入浴タイムの見直しは、大切なスキンケアの一部です
一日の疲れを取ってくれる、至福のひと時のお風呂タイム。女性にとっては美容にも効果的なので、お肌のためを思って様々な入浴法を試している方も多いのではないでしょうか。
でもちょっと待って!何気ない入浴が、逆にお肌に負担をかけているかもしれません。そこでお風呂とお肌の関係の秘密を探ってみました。
- 2016-07-10
- byBirth編集部
入浴の見直しチェックポイント!
体を洗うのは湯船につかる前、後?
湯船に一度浸かることで、体の毛穴が開き、汚れが表面に出てきます。そのため先に一度浸かってから洗う方が、体に負担をかけずに洗うことができるのです。ただしこれは銭湯や温泉など公共の場だけではなく、家庭の中でもマナーの兼ね合いがあります。浸かる前にかけ湯をするなど、他人に迷惑をかけないこともまた大切です。
ちなみに頭から洗うか、体から洗うか、に関していえばシャンプーなどが体に付着することを考えると、頭から洗った方がよりいいでしょう。
ゴシゴシ洗いはNG、顔と同じようにお肌にも優しく
垢すり感覚で普段の体あらいもゴシゴシ洗う方が汚れが落ちそう、という方がいらっしゃいますが、これはお肌にはあまりよくありません。お肌が傷つくだけではなく、刺激によって色素沈着が起きる可能性もあります。
日々の汚れに関しては、手と泡の組み合わせでも十分に落とせます。顔と同じく、体の皮膚もまずは優しく、必要以上の負担をかけることはよくありません。角質ケアなど特別なフォローに関しては、全体で雑に行うのではなく、本当に必要な箇所のみにとどめてしっかりアフターケアとセットで行いましょう。
お湯の温度、時間に気をつける
長くお湯に入っていると体がかゆくなる時がありますよね。
40度を超えるお湯に浸かったり、あまり長時間お湯に浸かり続けると、セラミドなど保湿に大切な役割を果す成分や皮脂が逃げてしまいます。 せっかくの入浴タイムでお肌を痛めてしまわないよう、38度前後、40度を超えない温度設定で、20分を超えない入浴を心がけましょう。
刺激が強い入浴剤は肌とよく相談して
入浴剤の種類はたくさんあり、刺激が強いものは効果があるように感じられるという人もいらっしゃいますが、刺激が強い分、お肌を痛めている可能性もあります。
イオウ入りのものが代表的ですが、敏感肌や肌トラブルを抱えている方は特に注意して、入浴後に肌ダメージを感じるようであれば使用は避けるようにして下さい。
美肌のための!お勧め入浴ポイント
保湿成分配合の入浴剤を使う
しっかりお湯に浸かると、全身くまなく心地よい圧力、浸透圧がかかることでリラックスrできるのですが、入浴剤に保湿成分が配合されているとその浸透圧により肌なじみがよくなります。
特に乾燥肌の方にお勧めですが、セラミドや保湿オイル配合の入浴剤を使って入浴中もお肌に潤いを与えましょう。
少しずつ温度を上げていく入浴法
42度以上のお風呂に浸かると、交感神経が刺激され、代謝がよくなる、という効果があります。最初は36度くらいのぬるま湯から入り、少しずつ温度を上げて42度にします。このまま5分浸かり、上がったらタオルなどで体を冷やさないようにして下さい。代謝を高め、お肌の修復効果があります。
ただし前述のように40度を超える入浴を長時間続けますと保湿成分などの流出が発生しますし、また交感神経があまり刺激され過ぎると、大切な睡眠の妨げになる可能性もあります。こちらはメリットデメリットを理解して、意識して取り入れて下さい。
入浴後はすぐに洗面所か浴室内で保湿する
入浴後のお肌はすごく乾燥していますし、放っておくとどんどん水分が蒸発してしまいます。すぐに柔らかいタオルで拭いてあげることは基本ですが、乾燥したお部屋に移動する時間ももったいない。可能であれば潤った浴室内や、となりの洗面所で最初のスキンケアだけでも行ってしまいましょう。
また外からの保湿が終わったら内からの保湿も忘れずに、コップ一杯のお水や牛乳など、しっかりと水分を摂りましょう。
いかがでしたか?
正しい入浴法はリラックスだけではなく、スキンケアや質の高い睡眠にもつながります。シャワーで済ませてはもったいない。しっかり入浴タイムを見直して、お風呂で潤いたっぷりのツヤツヤお肌をゲットしてくださいね。
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