケアでも改善する余地があるので、これ以上シワを深く、長く定着させないようにしましょう。
年中乾燥肌!カサつき、皮めくれ、みずみずしさのない乾燥肌におすすめ
リッツ リバイバル ジェットオイルマスク
比較的年中乾燥しやすく、冬になるとより肌のカサつき、皮めくれ、粉っぽさが気になるようになり、みずみずしさや潤いの不足した肌になるという方におすすめなのは「リッツ リバイバル ジェットオイルマスク」。
元々が乾燥肌の場合、水分と皮脂量が少なく、冬になるとさらにそれが低下し、スキンケアで補っても一時的にしか保湿されなかったり、持続しないと感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
そこでまず見直したいのは、角質に潤いがなさすぎて角質が硬くなっていないかどうか。
角質が硬く、肌がゴワッとしていると、スポンジのようにしっかり水分を含むことができず、浸透までも時間がかかります。
角質を和らげて肌をなめらかにし、スキンケアの浸透力を高めてくれるのが「オイル」です。
「リッツ リバイバル ジェットオイルマスク」には、肌の潤いやハリを高める美容成分「植物幹細胞由来成分」や「EGF」が配合されていて、カサつきや肌荒れを落ち着かせます。
洗顔後、化粧水で肌を整えたあと、パッケージの外についているカプセルのオイルを押し、中のマスクになじませます。
保湿力が高い天然由来成分のアルガンオイル、アプリコットオイル、ホホバオイル、スクワランオイルを混ぜることで、マスクをつけると同時に角質をほぐしながら、肌に必要な美容成分を届け、しっかり浸透し肌をふっくらみずみずしく整えます。
マスクにはオイル入りの美容液がひたひたに浸透しています。
目と鼻、口を合わせてマスクを肌に貼り、10~15分置きます。
肌にぐんぐん吸い込まれるような浸透力。そして、乾燥肌、敏感肌の人でも安心して使えるなめらかなシート素材なので、つけ心地も良いです。
全体的に乾燥しがちで、細かなシワっぽさが気になる場合は、肌そのものの潤いを高めるのが大切です。
普段はいつものスキンケアで、週に1~2回肌の水分と油分量を底上げするようにオイルマスクを投入すると、肌も安定し、みずみずしくもっちりハリのある肌になります。
一年の中でも冬だけ乾燥を感じる、年齢とともに目元や口元のシワっぽさが目立つようになった人におすすめ
フェヴリナ ファインビジュアル ホワイトリンクルクリーム
他の季節は気にならないのに冬だけ乾燥を感じる、年齢とともに目元や口元のシワっぽさが気になり始めた、広範囲の乾燥というより部分的な乾燥ジワ、ハリのなさ、くすみを予防したい人には「ファインビジュアル ホワイトリンクルクリーム」がおすすめ。
このクリームは保湿成分である海洋深層水に国産米と麹菌、酵母を加えて発酵させた「コメ発酵液」と「ヒアルロン酸」のほか、有効成分である「ナイアシンアミド」が配合されています。
ナイアシンアミドは、目元や口元の保湿力を高めながら、肌の内側からふっくらさせ乾燥ジワを目立ちにくくさせたり、シミの原因となるメラニンを抑制しシミ予防にも効果的な美容成分です。
なめらかなクリームテクスチャーでとても伸びがよく、肌にフィットするのにベタつかない使用感です。
手の甲で塗り比べてみても、肌が潤ってツヤっぽさも出て、肌がふっくらしてキメが整い、細かなシワが目立ちにくくなっています。
洗顔後、化粧水で肌を整え、乳液、クリームを顔全体に塗ったあと、目元や口元などシワやくすみの気になる部分に米粒大ほどの量を指で優しくなじませます。
気になる部分に集中ケアとして有効成分を届け、ハリ感を高めながら深刻化しないよう予防ケアができるので、毎日のケアにも良いです。
乾燥によるシワといっても、肌全体の乾燥、部分的な乾燥によって必要な美容成分やスキンケアの仕方に変化をつけると、より効果を発揮しやすくなります。
この2アイテムは筆者が実際に愛用していて、保湿力の高さ、肌の潤いやハリを感じるアイテムなので、ぜひ参考にしてみて下さい。
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大阪谷町九丁目エステサロンprivate salon Laule'a代表。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業の他、講師、美容家、美容ライターとして多岐に渡り活動中。