年齢による変化を感じやすい髪の毛。日頃、髪の毛のためにどんなケアをしていますか?
ここでは、40代で白髪ゼロの筆者が、30代の頃から髪の毛のために続けている習慣をご紹介します。どれも特別なことではなく、短時間でできる小さなことばかりです。しかし、小さな習慣の積み重ねが未来につながると思い、実践しています。
ヘアケア編
まずはシャンプーの手順など、ヘアケア方法をご紹介します。
丁寧にシャンプーをする・手順を紹介
- 髪の毛を洗う前に丁寧なブラッシングをする。髪の毛のもつれをほどき、汚れを落とす。
- ぬるま湯のシャワーで予洗いを1分行う。頭皮の汚れを落とすイメージでしっかり洗う。
- 低刺激のシャンプーを使い、指の腹を使って洗う。
- ぬるま湯のシャワーですすぎ残しがないようにすすぐ。
- トリートメントを髪の毛になじませる。
- ドライヤーを当てるときは根元から乾かす。
30代以降の女性の頭皮は皮脂量が減少傾向にあるため、シャンプーは皮脂を落とし過ぎない低刺激のものがおすすめです。
トリートメントには洗い流す「インバストリートメント」、洗い流さない「アウトバストリートメント」があります。傷んだ髪の毛を補修したいときはインバストリートメントが、髪の毛を整えたいときや、ダメージから守りたいときはアウトバストリートメントが役立ちます。
ドライヤーを当てるときは、毛先から乾かすのではなく、乾きにくい根元から乾かします。乾いた後に髪の毛がまとまりやすくなる他、毛先の乾燥予防にもつながります。
寝るときは髪の毛をゆるく結ぶ
就寝時は枕と髪の毛の摩擦や、髪の毛のもつれを防ぐために、髪の毛をゆるく結んで寝るようにしています。固く結んで髪の毛を引っ張らないようにするのがポイントです。
結び方はいろいろありますが、ロングヘアの筆者は左右の2つに分けてゆるく結ぶのが基本。仰向けの姿勢で寝やすい結び方です。
週に1回ヘアパックをする
週に1度、シャンプーする前にヘアオイルを髪の毛になじませた後、シャンプーで洗い流しています。髪の毛のうねりを落ち着かせてまとまりやすくしたり、ツヤを出したりする効果が期待できます。
アルガンオイルやホホバオイルなど、植物オイル100%のものを使用しています。
髪の毛を紫外線からガードする
外出するときは帽子や日傘で髪の毛を紫外線からガードします。最近は髪の毛の日焼け止めも販売されているので、帽子や日傘と合わせて使うとより高い効果が期待できます。
髪の毛の日焼け止めにはスプレーやトリートメント、クリームなどさまざまなタイプがあります。スプレータイプは髪の毛全体にムラなくつけることができるので、手軽に紫外線対策をしたい方におすすめです。
1日1分の頭皮マッサージをする
頭皮の血行をよくするために、1日1分の頭皮マッサージもしています。頭皮マッサージをすると気分もすっきり!パソコン作業で疲れたときや、お風呂でお湯に浸かっているときなど、好きなタイミングでやっています。
1分でできる頭皮マッサージの方法
- 両手のひらで頭をはさみ、押しながら頭皮を動かしてほぐす。
- 頭頂部に手のひらをあて、押しながら前後左右に動かしてほぐす。
- 人差し指、中指、薬指の腹を使い、髪の毛の生え際から頭頂部に向かってゆっくりほぐしながら引き上げる。
日常生活編
健やかな髪の毛を保つために、健康的な生活習慣も心がけています。
質の高い睡眠
日頃から睡眠不足にならないよう気をつけています。寝る1時間前からスマホやパソコン、テレビを見ないようにして、ブルーライトを避けます。
就寝前は好きな本を読んだり、音楽を聴いたり、腹式呼吸をしたりと、リラックスして過ごすと眠りにつきやすくなります。
栄養バランスの良い食事
髪の毛の健康のためには、食事で内側から栄養を摂ることも大切です。炭水化物・タンパク質・ビタミン・ミネラルをバランスよく摂るようにしています。
特にタンパク質は毎回の食事で必ず摂ります。忙しい朝は、簡単にタンパク質を補給できる卵やしらすなどを常備しておくと便利です。また、前日に翌朝のメニューを決めて野菜をカットしておき、朝は時短料理をしています。
適度な運動
血行をよくするために、頭皮マッサージに加えて適度な運動もしています。もともと冷えが気になる体質のため、ヨガやストレッチ、ウォーキングなどの軽い運動で全身の血流アップに努めています。
運動はストレスの解消にも最適。顔を上げてウォーキングをすると、心も上向きになれます。落ち込んでいるときや、ストレスを感じるときには特におすすめです。
毎日の積み重ねで健やかな髪の毛を保とう
40代の筆者が30代の頃から髪の毛のために実践している習慣をご紹介しました。日常生活編は健康のための習慣でもありますが、体と心にいい生活が髪の毛の健康にもつながると考えています。
年齢とともに、いずれはグレイヘアになっていくはずですが、これからも自分に訪れる変化を受け入れながら、年齢に応じたケアを取り入れていきたいと思います。