うっかり日焼けしてしまった!手遅れになる前のアフターケア
日焼け止めの塗り忘れや、長時間日差しの強いところにいたときにやってしまうのが“うっかり日焼け”。これから夏を迎える前に知っておくことで安心できるアフターケアをご紹介します。
放置してしまうとシミを作りやすくし、肌荒れを起こしてしまう原因にもなります。その日にしっかりケアをして、早いうちに少しでも肌を落ち着かせてあげましょう。
- 2021-05-14
- rena
日焼けすると肌はどうなるの?
日焼け対策をしないまま、長時間強い日差しを浴びてしまうと、肌は軽いやけど状態になってしまいます。紫外線を浴びることでメラニンが生成されてしまい、のちにシミとして肌の表面に出てきてしまいます。
また、体もですが肌も脱水症状の状態となります。乾燥し、皮剥けや吹き出物といった肌荒れへとつながっていきます。
紫外線A波(UVA)、紫外線B波(UVB)の違いって?
そもそも、肌の老化の80%が紫外線によるもの。紫外線を浴びることでコラーゲンが分解されてしまいます。コラーゲン量が少なくなってしまうと、シワやたるみといった肌の老化現象を引き起こしやすくしてしまいます。
では、よく耳にする紫外線A波、紫外線B波の違いとはなんでしょうか?
紫外線A波(UVA)とは、全紫外線の約95%を占めるといわれています。窓ガラスも通り抜けてしまい、肌の真皮層までダメージを与えます。これにより、コラーゲンやヒアルロン酸量を低下させることになるので、シワ、たるみといった老化現象を引き起こしやすくさせます。
気を付けなくてはならないのが、赤みや炎症が出にくく、特にうっかり日焼けをしやすいということです。
紫外線B波(UVB)とは、残りの約5%を占め、肌の真皮層まで届くことはなく、肌表面で吸収されます。しかし、強いダメージを与え軽いやけど状態になってしまったり、色素沈着を引き起こしてしまいます。日差しの強い海やリゾート地で紫外線B波は受けやすくなります。
気づいたときには遅い?アフターケアはどうしたらいい?
朝、外出したときは日差しは出ていなかったのに、お昼になるにつれて日差しが強くなってきた。顔に日焼け止めは塗ったが、首に塗り忘れてしまい、日に焼けてしまったなど、このような経験をされている方も多いですよね。
「まぁ、いいや」と思い放置して皮が剥けたり、痛い思いをした方もいらっしゃいますよね。ここでは、手遅れになる前に気づいたら試してほしいアフターケアをご紹介します。
クールダウンさせる
まずは、日に焼けてしまったところをクールダウンさせてあげましょう。例えば、顔ならパックをして火照りを抑えましょう。
あとは、保冷材や冷たい水に濡らしたタオルで抑えてあげるなど、肌は炎症している状態にあるので、それを落ち着かせてあげるためにも、とにかく冷やすということが大事です。
保湿に手を抜かない
紫外線にさらされた肌は脱水症状となり、非常に敏感な状態になっています。クールダウンさせた後は、乾燥や肌荒れを引き起こす前に保湿には手を抜かないということを忘れないようにしましょう。
化粧水をたっぷり含んだコットンでコットンパックをして、いつもより多めのクリームを肌にのせてあげます。しっかり保湿ケアをすることで、紫外線による皮剥けや色素沈着を抑えてくれます。また、美白効果のあるスキンケアを使うことで、より効果が期待されます。
ビタミンを摂ろう
特に、ビタミンCを摂取することで、紫外線を浴びることで発生する活性酸素を抑えてくれます。ただし、レモンやグレープフルーツなどの柑橘類は紫外線の吸収をよくする効能があるため、日焼け後には積極的に摂っていただきたいですが、朝食などこれから日差しを浴びる前に摂取するのはおすすめしません。
あとは、ビタミンE(ナッツ類、緑黄色野菜)はビタミンCと一緒に摂ることでさらに効果が高まります。ビタミンA(レバー、うなぎ)は、疲れた体を元気にし、免疫力を高めてくれます。リコピン(トマト、柿、マンゴー)はメラニン生成を抑えてくれる効果があります。これらは、日焼け後に限らず、普段から予防としても積極的に摂取したいですね。
自分に合った日焼け止めを選ぼう
こちらはアフターケアというより、予防になりますが、二度と日焼けをして辛い思いをしないためにも参考になればと思います。
日焼け止めを選ぶ際に、自分にはどのようなものが合うのかわからないということがありますよね。自分の肌質やライフスタイルに合ったものを選ぶようにしましょう。
例えば、敏感肌の方はまれに刺激を感じるため紫外線吸収剤フリーのものを選び、スポーツをしたり屋外での活動が多い方はSPF、PA値が高く落ちにくいものを選ぶといいですね。
また、夏は特にデイリーケアのものとなるので、テクスチャーも大事ですね。使ってみて使い心地が良く、自分の目的に合ったものを試しましょう。
手遅れだと思ってあきらめないで!
日に焼けてしまったからしょうがないと諦めずに、酷くなる前にしっかりアフターケアをしましょう。できれば、見落としがちな耳の裏や頭皮、足の甲などにも紫外線予防ができるといいですね。フェイシャルやボディに限らず、今は日焼け止め効果のあるヘアスプレーやコンタクト、リップクリームなど様々なアイテムが揃っています。
ケア方法を知っておくだけで、もしもの対処も出来ます。以上を参考に、今年は外出前にいつものアイテムにプラスして夏を楽しみたいですね。
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美容が大好きで自分が綺麗になるのも人を綺麗にさせるのも大好き。 現役時代はお客様がパッと明るくなる表情を見るのが嬉しくて仕事を頑張ってきた。今は違った形で美容をお届けしたい!1児の母でもある。