シミができたらどう対処する?シミの原因とタイプ別のお手入れ方法をチェック!

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シミができたらどう対処する?シミの原因とタイプ別のお手入れ方法をチェック!

お肌の悩みとなりやすいシミ、実は1種類だけではないことを知っていますか?
シミのタイプは大きく分けて4種類存在しています。各シミのタイプの色や形といった特徴や、シミが出来てしまう原因、あらかじめやっておきたい予防法などを詳しくご紹介します。

シミが目立ち始めたらどう対処する?

シミが目立ち始めたらどう対処する?
出典:byBirth

お肌の悩みとなりやすいシミ、実は1種類だけではないことを知っていますか?シミのタイプは大きく分けて4種類存在しており、各タイプでお手入れ方法がやや異なります。

シミにはとりあえず美白化粧品、といったイメージがありますが、シミの種類によっては効果が表れにくい場合があります。

年齢を重ねてお顔のシミが気になり始めた時は、まずシミの種類を把握し、お手入れ方法をチェックしましょう。

シミには4種類ある!各タイプの特徴と原因は何?

シミの有無は、お顔の印象を大きく左右し、シミによって実年齢より上に見せてしまう可能性があります。シミが出来てしまったときの各タイプの特徴や対処法をチェックし、普段からUVケア対策でシミ予防をしておきましょう。

老人性色素斑

一般的に最も多くイメージされるタイプのシミです。紫外線を浴び続けたことや、メラニンが蓄積することが原因となってできます。

特徴としては、数ミリから数十ミリ程度のバラバラのサイズで、丸い色素斑です。紫外線を浴びやすいお顔の「頬骨付近」、身体では「腕」や「手の甲」などにできやすいと言われています。

早い人では20代30代から気になり始め、年齢を重ねるごとに少しずつ濃くなっていきます。定着してしまった濃いシミは改善が難しいため、季節に関わらず日ごろから、紫外線対策をきっちりと心掛けることが大切です。

初期で薄く目立たない程度のものであれば、美白化粧品でケアしていきましょう。ただ、定着してしまったシミを美白化粧品で解消するのは難しく、あくまで美白コスメは予防として効果的に使うものです。

雀卵斑 (じゃくらんはん)・そばかす

一般的にそばかすと呼ばれる雀卵斑は、遺伝が原因となって発生します。幼児期からできはじめていたことが特徴で、紫外線の影響で強くなることがあります。

特徴として薄茶色の2ミリから3ミリの、小さな斑点が「鼻周り」にたくさんあるような状態です。雀卵斑は白人に多く、日本人では肌の色が白めな人にできやすいと言われています。

雀卵斑は紫外線にあたることによって、濃くなってしまうことあるため、UVケアアイテムで紫外線をできるだけ予防することが大切です。

炎症後色素沈着

炎症後色素沈着とはその名の通り、ニキビ跡、かぶれ、湿疹、虫刺され、傷等、肌の炎症が原因となり、炎症が治ったときに現れるタイプのシミです。

特徴として、赤みがあったり、黒系であったりさまざまで、他のシミよりも目立ちやすい傾向があります。気になって触ってしまったりすると、それが刺激となってしまうため、洗顔の際にはできるだけ肌をこすりすぎないよう、優しく包むようにケアしましょう。

炎症後にはできるだけ紫外線対策を行うようにしましょう。また、お肌のターンオーバーが正常に行われるよう、保湿、睡眠、食生活、適度な運動なども心掛けていく必要があります。

肝斑(かんぱん)

肝斑は主に女性ホルモンの乱れが原因となって発生すると言われています。特に40歳以降の更年期の女性に起こりやすいです。

特徴として、薄茶色の大きなシミが、「頬骨周辺」に左右非対称でぼんやりと広がっていることが挙げられます。

もしかしたら肝斑かも、と思った時はUVケアでできるだけ紫外線を防ぐことを心掛けましょう。また、洗顔時はこすりすぎないように、できるだけ優しくしましょう。

肝斑は内服薬のトラネキサム酸が効果的であると言われています。肝斑かもしれない、と悩んだときは、自己判断せずに皮膚科へ相談に行きましょう。

ターンオーバーを正常化するには?

ターンオーバーを正常化するには?
出典:byBirth

できてしまったシミを改善するためには、上でご紹介した方法の他、ターンオーバーを正常化させることも大切です。ターンオーバーとは表皮の生まれ変わりを指し、理想は28日間と言われています。

ターンオーバーは早すぎても遅すぎても問題があるのですが、加齢と共にだんだん遅くなっていきます。20歳では28日前後であったターンオーバーが、30歳では約40日、40歳では約50日前後など、年齢を重ねるごとにどんどん遅くなってしまいます。

しかし、ターンオーバーの乱れの原因は加齢だけではありません。健康的なお肌を保つため、遅くなってしまったターンオーバーを促進するためのポイントをご紹介します。

良質な睡眠

眠り始めの3時間は、成長ホルモンの分泌が活発となり生まれ変わる時間です。睡眠不足になるとターンオーバーが遅れ、肌荒れやシミ、くすみといった肌トラブルの元になります。

バランスのとれた食事

美白や保湿、エイジングケア効果があるビタミンC、お肌を正常に保つビタミンA、身体のベースを整えるたんぱく質と、特に3つの栄養素をバランスよく摂取するよう心がけましょう。

適度な運動

ウォーキング、ランニング、水泳といった有酸素運動で血液の循環を促しましょう。ただし無理して行うと逆効果になってしまうので、自分のできる範囲で生活に取り入れるのがおすすめです。

日頃からUVケアを心掛け、シミを予防しましょう

シミが出来てから後悔する前に、日頃から紫外線対策は欠かさないようにするのが良いですね。美白化粧品はあくまで予防として利用すると効果的です。

シミができたらどう対処する?シミの原因とタイプ別のお手入れ方法をチェック!

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SATO

SATO

韓国系webメディアにてコスメやスキンケアなど、主に美容の情報を発信するライターとして活動していました。メイクアップは毎日のように行うものだからこそ、お肌に優しいコスメの情報や、お肌を労わるスキンケア情報を発信したいと考えています。フェイスマスクを集めることが大好きです。