あの「M22」が進化した?!約5年前に「反応しない」と言われた薄いシミを“Stellar M22”で撲滅したい!!【30代のリアル美容#64】
以前、【30代のリアル美容#9】にて、「2015年頃に薄いシミを見つけ、M22の予約を取るも反応しないと言われた」と書いた私。あれから6年の時を経て、M22も私のシミも進化!あの頃よりも濃くなり、元々自分の中で気になっていた左頬のシミは、一眼レフでアップ撮影をすると、ばっちり写るようになりました。
そしてそれと同時にこの春、M22にも最新機種「Stellar M22」なるものがデビューしたのだそう。
そうと聞いたらじっとしてはいられない!早速、美容皮膚科アオハルクリニック(六本木けやき坂)を訪問し、気になるパワーアップポイントを伺うとともに、小柳衣吏子院長のカウンセリング・施術を体験してきました。
カウンセリングと小柳先生の美しさに吸い込まれ、「Stellar M22」以外の施術もうっかり自費で受けてきたので、その話は記事後半で……。
- 2021-05-14
- 橘 美波 byBirth編集部
まずはおさらい!「フォトフェイシャル(R)」ってなに?!
M22からStellar M22への進化をお話する前に、まずはフォトフェイシャル(R)についておさらい!この連載を読んでくださっている方は、「知っている」どころか「実際に受けたことがある」方ばかりだとは思っておりますが、一応解説いたします。
フォトフェイシャルを一言でまとめるならば、日本ルミナスの光治療器(IPL)を用いた治療の名称で、20年前にルミナスが日本初の光治療器(IPL)の薬事承認を取得後誕生した歴史の長い治療のこと。
2013年に薬事承認取得をし、彗星のごとく登場した「M22」は、光治療の中でもシミに対する効果が高いと言われており、その効果やダウンタイムの少なさ、治療時間の短さなどの手軽さにより、シミ・そばかす治療を私たちにとって身近な存在にしてくれた、革新的な機器でした。
「フォトフェイシャル(R)」とレーザー治療の違い
レーザー治療は波長が短くメラニン(シミ・そばかす)へピンポイントにアプローチするもの。1回程度で効果を実感できるというメリットがある反面、約2週間ほどかさぶた状態が続き、自然に剥がれるまで肌色のテープで保護する必要があることから、照射箇所が多い場合、ダウンタイムが気になるという問題が。
一方フォトフェイシャル(R)は、シミ、そばかす、くすみ、赤ら顔、毛穴、ハリ、肌質改善…など、顔全体の幅広いエイジングサインへ、波長の長さを変えることでアプローチ可能。5回程度(個人差あり)とやや回数を重ねる必要があるものの、ダウンタイムがほぼなく直後からメイクができるため、エステ感覚で取り入れる人も。
フォトフェイシャル(R)で顔全体の悩みをある程度改善した後、ピンポイントでレーザー治療を行う方も多いそう。
Stellar M22はほぼオーダーメイドの「フォトフェイシャル(R)」?!
1人1人の肌状態に合わせ、より細かくカスタマイズ可能に
Stellar M22はM22にはないより短い波長のフィルターがプラスされ、より薄いシミやスポットのシミの改善などを実感できるマシンへと、パワーアップ。
さらに、施術者が手元で簡単にカスタマイズできる設計のため、その場でお肌の状況を見ながら照射方法を細やかに変更可能に。これまで以上に満足度の高い施術を受けることができるのです。
これは、私の薄いシミへの効果も期待できそう!
※細かなカスタマイズができる反面、施術者の経験や技術で効果実感は変わるため、クリニック選びがより重要となります。
早速体験!あの頃「反応しない」と言われたシミは消えるのか
アオハルクリニックにて小柳衣吏子院長にお肌を見てもらい肌悩みを相談
というわけで、早速新フォトフェイシャル(R) Stellar M22の体験です。訪れたのは、六本木ヒルズ(けやき坂テラス)に位置する「アオハルクリニック」。
肌解析カメラで現在のお肌状態を撮影後、院長の小柳先生に、両頬の薄いシミ、そしてマスクで気になるようになった鼻・頬の毛穴、治りの遅いニキビ跡などを相談すると、小柳院長より、「シミや毛穴の状態は、34歳(取材時の橘の年齢)の平均と比較すると非常に少ない」とお誉めの言葉が!
その上で、
「薄いシミはフォトフェイシャル一発で取れるものではないので、Stellar M22をシミの緩和や鼻周辺のザラつき、エイジング対策として考え、10年後、20年後の肌のために行うのであれば良いと思います。シミメインならQスイッチレーザー、シミ・毛穴・シワなどを総合的にケアするのであればStellar M22ですね」
とのこと。より詳しく伺うと、
「橘さんの場合は、今のお肌状態の維持を目的に、ベーシックなケミカルピーリングとフォトフェイシャルを年2回ほど行うのがおすすめです。本日、一緒にケミカルピーリングと、目立つシミのみにQスイッチレーザーを行いますか?」
との提案が!
