“カラーバター”って何?ダメージ髪におすすめのセルフカラーアイテム
ヘアカラーを楽しんでいると、髪が傷みやすかったり、コストがかかりすぎてしまったりといった悩みが尽きませんよね。
そんなときにおすすめなのが、カラーバター。自然なヘアカラーから、トレンドのニュアンスカラーまで楽しめるカラーバターの魅力をご紹介します。
- 2021-06-26
- イガラシ
ヘアカラーにヘアマニキュア、ヘアカラーワックスなど…髪色を楽しむためのカラー剤には、いろいろな種類がありますね。でも、カラーを楽しんでいると、ブリーチで髪を傷めてしまいやすくなったり、毎回サロンに通ってコストがかかりすぎてしまったりといった悩みは尽きないかと思います。
そんなときにおすすめなのが、“カラーバター”というアイテム。手軽にセルフカラーを楽しめて、髪を労わりながら髪色をチェンジすることができるのです。
自然なヘアカラーからパーツカラー、トレンドのニュアンスカラーまで楽しめるセルフカラーアイテム、“カラーバター”の魅力をご紹介します。
セルフカラーアイテム“カラーバター”とは
“カラーバター”は、「バター」とついているからといって、あのパンに塗るバターとはもちろん別物です。こってりとしたバターのような質感のカラー剤で、髪をケアしながらカラーリングできる画期的なアイテムなんです。
髪に優しくセルフカラーが楽しめるアイテム
カラーバターは、トリートメント剤にカラーが入っているアイテムです。トリートメント成分が90%を占める製品もあるほどで、髪をケアしながら染めることができるのが最大の特徴です。
高いトリートメント効果があるため、ハイダメージ毛にも使うことができ、カラー後の手触りはカラー前よりサラサラでツヤもアップします。
また、一般的なカラー剤よりも扱いやすいのもカラーバターの大きな特徴。一般的なカラー剤は専用のブラシなどを使って髪に塗布する必要があり、手や肌についてしまったらなかなかとれないものです。カラーバターは肌についてもとれやすいものが多く、手袋をすれば専用のブラシなどを用意しなくても、一般的なトリートメントを髪に塗るようにして使うことができるので、セルフカラー初心者さんでも簡単に髪色をチェンジすることができますよ。
カラーが抜けかけた髪のホームケアにもおすすめ!
トリートメントを塗るように手軽にヘアカラーをチェンジできるカラーバターは、カラーが抜けかけているときの髪のホームケアにもおすすめです。
「髪色が抜けてきちゃったけど、忙しくてまだサロンに行けない!」というときなどに、トリートメント代わりとして普段のヘアケアにカラーバターをプラスすれば、髪色の退色を目立たなくすることができます。
カラーバターは徐々に色が濃くなっていくタイプのヘアカラー剤ではなく、一度のカラーでしっかり発色します。さらに、自分の好きなカラーを混ぜて好きな色味を作ることもできます。それまでの髪色により近い色にすることもできるので、自宅でヘアサロンに行ったみたいなヘアカラーを楽しむことができますよ。
カラーバターの使い方って?
カラーバターなら、それまでセルフカラーが苦手だったという方でも、簡単にセルフカラーデビューすることができます。
カラーバターの使い方や、ナチュラルに個性を出せるニュアンスカラーの作り方などをご紹介します。
カラーバターを使うときに必要なものは?
カラーバターを使う前に、まず必要なものをそろえるようにしましょう。
必ず用意した方が良いのは、手に色が付着しないようにするためのビニール手袋です。そのほかには、ワセリン、汚れてもいいタオルは最低限用意するようにしましょう。ワセリンは、おでこなどに色が付着してしまったときに、洗い流しやすいように塗っておくためです。
汚れてもいいヘアキャップを用意しておけば、より色が髪に入りやすく、トリートメント効果もアップします。さらに、水洗いできるブラシやコームがあると、カラーバターを髪によりムラなく行き渡らせることができます。
普段使っているトリートメントも用意しておきましょう。用意したカラーバターが思っていたより色が濃かった場合などに、混ぜることで色を薄めることができます。
カラーバターの基本の使い方
カラーバターを塗る前に、髪に整髪料などがついている場合は、一度シャンプーをして落としましょう。乾いた髪でもカラーはできますが、シャンプー後の濡れた髪の方がカラーバターが伸びやすくなり、ムラがなくなります。
髪を濡らしたら、水滴が垂れないくらいにしっかりタオルドライし、手袋をしてカラーバターを塗っていきます。カラーバターは頭皮についても荒れず、色がついても流せば落とせるので、根元までしっかり塗るようにしましょう。
髪全体にムラなく塗ったら、そのまま15分~20分ほど待ちましょう。こうすることで、色素を髪に沈着させて色持ちを良くすることができます。
15分~20分ほど経ったら、表面についた余分なカラーバターを洗い流しましょう。もみ洗いするようなイメージですすいでいきます。カラーバターはトリートメントと同じなので、このときトリートメントやシャンプーなどはしなくてOKです。
トレンドのニュアンスカラーも可能
ニュアンスカラーとは、はっきりとしたブラウンでも、ブラックでも、グレーでもない絶妙な陰影のあるカラーのこと。透明感があり、垢抜けた印象に見せることができるのが人気の秘密です。
カラーバターは絵の具のように色を混ぜて、自分の好きなヘアカラーを作ることができるのも魅力。トレンドのニュアンスカラーをつくることもできます。
たとえば、アッシュ系のグレージュの場合は、グレーと一般的なトリートメントを1:2で混ぜて透明感を出すのがおすすめ。シルバーのニュアンスカラーなら、シルバーをベースにしつつ、ブルーやパープルを少しずつ混ぜると、繊細な仕上がりになります。
ピンクなどのビビッドなカラーでも、アッシュとクリアクリームを少し多めに混ぜることで、落ち着いた大人カラーに仕上げることができますよ。
カラーバターでケアしながら好きな髪色に
カラーバターを使えば、髪をケアしながら理想的な色に仕上げることができます。セルフカラーは、いろいろと用意しなければいけないものもたくさんあって面倒…と思ってしまう方も多いかもしれませんが、カラーバターならセルフカラーが苦手だという方でも、手軽にセルフカラーを楽しむことができます。
カラーバターを使って、 髪に優しくおしゃれな髪色を手に入れませんか?
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