日焼け止めを塗り直す黄金時間と秋の紫外線対策
秋になると涼しく、気持ちの良い日が続きますね。皆さん、秋の紫外線対策はバッチリですか?
「SPFが高いものを塗っているから大丈夫!」「朝、しっかり塗っているし、室内だから大丈夫!」なんて思っていませんか?
実はこれ肌老化を進行させてしまうNG行為。
今回はこまめな塗り直しで肌老化を防ぐ、塗り直しの黄金時間について解説します。
- 2021-10-05
- yura
日焼け止めを塗り直す黄金時間
日焼け止めは、UV値が高いものを塗っていれば大丈夫!室内にいるから安心。なんて思っていませんか?
実は紫外線は1年を通して、室内に入り込んでくる厄介なもの。メイク直しと同様、日焼け止めにも理想の塗り直す黄金時間があるんです!
今回は、最適な黄金時間と、秋に向けた紫外線対策を紹介します。
2~3時間おきがベスト
日焼け止めは塗った瞬間からその効果を発揮します。しかしどんな万能な日焼け止めでも、汗や皮脂で落ちてしまうのが現実。
UV効果を最大限に持続させるためには2~3時間おき、1日に4~5回の塗り直しがベスト。これが日焼け止めを塗り直す黄金時間と言われています。
午前や午後、メイク直しなどあなたのタイミングに合わせて塗り直し、降り注ぐ日差しから肌を守りましょう!
秋の紫外線量は真夏並み!
紫外線には、紫外線A波(UV-A)と紫外線B波(UV-B)の2種類があります。地上に届く90%以上もの紫外線がこのUV-Aであり、波長が長いのが特徴です。
他にも雲や窓ガラスを突き抜けて私たちの肌に侵入してきます。すると老化を引き起こし、シワやシミ、たるみの原因となってしまうのです。
真夏に比べると、紫外線B波(UV-B)は減少していくものの、紫外線A波(UV-A)は1年間を通して大きな変動はありません。そのため、真夏と変わらない紫外線が降り注いでいることとなります。
1年間を通して、変わらない紫外線対策が必要なのです。
塗り直しにおすすめの日焼け止め
スプレータイプ
2~3時間おきに塗り直しと言っても、メイクを落として塗り直す必要はありません。
メイクの上からしっかりUVケアでOK!メイクの上から塗り直すときは、スプレータイプで一吹き。持ち歩きに便利で、全身にサッと吹きかけられるスプレータイプは重宝します。
吹きかける時は10センチ以上離し、全体に満遍なく、を意識して。指の腹やコットンで優しく肌に馴染ませてあげましょう。
パウダータイプ
汗にも強いパウダータイプのファンデーションも塗り直しに最適です。最近では、UV力もカバー力も万能なファンデーションが多く登場しています。
メイク直しと同時に紫外線対策もできるので、毎日3時間おきに塗り直しなんてできない!なんて方にもおすすめです。
乳液タイプ
サラッとべたつきのない乳液タイプも塗り直しに最適。日中はべたつきやテカリはなるべく抑えたいですよね。
メイクの上からでも、皮脂やテカリを抑えつつUVケアができる乳液タイプは、ナチュラルなベースメイクの方に適しています。肌の保湿も同時に行いたい!そんな方にもおすすめです。
紫外線を浴びてしまった時のアフターケア
鎮静する
火傷と同じように、まずは冷やしてあげること。
コットンに化粧水や水を含ませ、肌にペタペタと貼ってコットンパックを行い、じんわりと熱を持った肌を冷やしてあげましょう。
その後は、いつものお手入れにプラスして、冷蔵庫等で冷やしておいた美白のシートマスクを使用し、鎮静を。
シミを作らせないためには、メラニンの生成を抑えることが大切です。肌の免疫力を高めるビタミンC誘導体配合の化粧水や美容液でスキンケアを行う、サプリで補うなどし、積極的にビタミンCを体内に取り込んで、シミ予防を!
保湿をする
冷やす、鎮静後はしっかりと保湿ケアを。入念に優しくハンドプレスしながら、スキンケアと保湿を行いましょう。
数滴のオイルを保湿クリームと混ぜて使用すると、さらに保湿効果がアップしますよ。
クレイ配合の洗顔料を使う
日焼けによるシミ以外にも、肌が酸化することで起こる黒ずみや毛穴も予防したいもの。そこでおすすめなのが、クレイ成分配合の洗顔料です。
吸着効果の高いクレイ洗顔を使うことで、肌の黒ずみ、毛穴を予防することができます。さらにくすみも払拭してくれるから、血流の滞りもリセット!
美白美容液を活用する
うっかり紫外線を浴びてしまった!シミができてしまった!そんなときは、美白美容液で集中ケア。
メラニンの生成を抑える働きを持つ美白化粧水や、美容液をたっぷりと肌に馴染ませて、紫外線ケア。
日焼け当日は、肌が敏感になっていることもあるので、本格的な美白ケアは、鎮静後3日程度置いてから行ってくださいね。
日焼け止めだけじゃない紫外線対策
サングラス
日焼け止め以外にも、肌を守る紫外線対策をご紹介します。
目から紫外線を浴びると、脳は紫外線を浴びていると錯覚してしまい、メラニン色素を分泌。肌にまで日焼けを引き起こしてしまうんだとか。
UVカットサングラスは、目からの紫外線を防止する最適なアイテムです。サングラスを選ぶ際には、紫外線カット率99%以上、紫外線透過率1%以下、UV400の数値をクリアしている物を選びましょう。
車の運転時、アウトドアだけでなく、日常使いもできるデザインのものを一点、鞄に忍ばせておくと良いですね。
帽子
帽子は、頭、頭皮、顔、耳、首元など幅広く紫外線から私たちを守ってくれる効果があります。さらに熱中症対策にも効果的。
意外にも帽子の色で紫外線防止率は変わるって知っていましたか?1番防止できるカラーは黒で、その次に赤や青などの濃い色。白などの薄い色は紫外線防止率は低いと言われています。
そのため紫外線をカットしたい方は、黒の帽子をチョイスしてみると、効率的にUVケアを行うことができます。
日焼け知らずの美肌を目指そう
これからの季節、つい忘れてしまいがちな紫外線対策。しかし1年中、紫外線は降り注いでいることを忘れないで。
黄金時間に合わせた日焼け止めの塗り直し、紫外線対策で1年中紫外線に負けない美肌を目指しましょう!