そんなことを美しき小柳院長から提案して頂き、断るわけがない!というわけで、急遽追加治療の注意点やダウンタイムなどもご説明頂いた後、施術へ。
ケミカルピーリング → Stellar M22 → 照射レーザー治療の順で施術スタート!
ケミカルピーリング
「ピリピリする」とのことでしたが、肌が鈍感な私は「冷たいな」程度で特に違和感はなし。後に乾燥をした場合は、とにかく保湿をするよう説明を受けました。
Stellar M22〈フォトフェイシャル(R)〉
アオハルクリニックでは、肌悩みに合わせ当てる光を変えて、全顔を2周照射。
「ゴムで弾かれたような痛み」と事前に説明を受けましたが、光のまぶしさに慣れるまで驚くものの、痛みも特になく、『シミも毛穴もハリも、どんどん効いてくれー』とナチュラルハイに。
私のシミの薄さだとかさぶたにならない可能性が高いが、もしなった場合は絶対に自ら取らず、自然に剥がれるまで待つよう注意を受けました。
こちらはターンオーバーに合わせ月1回、シーズンごとに年4など、個々におすすめ頻度が変わるため、先生のアドバイスに従ってください。
Qスイッチレーザー
左頬の比較的目立つ3つと、右頬に1つだけある薄いグレーのシミへ、ピンポイントで照射。これぞ「ゴムで弾かれたような痛み」!ですが、我慢は可能。
かさぶたが1~2週間程度で取れるため、こちらへは軟膏と絆創膏を処方してもらい、今後のケア方法を聞き終了。
施術後はパウダールームでゆっくりスキンケア&UV対策が可能
施術後は、綺麗なパウダールームにて、院内で販売もしている「AOHAL スキンケア」を使用したメイク直しが可能。Stellar M22は一切ダウンタイムがなく、直後から通常通りのメイクもできるため、いつでも気軽に受けることができます。
余談ですが、私はレーザー治療を受けたため、このような絆創膏姿となりました。
薄いシミや毛穴悩みはどうなった?!
Before/2週間後の肌比較
「かさぶたが自然に剥がれるまでの約2週間は、とにかくお肌を極力触らず、UV対策をいつも以上にしっかり行い、スキンケアも押したりこすったりせず、やさしく行うように」と指示を受け、クリニックを後に。お肌はどうなったのでしょうか。
一眼レフでの撮影のため、肉眼では見えないようなアラも見えてなかなかつらいですが、シミや毛穴などの状態を見てください。(※少々赤みがある部分は、Qスイッチレーザーによる炎症後色素沈着というもので、1か月~半年ほどかけて消えるそう)。
忌まわしきシミ・そばかすの存在感が、なんだか薄くなった気はしませんか?
1回でここまでの効果が出るのであれば、小柳院長の教えに従い、年2回ほど継続したい!
美肌のために定期的に行いたいStellar M22!
Stellar M22は、シミ、そばかす、くすみ、赤ら顔、毛穴、ハリ、肌質改善といった総合的な肌ケアを一緒に行え、しかもダウンタイムがないため、どんなライフスタイルの方でも受けやすいはず。
局所的な悩みは私のレーザーのように他の治療と併用し、その他のお悩みを網羅的にケアするのに向いている素晴らしい機器であると感じました。
またアオハルクリニックの小柳院長は、取材であることを越え、個人に合う施術を的確に、時に辛辣に教えて下さるため、非常に信頼できるクリニック。存在自体が美しくすっかりファンになったので、また伺いたいと思います。
取材協力:アオハルクリニック
住所:106-0032 東京都港区六本木6-15-1 六本木ヒルズ けやき坂テラス5F
電話番号:03-5786-1152
※土日はインターフォン502を押してください
※完全予約制
施術メニュー詳細
- Stellar M22〈フォトフェイシャル(R)〉
- ケミカルピーリング
- Qスイッチレーザー
(所要時間:カウンセリング、メイク落とし等込みで2時間程度 ※メイクアップの時間などで前後します)
あの「M22」が進化した?!約5年前に「反応しない」と言われた薄いシミを“Stellar M22”で撲滅したい!!【30代のリアル美容#64】
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橘 美波 byBirth編集部byBirth編集部 マネージャー
1986年生まれ。立ち上げ時よりbyBirth(旧GODMake.)へ携わり、大好きな美容・コスメを仕事に。 30代の働く女性ならではの独自の美容法や、話題の美容情報をリアルな目線で配信。