アロマ好き必見!知ってるとワクワクする『精油』7つの香りの分類を徹底解説
植物から抽出された100%天然の芳香成分である“精油”。種類が沢山ありすぎて、楽しみ方がよく分からないという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、7つに分類した精油それぞれの「香りの特徴」や、精油をブレンドする上での「相性」、生活の中での効果的な「取り入れ方」などを解説していきます。
- 2021-06-20
- NTM
精油の種類は大きく分けて7種類!
1. 柑橘系
柑橘系のフルーツの果肉や果皮の、みずみずしく酸味のあるフレッシュな香りが特徴のグループ。性別を問わずアロマ初心者の方にも人気で、ホッとしたい時や気分転換したい時にも効果的です。
2. フローラル系
甘く華やかな花の香りが特徴のグループ。幸福感をもたらし、心身の緊張をほぐしてくれる効果があります。
3. 樹木系
清々しく深みのある、穏やかな森林を想わせる香りが特徴のグループ。リフレッシュ&リラックス効果に優れています。
4. スパイス系
キリッと身が引き締まるような力強さのある、スパイシーな香りが特徴のグループ。他の精油とブレンドすることで、香りを印象的にまとめてくれる効果があります。
5. 樹脂系
時には甘くもスモーキーにも感じる、“お香”のような落ち着いた香りが特徴のグループ。不安な気持ちを和らげ、心を癒す効果に優れています。
6. オリエンタル系
異国を想わせるような、エキゾチックで魅惑的な香りが特徴のグループ。神秘的でスピリチュアルな香りが多いため、瞑想やヨガをする際にもおすすめです。
7. ハーブ系
スーッと吹き抜けるような清涼感が特徴的な、“薬草”を連想させる香りのグループ。心身のバランスを整えたいときに効果的です。
「ブレンド」すると相性が良い精油の組み合わせとは?
精油は1種類でも香りを楽しむことができますが、他の精油とブレンドすることで、さらに香りに個性が出て楽しさが増します。
香りのグループが同じ精油を複数ブレンドすると失敗することはありませんが、他にもブレンドする上で相性が良い精油の組み合わせがありますので、下記を参考にぜひ皆さんも自分だけのオリジナルブレンドを見つけてみてください。
「柑橘系」と相性が良い精油
カモミール・ジャスミン・ゼラニウム・ネロリ・ラベンダー・ローズなどの「フローラル系」。
クラリセージ・ペパーミント・マジョラム・レモングラス・ローズマリーなどの「ハーブ系」。
「フローラル系」と相性が良い精油
オレンジスィート・グレープフルーツ・ベルガモット・ユズ・レモンなどの「柑橘系」。
イランイラン・パチュリ・ベチパーなどの「オリエンタル系」。
「オリエンタル系」と相性が良い精油
ラベンダー・キンモクセイ・ミモザなどの「フローラル系」。
フランキンセンス・ベンゾイン・ミルラなどの「樹脂系」。
「樹脂系」と相性が良い精油
マグノリア・サンダルウッド・パルマローザなどの「オリエンタル系」。
クローブ・シナモン・ジンジャー・ブラックペッパーなどの「スパイス系」。
「スパイス系」と相性が良い精油
オポポナックス・ガルバナム・シストローズなどの「樹脂系」。
サイプレス・シダーウッド・ユーカリなどの「樹木系」。
「樹木系」と相性が良い精油
バニラ・ローレル・アニスシード・クミンなどの「スパイス系」。
ハッカ・キャロットシード・バジルなどの「ハーブ系」。
「ハーブ系」と相性が良い精油
ジュニパー・ティートリー・スギ・オークモスなどの「樹木系」。
メリッサ・ライム・カボス・マンダリンなどの「柑橘系」。
「精油」の楽しい取り入れ方はこちら
湯船に入れて「アロマバス」を満喫!
お好みの精油1~5滴を、“天然塩”もしくは“植物オイル”と混ぜてから湯船に入れることで、自宅でも簡単にスパ気分を味わうことができます。
眠りの質を高めたいときには「カモミール・イランイラン・ジャスミン」、PMSや更年期のイライラを鎮めたいときには「ゼラニウム・ネロリ・ローズ」、むくみや肩凝りを改善したいときには「ローズマリー」がおすすめです。
※ 柑橘系、スパイス系、ペパーミント、ユーカリ、レモングラスなどは肌への刺激が強いため、使用を避けるのが○。
お好みの精油で「アロマスプレー」を手作り!
(※ 全体量50mlボトルの場合)
- 精製水またはフローラルウォーター 40ml
- 無水エタノール 5ml
- お好みの精油 10~15滴
上記の材料を空のボトルに入れて混ぜ合わせることで、手軽にオリジナルのアロマスプレーを作ることができます。
お手洗いやリビング用の「消臭スプレー」としてはもちろん、レモングラスやユーカリの精油を使うことで「虫除けスプレー」としても大活躍しますので、是非お試しください。
精油を染み込ませた「アロマシール」でマスク生活を快適に!
精油を染み込ませたアロマオイル用のシールをマスクの外側に貼り付けることで、呼吸するたびに精油の香りを楽しむことができます。
“マスク生活”が憂鬱になってしまうこれからの暑い季節でも、これなら快適に過ごせること間違いなしです。中でも、ティートリー、ラベンダー、ペパーミント、ライムなどの精油を選ぶのが○。
精油をオイルで希釈した「トリートメントオイル」で肌磨き!
精油は肌に直接つけることはできませんが、植物の果実や種子から抽出された「植物オイル」で希釈することで、トリートメントオイルとして肌のお手入れに使うことができます。100%天然の香りによるリラックス効果も絶大なので、使うたびに肌も心も生き生きします!
おすすめの植物オイルはこちら
- ホホバオイル
- スウィートアーモンドオイル
- スクワラン
精油の中でも美肌効果に優れたネロリ、カモミール、ローズ、フランキンセンスがおすすめです。(ベルガモットやレモンなどは光毒性があるため使用NG)
最後に
精油の正しい「保管方法」や「使用期限」とは?
使用期限
精油には保存料などが一切含まれていないため、開封後は酸化してしまいます。「柑橘系」の精油は開封後3ヶ月以内、「その他」の精油は開封6ヶ月以内を目安に使い切るようにしましょう。
保管方法
直射日光、高温多湿な場所を避けて「冷暗所」で保管してください。