のっぺり顔を脱出!立体感メイクのポイントを徹底解説
年齢を重ねると、重力に負けてお顔がたるみがち。さらに最近では、長期間のマスク生活によって、表情筋などお顔の筋肉の働きも減少傾向にあります。その結果「最近なんだか顔がのっぺりしてきた気がする……」と悩んだ経験はありませんか?
そこで今回は、平面的なのっぺり顔を脱出して、立体感を取り戻すためのメイクのポイントをご紹介します!
- 2021-04-30
- myu
のっぺり顔脱却のために重要なメイクポイント
お顔がのっぺり見えてしまう理由は、年齢や筋肉の衰えの他に、現在のメイク方法に問題がある可能性も……。たとえば、顔全体に明るいファンデーションを均一に塗りすぎてしまうと、本来の骨格や陰影の箇所もカバーされてしまい、平面的に見えてしまうからです。
他にも、もともとの素肌が色白さんの場合は、ベースメイク以外にも濃いチークを入れると、頬骨周りが悪目立ちしてしまうことも。
ここでは、のっぺり顔を脱却するために押さえておきたいメイクのポイントをご紹介していきます。
素肌よりもワントーン暗めのファンデーションを選ぶ
のっぺり顔を脱却するために重要なメイクのポイント一つ目は、ベースメイクの仕上がり。具体的には、自身の素肌よりも少し暗めのトーンのファンデーションを選ぶことをおすすめします。
ワントーン暗めのファンデーションを選ぶと、ナチュラルな立体感を損なうことなく、お顔の印象を整えられます。
ナチュラルに余白を埋めてくれるオレンジ系のチークを選ぶ
のっぺり顔を脱却するために重要なメイクのポイント二つ目は、チークの色選び。具体的には、日本人にとって肌馴染みのよいオレンジ系のカラーを選ぶことをおすすめします。
お顔の立体感を手に入れるためには、お顔の余白を自然にカバーしてくれる色選びが重要です。肌馴染みの良いオレンジカラーは、頬骨まわりの骨格を損なうことなく、ナチュラルに余白をぼかしてくれるでしょう。
細かなパール入りのチークを選んでおくと、自然なツヤも同時に手に入れられるので、立体的な顔立ちに仕上げられます。
立体感メイクを手に入れる!メイクテクニックを解説
この章では、立体感のある顔立ちに仕上げるためのメイクテクニックを具体的にご紹介していきます。ポイントを押さえて、ナチュラルな骨格美人を演出していきましょう。
ファンデーションの後にクリームチークを仕込む
上の章で説明したように、ファンデーションは素肌よりもワントーン暗めのファンデーションを選びましょう。ファンデーションのタイプは、リキッドタイプのファンデーションがおすすめ。クッションファンデーションはヨレやすく、ツヤ感が強く出過ぎてしまうので、控えておくとよいでしょう。
ファンデーションを塗った後は、頬骨にかけて逆三角形を描くようにクリームチークをのせます。血色感のある落ち着いたオレンジ系のカラーを仕込んでおくと、内側から滲み出るような血色感と陰影を同時に与えてくれます。
骨格演出用の仕込みチークのため、いつもよりもひとまわり広範囲にチークをのせておきましょう。
パウダータイプのシェーディングでメリハリをつける
次に、パウダータイプのシェーディングを使って、お顔にメリハリをつけていきます。このとき、大きめのブラシを使って違和感なく仕上げることが重要です。
最初に仕込んでおいたチークを取り囲むように、お顔の外側を一周・たるみが気になる輪郭や顎下から首にかけて・小鼻のまわりにシェーディングで影をつけていきましょう。
全体的にお顔の余白をカバーすることで、のっぺりとした印象を軽減させることができます。
練りタイプのハイライトで光を集める
最後に、練りタイプのハイライトを使って、お顔にツヤを集めて骨格を際立たせていきましょう。入れるポイントとしては、頬骨の上のひと際高くなっている部分に骨に沿ってハイライトを入れる方法をおすすめします。
さらに、このときハイライトを丸くポイントで入れてあげると、光がピンポイントで集まりやすく、ハリのある肌感を演出することができます。
他にも、鼻頭に丸く入れる・唇の山に沿ってのせる・顎先に丸く入れる・目頭に“く”の字に入れるなど、ハイライトは面で広範囲に入れずにピンポイントで使うとよいでしょう。
仕上げにワントーン暗めのルースパウダーをかぶせる
一番最後の仕上げでは、お顔全体にワントーン暗めのルースパウダーをふんわりかぶせましょう。このとき、パフでのせてしまうとここまでで仕上げてきた陰影が損なわれてしまうので、毛足の長いブラシでさっとパウダーをのせるとよいでしょう。
メリハリのある骨格を取り戻して!のっぺり顔を脱出しよう
最近は韓国コスメや中華美女ブームの影響もあり、白肌が注目されがち。ブームに伴って、韓国コスメのファンデーションは白めの色展開が多く、気付かぬ内に白くてのっぺりとした仕上がりになっていることもあるのではないでしょうか。
なりたいイメージにもよりますが、骨格や陰影を感じるお肌の仕上がりは、ヘルシー美人の雰囲気を演出することができます。
最近お顔がのっぺりしてきたように感じていた方は、この機会にぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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ミーハーな美容系ライター。美容師免許・メイク検定・JNAネイル技能検定を取得。美容部員やアパレル販売・PRを経て、世の中の女性が「今よりもっとキレイにかわいく、“キラキラできる”」サポートができるように、実体験をもとに楽しみながら奮闘中です♡