薄づき＆赤みや毛穴カバーをしたい派には「マキアージュ ドラマティック カバージェリー BB」

一つ目は、スキンケア直後のようなつやと透明感が続き、マスクにつきにくい「マキアージュ ドラマティック カバージェリー BB」。

うるおいをたっぷり含んだ、ぷにぷにしたジェリーのようなテクスチャーが特徴。

肌をカバーしながら、つやと透明感のある肌を演出する美肌ジェリーコート処方になっています。

スーッとすべらせるように広げると、薄く広がり、ぴったり肌にフィットするつけ心地です。

カバーフィルターパウダーが配合されていることから、マスクにつきにくい仕上がりになっています。

ファンデーションというよりも色付き美容液なので、洗顔料で簡単にオフでき、オールシーズン使えるようにSPF50・PA+++と日常生活をおくる上での紫外線対策もばっちりです。

筆者は「ライトベージュ」（明るめ～やや明るめ）を使用していますが、「ミディアムベージュ」（やや明るめ～中間的な明るさ）もあります。

半顔に塗ってみたところ、少量でも伸びが良く、薄づきのため付け心地はとても軽く、ファンデーションを塗ったような厚塗り感はありません。

全体にある肌の赤み、毛穴、ニキビ跡もしっかりカバーされ、とにかくキメの乱れを瞬時にカバーしてくれるので肌がキレイに見えます。

塗った直後は透明感やツヤっぽさというより少しマットに近い仕上がりですが、しばらくして肌になじむとより透明感とツヤっぽさがでる印象です。

仕上がりはペタペタする感じも少なく、何も塗っていないような薄さで、上からフェイスパウダーをつけなくても良いほど。ですが、日中の汗や涙などによって崩れやすい目元などは、フェイスパウダーでおさえると良いかも。

乾燥しやすくうるおいやツヤ感が続かない肌質の方や、つけ心地が軽いアイテムをお探しの方、色ムラや赤み、毛穴をカバーしたい方におすすめです。

カバー力◎一本なのに手抜きに見せない「パルガントン CICAリカバートーンアップクリーム」

二つ目は、肌荒れスキンケアとしても人気なCICA成分（ツボクサエキス）が配合されている「パルガントン CICAリカバートーンアップクリーム」。

このベースメイクは、グリーンからベージュにカラーチェンジするのが特徴で、赤みや色ムラ、毛穴を瞬時にカバーしながらトーンアップします。

グリーンマイクロカプセル処方になっているため、手に取った時は淡いグリーンです。

肌になじませると、瞬時にベージュカラーに変化します。

ツボクサエキスをはじめ8種類の美肌成分が配合されていて、SPF50+・PA+++なのでしっかり紫外線対策しつつ、肌のことを考えたフリー処方（アルコール、パラベン、鉱物油、合成香料、合成着色料）です。

半顔に塗ってみたところ、少量でも伸びが良く、瞬時に赤み、ニキビ跡の色味をおさえつつ、毛穴をカバーしながら全体的に肌が明るくトーンアップします。

まるでファンデーションを塗ってる？コンシーラーも塗って仕込んでる？というくらいの仕上がり。

リキッドやクリームファンデーションほどではないですが、少し油分っぽさがあるため、肌になじませたあとにツヤっぽく仕上がる印象です。

仕上がりはベタッとするほどではないですが、しっとり感があるため、崩れ予防としてフェイスパウダーで軽くおさえるとヨレにくいです。

あれこれベースメイクを厚塗りしたくないけど、しっかりカバー、トーンアップも叶え、手抜きメイクに見えないようにしたい人におすすめです。

半顔ずつでそれぞれ比較してみた仕上がりの印象は、「マキアージュ ドラマティック カバージェリー BB」の方がナチュラルな仕上がり、「パルガントン CICAリカバートーンアップクリーム」の方がばっちりメイクをしたような仕上がりです。

ベースメイクをする前と見比べてみたところ、どちらも赤み、ニキビ跡、毛穴、くすみに対するカバー力は高く、肌のキメが整って見えるので、日焼け止め入り化粧下地、コンシーラー、ファンデーションとたくさん塗り重ねなくても一本で十分な仕上がりです。

筆者が実際に使用していて感じるのは、うるおいと透明感のあるナチュラルな仕上がりを求めるなら「マキアージュ」、ツヤっぽく、韓国肌のような仕上がりを求めるなら「パルガントン」が良いと思います。

マスク生活でのベースメイクに悩んでいる、厚塗りしたくないけど肌がきれいに見えるベースメイクを探しているという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。